こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

厄年もこれで終わりということで

2023年12月31日 | 日々思うこと、考えること
男の厄年は数えで25歳、42歳そして61歳。
いよいよ最後の厄年が終わる。

25歳と、42歳は悲惨な年だったし、今年もあまりよくないこともあった。
よくないことをわざわざ書いてもしょうがないので、割愛するが、まあ生きていただけよしとしよう。

紅白を見ながらあとはじっとして過ごしていたら、1時間ほどで厄年も明ける。
今年の紅白、橋本環奈は安定の司会進行だが、有吉は緊張しすぎで全くつまらない。
浜辺美波は橋本環奈に圧倒されてちょっと気の毒。

薬師丸ひろ子も寺尾聰もYOSHIKIも歳とった、というか見たくなかったという感じ。
あと、伊藤蘭も痛かった。

まあ、厄年が明けるので、紅白なんてどうでも良いのだが、今年のはイマイチだ。
ほろ酔いでもうしわけありません。

みなさま、どうぞ良いお年を。
厄開け

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今年のボツ記事 2023年(下半期)

2023年12月31日 | 日々思うこと、考えること
昨日は帰りに妻と忘年会をやったので、途中で力尽きて上半期分で終わりにした。
続きの下半期を。
2023/08/08 呆れてものが言えないことばかり
このところの国内ニュース、真面目にやっているのが馬鹿馬鹿しくなることが多い。

批判されたら、今度は傷つくからやめてくれって、いったいどいういう了見なのか、開き直りも甚だしい。
国民に対しては選挙の時だけ頭を下げてあとは、面従腹背、やりたい放題。
そうやって国費を浪費し、挙げ句の果てに増税とは、全くやっていられない。

ビッグモーターというのもすごい会社のようだ。
まだ全容は明らかになっていないが、店の前の街路樹を枯らしたとか、そういうことを実際にやってしまうということがすごい。
企業なんて、大なり小なり同じようなことをしているのだろう、と思わせてしまったインパクトもすごい。

マイナンバーカードの登録ミスだかなんだかよくわからないが、とにかく紐付けができないというのは異常だ。
米国の社会保障番号のようなものになると思って期待していたが、期待はずれもいいところ。
いい加減すぎる。
これじゃあ、健康保険証との一体化など無理に決まっている。
個人情報がどうなってしまうかわからない。

人間、誰しも完璧になんか生きてはいないけど、最低限守らなくてはいけないことはしなくちゃならない。
私の周りにも、いい加減な人、インチキな人はたくさんいる。
私自身だってたたけば埃が出てくる。

2023/10/04   そろそろギアチェンジ
昨日はわれながら衝撃的なことを書いてしまい、このブログの行方というのがどうなるかよくわからなくなってしまった。
では、今日は何を書こうといってもこれといってテーマがない。

今週末に講演が一つあるので、その準備をしている。
本の改訂第2版の初校が丸ごときて、それと並行して行なっているのだが、ちょっとしんどい。

ギリシャに行って世の中の見方が変わったのは事実で、人生の枝葉末節にこだわることが馬鹿馬鹿しくなった。
これは、ギリシャでなくてもそうだと思うが、世の中にはもっと広い世界があるということを目の当たりにするとそうなるのだろう。

この点で、日本という島国は考え方が内向きにならざるを得ないのは残念だ。
でも、海という自然の要害に守られてきたわけで、なんとも言えない。

2023/10/09 22 日本が貧しくなったわけ
この間、ギリシャに行って思ったのは、多くのヨーロッパ人が英語をはなすことができるということだった
もちろん日本人だって話すことはできるだろうが学生時代にいくら勉強しても、その後使わなくなったら忘れてしまう。
けれどヨーロッパの人は使う機会が圧倒的に多い。
グローバル化が押し寄せていることは衆目の一致するところだろう。
そうすると、日本人のように日本語ですべて完結している国に暮らす人はグローバルスタンダードから取り残されているということになる。
日本が貧乏になってきたというが、それは語学力のせいではないだろうか。

2023/10/23 昭和も遠くなりにけり
昭和は64年まであったが、西暦だと1989年で、たしか1週間だかそんなものしかなかった。
それはさておき、昭和最後の人が34歳だからそんなに古い時代ではないのだが、その時代の有名人が相次いで亡くなると、そのことがクローズアップされる。
確かに、昭和の終わり頃に生まれた人にとっては平成時代の方がコアだ。

2023/11/01 飛行機の移動は疲れる
今日もまた飛行機で福岡へ。
娘の結婚式でギリシャに行ってから、3か月で何回乗ったかよくわからない。
外遊好きの政治家がよく疲れないものだ。

飛行機の移動は時間が早すぎて、空間認識というかそのあたりの感覚がずれてしまう。

2023/11/06 樹木の伐採は新宿区になにをもたらすのか
外苑の再開発で、樹木を300本切り倒すそうだ。
それでなにが得られるのか?

