昨晩の研究会での病理解説の講演、まずまずの出来だった。
セッションは1時間。臨床医が患者さんの経過を15分ほど話したあと、病理医がその患者さんから採取された組織の病理診断の解説として20分ほど話す。
そして、そのあとディスカッションに続く。このディスカッションがこの研究会の目玉である。
病変の解釈について病理医同士が意見を戦わせるのだ。参加者のほとんどは臨床医で、病理医同士のディスカッションを聞いて勉強するのだ。
ここで、準備が足りないと発表している病理医はサンドバッグのようになってしまう。
昨晩も多くの発言があって、とても盛り上がった。コロ健、なんとかサンドバッグにはならずに済んで発表を終えた。
聴衆は7、80人、というところだったと思うが、臨床医の皆さんには満足いただけたと思う。
発表などがある時はいつも相談に乗ってくれる教室の先輩にも、ずいぶんとほめてもらった。本当のところは、今回もその先輩に疾患をどのように解釈して、どう発表するか、相談に乗ってもらっていた。
その先輩が、発表のあと一杯やったのだが、そのときに「コロ健くん、ずいぶんいい発表だったよ。堂々としていて。内容もとても良かったし、ぼくもまだまだ頑張らないといけないと思ったよ。」
と言っていただいたのだ。
まあ、その発表はまったくその先生のおかげであったのだけど、恩着せがましいことは一切おっしゃらずにそういって、おごってもくれた。
楽しく飲んだのだが、飲み過ぎて今日一日二日酔い気味になってしまった。
昨日の発表で、とりあえず一段落。2月22日に2つの学会でそれぞれ1演題、3月7、8日の学会で1演題そして昨晩。4週間で4演題はきつかった。この連戦が始まる前に内科医の親父にこぼしたら、「病理は、あれもこれもだから、大変だろう」と言われた。たしかに、全部の発表が全く違う種類の内容で、発表内容の重複は一切無く、画像の使い回しもできなかった。
先輩にも、「コロ健君、ちょっと頑張り過ぎじゃない?」と言われた。
たしかに、無理しすぎていたと思う。今度の連休はちょっと一息ついて、4月からの学会シーズンに備えようと思う。
それにしてもキツかった
ナイト
コロ
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