こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

山口百恵の引退コンサートを視て思ったこと

2020年10月04日 | 日々思うこと、考えること
 昨晩、NHKBSで山口百恵の引退コンサートが放送された。1980年10月5日、日本武道館で開催されたファイナルコンサート。弱冠21歳。
随分若くして引退だったのだとあらためて驚いた。
 
 もちろん、どの曲もよく知っている。

 そして、コンサートの最後にマイクを置くあの有名なシーンを見たら

「ああ、これが山口百恵の最期なのか」と泣けた。

 週刊誌などで三浦百恵さんの姿を見ることはたびたびあるが、そこにいるのは山口百恵ではない。山口百恵とはあのときに永遠に別れていたのだと思い知ったからだ。

 アイドルを超え、菩薩にも例えられた山口百恵はこの早すぎる引退で本当に伝説になった。ビートルズはもちろんおそらくキャンディーズも2度と観ることはできない。そう思うと、1969年のゲットバックセッション、1978年4月のお別れコンサートも、それぞれのアイドルとの永遠のお別れだったと淋しく思い出した。でも、彼らは解散してからもそれぞれソロで活動した。SMAPだって理論的には再結成は可能だ。嵐はまだ解散予定だし、顔と名前が一致しないのでよくわからない。

 でも山口百恵は驚くほどきっぱりと引退した。いくら望まれても決して芸能界に復帰することはなかった。あれほどのトップアイドルで引退した人を私は知らない。だからこそ伝説、そしてそれは喪失感の先にこそあった。
あの時、私は17歳

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すばらしい女性 (goosyun)
2020-10-04 21:00:53
 芸能界ときっぱりと縁を断ち、2度とテレビに姿を見せないところが彼女らしい。
 その徹底ぶり、潔さが、彼女の魅力をさらに高めています。
 21歳での引退だったことを昨晩のテレビで知り、私も驚きました。
返信する
Unknown (コロ健)
2020-10-04 23:14:01
goosyunさん、ありがとうございます。
まったくそうですね。
それにしても彼女の年、私が9歳のとき14歳でデビュー、それから8年だったんですね。デビューが20歳ぐらいで引退癌28歳ぐらいだったように思ってました。
でもあのMCはそれぐらいか、それ以上の落ち着き様でした。
返信する

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