2023/11/12 そんなカラクリで女性を食い物に
ホストクラブというのは、ただ単に魅力的な男性が、女性に対して楽しいサービスをする店だと思っていたが、どうやらそういうことではなくなってきているみたいで呆れるを通り越して恐ろしい。

2023/11/29  今日が締め切りって、油断していた
11月30日が締め切りの原稿があった。
締切日が11月30日だというのは知っていたが、それが週末ではないとは知らなかった。
金曜締め切りだから、月曜に出せばそれrでいいと思っていたのだが、そうはいかなかったのだ。

今年も骨は拾った

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今年のボツ記事 2023年(上半期)

2023年12月30日 | 日々思うこと、考えること
妻がおせち料理を作り始めてしまったので私は窓磨きで、午前中は過ぎた。
昼過ぎになって、東京の娘のマンション(社宅)まで風を入れに行った。

車ばかりだと身体が鈍るので、今日は横須賀線で。
それにしても都内に入ると外国人の多さに驚いた。

さて、今年のボツ記事、しょせんボツではありますが、ボツボツご覧ください。

2023/01/12 お悩み相談への回答は自分のためにもなる

教えて!gooYahoo!知恵袋は、私の睡眠導入剤だ。
もっと正しくいえば、夜中目が覚めてしまった時、これをやったら眠れなくなるとわかっているのについ、スマホをあけてみたり、テレビをつけてしまうとあっという間に30分、1時間たってしまう。
夜中のこういう時間というのは本当に早くすぎるものだ。
それはさておき、
これらの悩みを読んでいると、やがて文字がぼやけてきて、いつの間にか再び眠っている。
本人にとっては一大事で、それをここに書き込んでいるのだろうから、そんな他人の悩みを、眠りの原資にするなどある意味悪魔の様なことかもしれないが、私にはそういう形で役立っている。

こういう相談に対して、たまに返事をすることがある。
この間は、やらなくてはいけないことがあるのだが、どうしてもやる気が起こらないので、なんとかやる気の出る言葉を、というのがあって、これは私もよくある悩みなので、ちょっと目を覚ましてどうしたらいいか考えた。

そして、
こういう場合はその対象を巨大な塊みたいに捉えていてどこから手をつけていいかわからなくなっているので、ちょっと小分けにしてひとつひとつやったらどうですか
と回答した。
そうしたら、スッキリしていつの間にか眠っていた。

が、これは今私が抱えている、1月末が締め切りの原稿についても同じことが言える。、脱稿はやはり締め切りギリギリとなりそうだ。
結構前から準備していて、正月休み明けには出せると思っていたが、もうちょっとと思って文献を検索したらまたいい論文が出てきた。
それもオンラインでは1年以上前に出されていた。
はっきりいまさらこんなの読まなくてはいけなくなってはなはだショックだが、この論文を読まないと、私が書く原稿の読者の利益にはならない。
そんなわけで、現在首っ引きで取り組んでいるが、学問というものは奥が深いとつくづく思う。

疾患のさわりだけ書いていたら、そこらへんの日本語の総説を抜粋して書いていたらよかったのだが、それを理解するためにRNA干渉のことを勉強し、そうしているうちにいろいろな関連論文が引っかかる様になり、この論文に辿り着いたというわけだ。
あと一週間ほどで読み込まなくてはならないが、間に合うだろうか。

2023/02/09 その都度悪夢がよみがえる

人との関係で、とくに相手が自分より弱い立場にある場合で、相手がシュンとなったり、ひどい時はべそをかくようなことになると、いじめっ子だったころの悪夢がフラッシュバックされてくる。
指導のつもりだったのが

2023/03/09  受験産業と週刊朝日とサンデー毎日が招いた少子化

子供の何に金をかけるかというと、大抵は教育費だ。
もちろん、何かの才能のある子であったらそれに投資してもいいが、たいていはどんぐりの背比べで、中学受験でもやらせて私立中学に押し込むことになる。

中学受験でも大学受験でも公立学校の範囲内で競争できるのならばいいけれどそうはいかない。
塾だの予備校が大した能力のない子供に詰め込み教育を行ない、受験対策を施す。
どこかの塾の宣伝に中学受験は小学二年生から、なんてのがあった。
こんなのは狂気の沙汰だ。
私は小学四年の冬からスパルタ式の塾に行かされ、人格は崩壊し、それはいまだに引きずっている。

それはさておき。
受験産業が子育てを困難なものにしてしまったしっぺ返しの結果が少子化であるというのは皮肉なものだ。
結局のところ、若い人から搾取してきたことが、今の少子化だ。

異次元のというのならせめて公立学校の授業料は大学まで無償にするとか、高校までの給食は無料にするとか保障したらどうだろう。

 2023/03/15 試験で感じる頭のいい人との埋めることのできない差            
一昨年受験した分子病理専門医試験の合格体験記はときどきアクセス数が上がるエントリーの一つで、おそらくは受験を考えている病理医が偶然みつけて読んでくれているのだろう。
役に立つかどうかは別として、十人並みのアラ還病理医でも合格できるということを知ってもらえば多少は安心して受験できるのではないだろうか。

