みすぼらしく見えても、愛する我が家で死にたい

2006-10-02 12:31:14 | Weblog
今、富士見町の関東財務局住宅の明け渡し問題が発生しています。
富士見町は、元々関東軍の通信兵学校があったり、そのための医療施設があったりしていたところだそうで、
東村山市第一中学校は、その兵舎を利用して開校したと聞いています。

その兵舎に、戦後、大陸からの引揚者、住宅を失っていくところの無かった人々がいつも間にか住み着いて、契約に基づいた家賃を払って今日まで暮らしてきました。この人々が、今年12月以後は契約の更新をしないと言い渡され、住宅の老朽化を理由に、追立てを受けているのです。

住宅の住民の皆さんの実態を知るために一軒ずつ訪問し、お話をお聞きしました。
まだ、50代の人もいらっしゃいますが、70代、80代、90代と高齢の方が多く、
どうしたらいいかわからない状態のようでした。

この方々の、置かれた現状、立ち退きを迫られている実態を承知していながら、
この実態調査もせず、
「関東財務局が懇切丁寧にの対応していると聞いている。これは財務局の問題」
と言ってのける東村山市。

9月議会ではこの問題も取り上げ、「今後、立ち退きのために支援をします。」と
答弁をもらいましたが、
具合の悪いお年よりもおられるので早く何とかしなければと、私も焦っています。

住宅を廻りながら、烏瓜も見つけ、サフランの花を見つけて
老朽化し、薄暗く、下水道も接続していない
酷い住宅に見えるこの地も、
長年住んできた人々には、花も植え、快適に暮らすための努力をしてこられた古里なんだろうな~
だから
「ここで死ぬまで居たい」とおっしゃるのだろうな~
と、お気持ちがわかる気がしました。


議会が正せないなら、住民がは法律に認められた権利

2006-10-02 11:56:22 | Weblog
30日の署名スタートの風景です。
市内の皆さん、お近くで声をかけられたら、
ぜひ署名にご協力お願いします。



        

 さて、9月30日は、公民館での署名簿の渡しと同時に、
恩多町、青葉町、久米川町でも署名簿の渡し件説明会を行いました。
予想に反し、40名もの人々が集まり、大変心強く思いました。

中のお一人が、
「こんな大事なことなんで議会が問題にしないんだ?
 予算、決算できちんと質すべきだろう」
と、厳しいご意見を下さいました。

おっしゃるとおりです。
でも、残念ながら、
議会で、これを十分に議論をし、そのあり方を市民と共に見直すべきと
言い続けてきたには
日本共産党東村山市議団であり、また、この4年間の中では希望の空の議員だけでした。

私は、議員になって以来、この問題は注目を続け、住民が本当に納得のいく、
そんなまちづくりをして欲しいと、言い続けてきました。

行政は、当然そうする。いま待ちの皆さんと協議していると、言っていたのです。
ところが、実際には、駅前広場と100mビルだけが整備される計画が、いつの間にか、議会にも知らされず、作り上げられていました。
議会与党の皆さんは相談に預かっていたのでしょうか?

市民の付託を受けた議会が正せないなら、
住民がその法律的に認められた方法で、これを正すしかない。
間に合わないかもしれないが、でも、だからといってこのまま何もしないでいいだろうか

と、説明会に参加した、市民連絡会の清水ゆりさん、関本さんと一緒にお話しました。

自分で、説明しながら、本当にそうだ
ホントに頑張ろう

と改めて思いました。