大阪での学会というと、たいていは中之島の国際会議場がすぐ思い浮かぶ。あとは、研究会、班会議となると新大阪近くの貸会議室であったり、主催者の病院であったりする。だから、今回の近鉄の某駅の近くの学会場のある場所はなんというか、”ディープ”な大阪という感じで楽しみだった。
JRはよく使うが、近鉄に乗ったのは数十年ぶり。なんば?でオシャレなピザ屋が目に入り、すぐにピザのランチを食べてしまったが、駅の奥には屋台のようにお店が並んでいて、比べてからにすればよかったとちょっと失敗。
千日前なんて、どこかで聞いたことのある名前が嬉しい。鎌倉は小雨模様で、静岡あたりでは雨だったがこちらは薄曇り。会場まで、時折聞こえてくる大阪弁に聞き耳を立てながらミニ大阪旅行を楽しむ。
研究会には”スペシャリストに聞く”というセッションに、そうスペシャリストでもないのにと思いながら、15分ほどいただいた時間で話しをさせていただいた。
もちろん”15分”といっても侮ってはいけない。一応スペシャリストだ、準備は二週間ぐらいかけて、けっこう丁寧にやった。そう、ちょうど今の病院に移ってきたあたりか。
で、そのセッションがおわったら、外は真っ暗。ポツポツと雨も降っている。
時間が押して、新幹線の時間まで1時間しかない。
急いで新大阪に向かった。着いたのは発射の20分前。お土産を買う時間を考えるとギリギリ。
出張のお土産を選んでいたら、たこ焼き味のプリングルを見つけたので、お土産兼ビールのアテに買った。当然のことかもしれないが、関西限定。
それにしても、新幹線のお土産売り場というか売店はいつも長蛇の列。お会計が終わってホームに上がったら列車がすでに入っていた。結局今日も大阪観光はできなかった。
15分のプチ講演とはいえ、講演というのは人様の時間をいただくこと。聴衆にとって有益な15分になる様にと頑張ったので、コロ健、ずいぶん疲れました。
少しうとうとしながら帰ることにします。
それほどDeepじゃない?
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