それはさておき、1年近く経って読み直してみたら体裁があまりよくなく、読み直しつつ整えた。
その中に、理Ⅲ(東大医学部)出の病理医と試験後話したくだりがあり、改めて、過去のなんともいえない思い出が蘇った。

高校時代、当然全員同じ試験を受ける。
試験直後にはほとんどのやつが、難しかった!と顔を見合わせる。
だが、数日後優秀なやつの難しかった!と私の難しかった!が違うということを知る。

2023/03/28 私の要領が悪いのかそれともそんな程度の人間なのか

自分は要領が悪いと思う。
例えば、私の専門は病理医の中でも誰も手を出そうとしないニッチな領域だ。
誰も手を出さないのは手間暇がかかるからだ。

そもそも病理医になったというのも要領はあまりよくない。

2023/04/11 過去の過ちはいつまで償わなければいけないか
旧悪という言葉がある。
過去に犯した罪のことだが、法的に償ったあとであれば、これをほじくり返すことはプライバシーの侵害にあたるのではないか。
とはいうものの、芸能人やスポーツ選手などは、いったん貼られたレッテルは簡単には剥がしてもらえない。

不倫はどうだろうか。
倫理的に問題があるから、”不”の字が冠せられるわけで、いいことではない。
まあ、不倫も百組百様だからいろいろあって、少しは同情できるような不倫もあるかも・・・いや、今の社会通念上、それはないか。
離婚して一緒になるのが筋で、離婚したくない人がいる場合は、いつまで経っても不倫だ。
というか、不倫の良し悪しはさておき、少なくとも関係を解消した不倫に時効はないのか。
よく、妻は夫の不倫を永遠に許さないというが、社会もそうなのか。

人間誰しも、気の迷い、間違いというのはある。
世の中には間違いを犯さないで生きてきたという人もいるかもしれないが、私はそんな人に出会ったことも、聞いたこともない。

2023/04/12         学会前夜は一人酒で飲みすぎた
明日から日本病理学会総会@下関。
朝から座長やら発表やらなんやらあるので今夜は前泊。
スマホ片手に妻とLINEしながらそこそこ流行っている店で、一人酒。
焼き鳥をツマミにビールと日本酒を2合ほど飲んだらそこそこ酔って、1日1エントリーをやぶって、酔った勢いで今日2本目。
宿は大通りをはさんだお向かい。
ちゃんと横断歩道を渡れば、オヤジ狩り遭わずに帰れるだろう。
それにしても、こういうことに気をつけなくならなくなったとは、年ですね。
なんとか、無事部屋にたどり着き、エントリーを仕上げた。

明日に備えて今夜は早めにお休みします。


2023/05/15 世の中みんなゼロサムゲーム
先日のエントリーで講演のことを書いたが、みんなのための、と書いた。
その真意は、自分のための講演、というのが世の中には存在するようだからだ。
〇〇セミナーというのがそれで、怪しげな、そしてたいていは最終的に金を巻き上げられてしまう講演というのがある。
それはそれで練りに練った内容なのだろうが人様のためのものではない。

何もないところから何かを生み出すことはできない。
だから世の中ゼロサムゲーム、小さなパイの取り合いだ。

2023/06/24 子どもの虐待について思うこと
私は小児周産期の医療に関わっていて、病理医で患者さんには直接接することはないが、院内には子どもがたくさんいる。
ほとんどの子は重い病気と健気に闘うために厳しい検査や治療を素直に受けている。
6歳の男の子がスーツケースに入れられ、捨てられていたというニュースを聞いて胸が潰れる思いがする。

2023/06/24 子どもの虐待について思うこと
私は小児周産期の医療に関わっていて、病理医で患者さんには直接接することはないが、院内には子どもがたくさんいる。
ほとんどの子は重い病気と健気に闘うために厳しい検査や治療を素直に受けている。
6歳の男の子がスーツケースに入れられ、捨てられていたというニュースを聞いて胸が潰れる思いがする。

ちょっと多いので、残りはまたあした。
<締めの一言>

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休み中はリラックスしてブログものんびり

2023年12月29日 | 日々思うこと、考えること
正月休みは3日までで、今日を入れて6日。
仕事も無事に終わらせ、無事帰ったが、電車は朝以上にガラガラ。
みなさん、早々に終わらせたのだろうか。

正月休み、のんびりしたいところだが、そうもいかない。
そもそもブログにエントリーを書くのも1時間近くかかるので、結構忙しい。
写真屋で年賀状の印刷をして今はその待ち時間。
便利と言えば便利な時代。
年賀状などやめてしまったら良いのだが、義理堅い人もいるのでまだ、しばらくはお付き合いする。

休み中はエントリーに何を書こうかと少々悩む。
毎年恒例にしている今年のボツ記事は明日30日、あと、久しぶりにまともな本を読んだので、毎月2日の読書記録を復活できるので、そこに書けることは決まっている。
社会時評とか仕事のことには触れないで、こんな時こそ自己省察をしたいところだが、なんだかその元気がない。
これはどういうことだろう。

