12月議会が終わりました

2008-12-20 00:01:57 | 政治

今日19日、2008年第4回定例議会が終わりました。

議会最終日の本会議は、
まず、各常任委員会の委員長が報告を行います。 
 常任委員会で審査した議案請願などの審査内容と可否の結果を報告します。

 因みに、今議会での主な委員会報告は
 政策総務委員会で
  ○東村山市組織条例の一部改正(東村山市の部課等の改編)=原案可決
    共産党は、今度の組織改正は経営の目線で福祉や教育予算削減に繋がる
    改編のため反対
  ○東村山市職員の給与の引き下げ(09年1月1日実施)=原案可決
    職員の生活が苦しくなることは事実だが、職員組合との合意なので賛成
  ○職員退職手当支給の今年度退職者の退職金を旧給与に準じる=原案可決
    同上の経緯で賛成

 厚生委員会で
  ○障がい者の福祉・医療・補装具の利用料軽減を求める請願=不採択
    私が、委員長として委員会で不採択となった旨報告。
    しかし、日本共産党としては採択すべき立場なので、自分が行った
    不採択との報告に反対。
 

 生活文教委員会
  ○国民健康保険税値上げ条例=原案可決
    もちろん、日本共産党は反対
  ○白秋山の家を毎年10月から3月の間休館とする=原案可決
    市民の利用に供すべき施設の長期休館は作った意味を成さないので反対
  ○公民館の祝日開館、年末年始の休館日の短縮
    市民にとって利用の条件が広がるので賛成
  ○ふるさと歴史館、八国山たいけんの里を完全週2日休館とする=原案可決
    博物館を週に2日も休館にすることは、市民の学習の機会を減らす。
    八国山たいけんの里を新たに作った意味を成さない。反対

 議員定数適正化調査特別委員会
  ○市議会の定数削減の請願=採択
    経費削減なら、今の議員の報酬や視察などの経費を削るべきとの議論には
    そんな議論必要ないといい続け、行革の名で議員の数を減らす。本末転倒。
    反対

以上が主な委員会の報告。環境建設委員会も議案がありましたが、全部賛成したので割愛しました。

今議会は、本当に疲れました。
と言うのは、障がい者の方々から出されていた
自立支援法による障害のある方々のサービス利用に1割の定率負担がつき、

それでなくても所得が低く、生活が大変なのに、
補装具などの購入にも高額のお金が掛る
トイレ、入浴、食事、人と話すことなど生活の全般に渡って必要な介助を受ければお金がいる

障がいの無い人と同じことをするためのサービスが有料なのはおかしい。
何とか、すこしでも補助をして欲しい
こんな、願いに答えることが出来ない市の市政におかしいと言う議員が少ないことに

この請願は、自民自治(7人)、公明(6人)の13人の議員が反対したために不採択となりました。
請願の願いに答えるべきとした議員は、
 共産(5人)、民主(2人)、生活ネット(1人)、希望の空(1人)、地元の力(1人)、草の根(2人)の12人でした。

その上、今後、財政削減で、福祉、教育、住民サービスに大鉈が振るわれ、
今回の国保の値上げに続き、保育料、児童クラブ費の値上げも計画がされる

これと闘って、本当に市民のくらし優先の市政運営が行われるよう
それこそ住民自治で頑張らなければなりません。