休みに入ると緊張感が失われてしまうからか。
そもそもブログ書き、そんなに気張らなくても良いのかもしれない。
たまに覗いていただければ、それで上出来、のんびり過ごそう。
明日は宛名書き

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年相応に成長できた1年だった

2023年12月28日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
今年最後の満月の空は少し雲が出ていたが、それに負けないほどに明るかった。
仕事納めの日ぐらいは少し早く行こうと出たら、電車はずいぶん空いていた。
すでに正月休みに入っている人は多い。

昨日帰りがけに今日のエントリーのことを考え、これまでどのぐらい仕事納めをテーマに書いてきただろうかと、ちょと振り返ってみたら毎年のように書いていた。
毒にも薬にもならないことばかりなのだが、10年前の話あたりはずいぶん懐かしい。

仕事納めというからには今年一年で経験した様々な出来事や困難、成功についてを思い浮かべるべきなのだろう。
もちろん今年も良いこと悪いことがそれぞれあった。
成長できたこと、身から出た錆とでもいうようなことなど玉石混交。

良いことといえば最新鋭の機械を入れてもらうことができたことと、いよいよ拙著の第2版が出版されたことがある。
いずれも年末になってのことだから印象が強いということもあるのだろうが、関係各位にはこの場を借りて感謝したい。
初版を出した7年前には、古くからのブロ友さんにどんな本かを教えて欲しいといわれたがその時は匿名にこだわっていたので、勘弁してもらったが、いよいよ還暦を迎え、隠すこともあるまい。
飾ってあるところを載せさせていただく。

悪いことももちろんいろいろあるし、解決できないまま引きずっていることもある。
でも、それらをあえてここに具体的に書く必要はないので割愛。

確かなことは、仕事がうまくいく、いかないも周りの人次第で、自分にとって良い結果を出すためには、良好な人間関係を保つことを心がけていくことが大切だろう。
忘れ物にも注意

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Chat GPTが過去の知識の集積に過ぎないと実感する

2023年12月27日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
12月にしては少し暖かくなるということだが、今朝は5度。
寒くもあるが、それほど寒くもないという感じだ。
陽の光が弱くなってきたので、電車ではなるべく陽の光を浴びることのできる東側に座っても、まぶしさを感じない。

2月の初めに検査技師向けの講演が一つあるのだが、今、その準備に悪戦苦闘している。
悪戦苦闘、といってもまだ構想を練っているところで、今ごろそんなではちょっと尻に火がついてきた。
構想力が足りないのかそれとも対象が大きすぎるのかよくわからないが、行き詰まっているのは事実で、

 いわゆる構想力が私には無いってことか?

と思い、Chat GPTに、

 『1ヶ月後に講演があって、その構想を練っているところだが、構想力が足りないのかなかなかいいアイディアが浮かびません、どうしたらこの現状を突破できるでしょう。』

と、相談したら、こんな返事が返ってきた。

講演の構想を練る際にアイデアが浮かばない場合でも、以下のステップを試してみることで、アイデアの幅を広げることができるかもしれません。
1.テーマの絞り込み:
•講演のテーマをより具体的に絞り込んでみてください。広いテーマから特定の側面やアングルに焦点を当てることで、アイデアの方向性が明確になります。

2.観客を考慮:
・聴衆の興味やニーズを考慮して、彼らが関心を持ちそうなトピックや問題に焦点を当てることが大切です。観客にとって有益で興味深い内容を提供することが成功の鍵となります。

3.異なる視点からアプローチ:
・問題やテーマに対して異なる視点からアプローチしてみましょう。異なる視点からの考えを組み合わせることで新しいアイデアが生まれることがあります。

4.アイデアスケッチやマインドマップ:
・紙にアイデアスケッチやマインドマップを描いてみると、視覚的にアイデアを整理しやすくなります。枝分かれしていくプロセスで新しい着想が得られることがあります。

5.インスピレーションの取得:
・他の講演や書籍、ウェブサイトなどからインスピレーションを得ることも一つの方法です。他の成功した講演や関連する分野の情報を調査してアイデアを引き出すことができます。

6.他者とのディスカッション:
・アイデアを他者と共有し、ディスカッションを行うことで新たな視点やアイデアが生まれることがあります。同僚や友人とアイデアを出し合ってみましょう。

7.無理に完璧を求めない:
・最初は完璧なアイデアを求めるのではなく、素朴なアイデアから出発してみてください。徐々に練り直すこともできます。

これらのステップを試してみながら、柔軟性を保ちながらアイデアを磨いていくと、講演の構想が進展するかもしれません。

なんだかわかったようなわからないような回答で、すでにどれも行なっていることばかりだ。
テーマは講演のタイトルで絞り込んであり、聴衆は臨床検査技師で病理医ではない。
技術的な問題を中心に述べたいのだが、類書を読んでもなかなかそのようなことに言及していることがなく、どのようにアプローチしていいかが今ひとつ明確にならないでいる。
講演の二週間前にコンサルタントの先生が来るので、そこで仕上げの相談をする予定だ。
アイディアスケッチとかマインドマップといっても、ノートに書き出すまでは行なっていて、関連事項はすでに挙げてあるが、結局、絞り込みがうまくいかないでいる。

Chat GPTの回答には方法論を含め新規のものは一つもなく、これまでの知識の寄せ集めだ。
こうしてみると、私が行おうとしていることは、誰もまだやっていないことなのだと感じる。
研究とか新しいアイディアでは無く、ほんの小さなことではあるが、少なくともネット上に転がっているようなネタでは無い。
などと、張り切ってみても、しょせん金にならないことだから誰も見向きもしないのだと考え、肩の力を抜いて取り組むことにしよう。

年内にはある程度形にしたいと思っているが、どうせそれからスクラップ&ビルドを繰り返すことになる。

過去の知識の蓄積にとどまる存在

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世界は混乱しているといえるのかそれともこんなものなのか

2023年12月26日 | 日本のこと、世界のこと
年末を慌ただしく感じるのは、”今年中に”あれやこれやを終わらせよう、区切りをつけようとするからで、そういうことを気にせずのんびりやったらあれこれ気にせず落ち着いて取り組めるだろうと思う。
年末の慌ただしさは正月休みにも及び、今度は初詣だ年賀の挨拶だ墓参りだとこれまたあれこれ詰め込むから、結局休んだ気にもならない。
それはさておき、今年はレモンが多めに穫れた。
多めといっても対前年比、去年より少し多いということで、2021年に100個以上獲れたことから比べたら、大した量ではない。
まだ緑色のところがあるが、リスに食い荒らされるので仕方がない。
まだ少し残っているので、それらもリスの動向を見ながら収穫しようと考えている。

来年3月ごろに米国が岸田総理を国賓として招くということをラジオニュースで聞いた。
ウクライナ支援で枯渇しつつあるパトリオットの逆輸出への感謝の気持ちか。
このままだと、日本は米国の武器庫になりかねないが、それは考え過ぎか?
大事なニュースで、隠しているわけではないが、報道の仕方は分かりにくいし、そのことについて意見を言いたくてもできない。
下々の者からは見えないところでさまざまなことが進行している。

それにしても、この政権、その頃まで持ち堪えられるのかと思ったが、のらりくらりとやるうちに、そこまで行くかもしれない。
何より、安倍派の対抗馬は消えてしまったし、野党は相変わらずバラバラだからどうということはないだろう。
党の改革がどうのこうのといっているが、派閥をどうこういっているだけで、政治資金規正法をどうするかという話は、言及していない。
誰も派閥を潰せなどとは言ってないのに、そんなことに話をすり替えているのは、金の動きがガラス張りにされるのがよほど嫌なのだろう。
酷い話だ。

地下駐車場が避難所にあてがわれているようで、小さな子供もたくさん。
前にいたバングラデッシュよりはマシだと言っている人がいたが、この先どうやって生きていくのかと考えても、私にできることなどない。
そして、今日もガザでは多くの人が殺されているし、ウクライナ情勢は闇の中。世界中にはどれほど苦しんでいる人がいるのだろうと思った。

日本の話に戻すと、日本の一人当たりGDPがG7中最下位になったということだ。
円安の影響があるといっても、この状況には目も当てられない。
世界の中での日本のプレゼンスはもう地に堕ちている。
問題なのは、今頃になって急にこういうことを言い始めていることで、10年前には日本の凋落がこうやって報道されることはあっただろうか?
こんな惨めな現実を急に目の前に突きつけられても、回復へ向けて動くことはそう簡単なことではない。

今の世界は混乱していると言えるのだろうか、それともただ単にこんなものなのか。
もう少し、みんながのんびり過ごしていたらこんなことにもならないような気がするのだが、時計の針を戻すことはできない。
混沌と混迷

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絶望と命の駆け引き

2023年12月25日 | 日本のこと、世界のこと
ゴミを集積所まで持っていこうと外に出たら、ボンネットの上の霜がキラキラと美しく光っていた。
これじゃあ出かける時に寒いからと、早めにエンジンをかけておいた。
鳥の水飲みにも氷が張っていたので割ってやった。
これほど寒いと、血圧も上がって来て、とくに寝起きは気をつけたい。

今日から冬休みなのだろうが、電車に乗っている学生の数はぐっと減った。
そういえば、姪たちの学校はもっと早くから始まっていると昨日聞いた。
日本の子供たち、そしてもちろん私たちも、こうして平和なクリスマスと年末年始をむかえることができるなんて、奇跡に近い幸せかもしれない。

今日はクリスマス。
ベツレヘムでは、クリスマスイブを前にガザ地区での犠牲者を追悼する集会が開かれたというニュースが流れていた。
パレスチナのガザ地区での戦闘は依然として苛烈を極めているようで、多くの子供達が命を落としているらしい。
イスラエルの首相はハマスを根絶やしにするまで戦闘を続けると言っていて、実質勝利しているのに、最終目的はそこにあるからこの先も非戦闘員の死傷者は増え続ける。

ここで、ハマスに降伏しろというのは簡単だが、今のハマスが殲滅もしくは武装解除されたとしても、また数十年後には”別のハマス”が生まれてくるだろうし、その組織には、イスラエルによって苦しめられた子供達がいるかもしれない。

中国は南シナ海全域の領有権を主張しているとかで、東南アジアはきな臭いことになっていて、同時に自然破壊も起こっている。
もし、中国が朝鮮半島も日本も自国のものだと言い出して、力によって日本を占領し、日本人が国土の2、3割の地域に押し込められたらどうするだろう。
それは、絶望的なことだし、その絶望から脱出するために命を賭して戦うに違いない。
絶望と命を引き換えにすることに躊躇いはないだろう。

ウクライナとパレスチナの問題を同列に扱うことはできないが、いずれも戦いをやめ、当事者同士で話し合いを行なってほしいところだが、そうしたところで落し所などそう簡単には見いだせまい。
南シナ海のことも、対岸の火事などと思っていないで、火の粉はいつでも我が耳に降りかかってくるものと、いつも関心を持っていなくてはいけない。
クリスマスの朝に

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久しぶりに弟と再会

2023年12月24日 | 家族のこと
ぬ昨晩、独身の先輩病理医と横浜元町にある、酒屋さんがやっているような居酒屋で飲んだ。
酒屋だけのことはあって、多くの美味しい日本酒があって、日本酒好きの先輩を是非連れて行こうということで、妻と三人で行った。
普段は赤ワインばかり飲んでいる私たちだが、美味しいお酒に区別はなくて、楽しく飲んだ。
少々二日酔いだったが、母が七面鳥を焼くというので、妹家族とで集まり、クリスマスパーティー。
今年は、コロナが5類になって外出許可の出た弟が久しぶりに帰って来た。
弟はダウン症で、今は施設に入っている。
コロナの前は1、2週に一度は週末に帰って来ていたが、コロナで外出禁止となっていた。
4年ぶりに会って変わっているんじゃないかと心配したが、私のことを覚えていてくれた。
心疾患や血液疾患はなくて、もう50も半ばを過ぎても元気だが、母によれば最近では白内障でだいぶ目が悪くなっているということだ。
それでも私の声は覚えてくれていたようだった。
はもう一人いて、妹の連れ合いである義弟が先日、某地方大学の教授になった。
教授室に届いたという十数鉢の胡蝶蘭の写真を見せてもらって驚いた。
彼と会うのも久しぶりで、クリスマスプレゼントとは別に教授就任のささやかなお祝いを贈った。
姪たちもずいぶん大きくなったので、二重生活を心配することはないだろう。
妹は少し寂しそうだが

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何事にも熱心に取り組もう

2023年12月23日 | 日々思うこと、考えること
朝一番で134号を西へ。
今日は波が良いのか、海にはサーファーがたくさん浮いていた。
気温は3度。
稲村ヶ崎に差し掛かったらちょうど赤信号。
目の前をサーフボードを横に乗せたサーファーがまた一人。
これだけ熱心に取り組む人たちを見るとある意味羨ましい。
私も標本を見るのが好きなので、これはこれでいい。
一仕事終え、鎌倉に帰ってきた。
鎌倉山を抜けて、途中で笛田公園に寄った。
ここはなかなかの富士山ポイント。
いい天気の1日だった。
富士山はよく見える

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日本の劣化はずいぶん昔からはじまっていた

2023年12月22日 | 日本のこと、世界のこと
鎌倉駅まで妻に送ってもらう車に乗り込んだら車載の温度計が0度を示していた。
真冬の寒さがやってきた。

今日は冬至、弁当には大きなかぼちゃが入っていた。
日本海側では警報級の大雪が降るとのことで、いろいろと心配だが、関東地方はこの時期雪とはほぼ無縁だ。
それこそ、雪など富士山のそれを見る以外にほとんどみることはない。
今の季節は富士山が美しい。
おととい、葉山まで用事があって出かけた妻が森戸から撮ってくれたという写真を送ってくれた。
昨日の夕方、医局の机の前の窓から外を見たら富士山のシルエットが遠くに浮かんでいた。
二週間ほど前から動かなくなってしまったブラインドをずらして写真を撮った。
ダイハツが認証試験に関して30年以上もの長きにわたり不正を行ってきていたことが発覚し、大問題となっている。
不正のための細工をあれこれやっていたというが、例によってそんなことを考えている暇があったら真っ当なことで頑張ればいいのにと思うのだが、開発競争の激しさはそんな悠長なことすら許さなかったのだろうか。

でも、これって電話一本で取り込み詐欺を行っている詐欺グループと同じではないだろうか。
そんなのと一緒にするな、と言いたいかもしれないが、人の命を乗せた車を作っているのだという意識が無いとしか思えない。
プロのすることではないわけで、アマチュアが作った車と分かっていて、それを高い金を出して買う人はいない。

去年の3月に日野自動車がエンジン関連の不正を行っていたことが明らかとなったが、これもトヨタグループ。
なにが日本を代表する企業だ。
おごっているのかどうかわからないが、こんなことが立て続けに起きるのを見ると、品質の高さで世界を席巻した企業もその輝きが徐々に失われつつあるのは確かだ。

30年以上前となるとやはり失われた30年の間に不正が行われていたということだ。
例によってその時代を謳歌した世代の責任も見えてくるが、みんながみんなそうではなかったのだろうから、そこまでは言及すまい。
この事件でわかることは、日本という国の劣化が30年以上前からすでに始まっていて、それは政治だけではなくて、日本中で起こっていたということだ。

いまさら、どうこうしたところで世界に取り残された遅れを取り戻すことはできない。
かくなる上は全てをリセットするしかない。
日本人に残された取り柄として、真面目さだけはまだ残っているような気がするが、それすら失われていないかが心配になる。
情けなく悲しく

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街はすっかりクリスマス

2023年12月21日 | 日本のこと、世界のこと
冷たく強い風のせいで、鎌倉駅のホームに立っていると寒さが余計に身に染みる。

昨日、事務仕事に使うデスクの上にちっちゃな紙のクリスマスツリーが置いてあった。
そういえば、もうそんな時期だったということを思い出した。
今年は人の異動があったり、そのこともあって人間関係がギクシャクしたりで、何となく、クリスマスを迎えるような気分になっていなかったし、そもそも忙しすぎて心に余裕もなかった。
もう20日でいまさらと思いもしたが、せっかく毎年やっていることだからと小さなクリスマスツリーを出して、私の仕事部屋に外からも見えるように置いた。

バタバタと、あれこれの仕事を終えたあと、母へのプレゼントとして作ったクリスマスリースを東京まで持ってきた妻と落ち合った。
それから、義弟へのクリスマスプレゼントとは別となる昇進祝いを買いに行ったら、街中にクリスマス飾りがあった。
ねぶたかと思って近くに寄ってよく見たら本当にねぶた師の作ったサンタなんてのもあった。
それにしても買い物をしていると、外国人が多い。
品物をラッピングしてもらっている間、後ろに並んでいたのは中国人と思しき家族連れだったし、対応してくれた店員が二人いたがいずれも名札にあったのは日本人の名前ではなかった。
そこで印象に残ったのは、店員も客もみんな幸せそうな顔をしていたということ。

以前は、外国からの観光客は洋服のスタイルやマナーの点ですぐにそれと分かることがあったが、最近では、彼らの服装が日本人よりもよほど洗練され、高級品を身につけることが一般的となって、体型やメイクの違い以外では見分けられなくなってきた。
それも、日本に対する敬意の表れであろうし、そのうち日本的マナーや習慣も身につけてきたらすっかり日本を楽しむことができるようになるだろう。

50年以上前に、日本人がシャンゼリゼ通りのブランドショップを埋め尽くし、物議を醸したことを考えると、観光客にはもっともっと足を運んでもらい、日本独自の文化に触れ、豊かな経験を積んでもらいたいし、そこから国際交流を発展させて欲しいものだ。
一層のおもてなしを

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日本人の勇気と未来への覚悟

2023年12月20日 | 日本のこと、世界のこと
自民党の裏金づくり問題で、きのう東京地検が派閥の家宅捜索に入った。
派閥ぐるみで裏金をせっせと作っていたという問題、キックバックどころか最初から上納していなかった(中抜きしていた)こともあるらしいということだが、そうした方が手っ取り早い。
選挙には金がかかるからそのための裏金が必要ということだが、それはすなわち裏金にたかる人がいるということであり、裏金が循環するということは不正が循環しているということだ。

小さな不正もそれが蓄積したら、やがては社会全体のモラルハザードにつながるし、ずっとそうしてきたから国民の政治への無関心が醸成されてきた。
政治と金の問題を、必要悪として考える向きもあるが、このままでいいわけはなく、癌と同じで、バレてしまったからにはそれを正さなくてはいけない。

この事件で一部の派閥が解消されてしまうのではないかというようなことが一部の報道で取り沙汰されているが、そうは簡単にいかないだろうし、似たようなメンツの勉強会が新たに出現するだけの話だ。
自民党の支持率が下がっているようだが、こんなこと、喉元過ぎれば、で、2、3年も経てば、そんなこともあったかぐらいの話だし、今の自民党にとってどんなに支持率が下がっても在野に降りることは絶対にない。

日本の選挙制度は小選挙区比例代表並立制で、自民が非自民かの選択になっている。
民主党が分裂しなければそのまま2大政党制が発展していっただろうが、民主党が崩壊したあと小政党が林立してしまった。
それぞれの選挙区でみるのは、自民党対野党の中から勝ち上がった人という構図で、これに共産党が加わって野党間で共倒れで、復活もあるから最終的には自民党の勝ちということになる。

民主党政権時代を悪夢というのは簡単だが、政治の浄化を求めるのであれば、自民党を解体するほどの覚悟を持って投票行動に臨む必要がある。
自民党がダメというわけではないが、そこに自浄能力は残っているだろうか。
自民党が再出発するには裏金にたかる人たちが意識を変えなくてはいけないが、その勇気と覚悟が日本人にあるだろうか。
党ではなく人を選びたい

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気がつけば12月19日

2023年12月19日 | 日々思うこと、考えること
12月19日、というのも”取り立てて何と言うこともない”日だ。
念のため確認しようと、『今日は何の日』とググってみたら、とくにこれを覚えておこうということはなかった。
とくにこれを覚えておこう、というのであれば祝日になっているだろうし、記念日、語呂合わせでもがあればあるかもしれないが、そういったものも無いが、それはそれでいいのだろう。
そもそも12という数字、12進法は子供の頃から使いにくと思っていたし、語呂がいいわけでもない。
その12と素数の19では特徴を打ち出すのは難しい。

それはさておき、もう19日、それも師走のとなれば話は違う。
今日を入れてあと8日しか仕事ができない。
うちのような小児主体の病院は冬休みで子供の患者が増える。
書き入れ時とはいえ、マンパワーには限界がある。
事務仕事もてんこ盛りで、悠長にブログを書いている場合ではない。

明日締め切りの病院に提出する文章まだ書き上げておらず、まずはそれを片付けなくてはならない。

それにしても、なぜ、ああいった文章はブログのエントリーと違って面倒なのだろう。
自由なテーマを自由な心で書けるブログと、ガイドラインがあって”〇〇の紹介”などと対象が限定され、”・・・について、3000字程度書いてください”などと言われて書く文章とでは、全く違う。
書くことがが決まっているのは楽なような気もするのだが、書けないし、あまり書く気にならないし、いざ書き始めてもすぐに飽きて筆が止まる。

ブログにしてもある程度は方向性は決めているのになかなかそうはならないのとはどういう違いがあるのだろう。
他人に思考を強制されるということが苦痛であることを示しているのかもしれない。

(朝のうちに書き上げておいたのに、昼休みになって気が付いたらアップされておらず、あわててアップしたというオチまで付きました。)
さっさとやろう

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医師の働き方改革についての私見

2023年12月18日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
3度。
小”夏”日和を経て、本格的な冬の寒さがやってきた。
まだ、地面は凍てついていないので、冷たいのはまだ空気だけだ。
北朝鮮がミサイルをまた発射したということだが、この冷気はあちらからやってくるわけで、彼の地のことを思うと色々なことを考える。

おととい昨日とみっちり勉強させていただいた、臨床研修指導医講習会の最終的なプロダクトは研修医の研修プログラムを作成することだったが、その中で研修医の勤務時間の設定が少なからず話題になった。

デフォルトの時間割は、早朝、午前、午後、夕方となっていて、それらの細かい時間設定はなかったが、私たちのグループでは早朝は始業前、午前は始業(8時半)から昼、午後は昼休み後から退勤時間(5時)、夕方はそれから2時間ぐらいを想定した。
その中で、外来、病棟、検査、救急といったものをどうやって組み込んでいくかだったが、いち早く、働き方改革に従い早朝、夕方、土日は完全にオフにして考えましょうという意見が出て、そうすることにした。
これでは時間が足りないのでは、と不安に感じながら始めたものの、案ずるより産むが易しで、それなりにカリキュラムを作成することができた。

医師の長時間労働についての講師への質問もあって、海外の医療状況に詳しい人が、米国の事情を話してくれた。
米国でもかつて、この問題はあったそうだが、それはもう数十年前のことで、すでに医師の長時間労働というものが存在しないということだった。

今朝、NHKで”100日連続勤務、若手医師の過労死 “息子で最後に”母親の訴え”という特集が放映されていたが、これはさすがに常軌を逸していると思うが、これに近いことは日常茶飯事である。
"自分たちはこうやってきたから、今がある。"
それはそうかもしれないが自分たちのやってきた方法は間違っていた可能性があって、そうでなくても同じ結果を出すことができたかもしれない、そういったことを考えながら指導しなくてはいけない、若手を育てるには工夫が必要だ、という意識が求められる。
それが最も困難な要求事項だが、改めて考えなければいけない。

その一方で、医師の働きすぎを防ぐには、その利用者である患者の方の意識も改める必要がある。
安い自己負担で、コンビニみたい(コンビニも24時間営業を止めるところが増えてきている)に、大した症状でなくても、救急車まで使ってやってくることをやめなくてはならない。
3時間待ち3分診療に文句を言う前に、少数の腕のいい医者、少なくとも何でもかんでもすぐに大病院にかかろうとすることもやめるべきだ。

なんてことは、もう何年も前から厚労省が言っていることだが、一向に改まることはなく、医学部の定員を増やして医者の数を増やしても追いつかないし、医療費は膨れ上がるばかりで、増税はやむを得ないのにそれには文句を言う人が多い。
一体どういう国民なのか、という疑問も湧いてしまうが、現場の若手医師は目の前の患者さんの苦痛を取り除くため、命を救うために骨身を削って頑張っている。

私もそういう若手医師が自信をつけて学んでいく場を整えていく義務があると今更ながら思う。
定年まで、もう時間はないから後に任せてというのも無責任で、最期まで医療のことを少しでも考えていきたい。
理不尽厳禁

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