こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

季節の移り変わりを感じよう

2014年06月30日 | 通勤・交通・旅行
今日は6月30日、 今年ももう半年経ってしまった。梅雨も半ば、いよいよ集中豪雨に気をつけないといけない季節になってきた。

温暖化による気候の変動せいで、最近は季節の移り変わりが早まっているということを言う人が多い。特に春と秋が短くて冬が終わると二、三週間で夏が来るなんて言う人もいる。
まあ、その言い方は極端にしてもそれに近い思いをしている人は少なくないのだろう。



だが、そんな話を聞くと、ずいぶん気の毒な人たちだと思う。
私は鎌倉のように自然を多く残しているところに住んでいるから、四季の移り変わりを感じるのは当たり前だが、都内でだって四季は感じることができる。

毎朝毎晩三、四十分歩いているからだろうが、そこかしこに自然はあって、決して短くなんてなっていない。

季節感が薄れているということは、多くの人が言っているので噓ではない感覚なのだろうが、そう感じるのは、皆が皆忙しすぎる生活を送っているからではないだろうか。



たとえ、都会のコンクリートジャングルであっても、そこには様々な植栽がある。
それらを見て、感じることで季節を感じることは出来るのではないかと思う。そんな場所に連れてこられた木々はつらいだろうが、それでも懸命に生きている。

毎年、葉が芽生え、色づき、また落ちる。
それこそが季節であり、それを見過ごして生きていてはつまらない。
ほんの少しでも、自然を探しながら生きていけば、人生は豊かになる。



季節に気づけば自然に優しくなれる
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胃の痛い一日

2014年06月29日 | 鎌倉暮らし
昨日、妻が仕事帰りに迎えに来てくれたので、帰りがてらインド料理店に行った。
インド人による本格的なインド料理屋である。
これまでにも、何度か訪れたことがあり、昨日もこれまでと同じようなものを頼んでとても美味しく食べた。



ところが、家に帰り着く頃にはずいぶんと胃がしくしくと痛い。
香辛料にはそれほど弱くないつもりでいたが、どうもタンドリーチキンが良くなかったようだ。

唐辛子などの香辛料に弱いわけではないのだが、いろいろな要因が重なったのだと次のように考えた。

まず、ここ数日体調が悪かった。鼻水が出ていたので風邪を引いていたのだと思う。今度の風邪は胃が痛むことがあるらしい。

そこに、オンコール当番の緊張が重なって、さらに唐辛子でフィニッシュ。
となったのではないか。



今日も依然として胃が痛くて遠出をする元気は出ない。
駅の近くに用事があって少しだけ、鎌倉の街に出たが、ずいぶんな人出だった。

日差しは夏の力強さ。

鶴岡八幡宮は七夕飾り。
あしたの大祓のための茅の輪も見える。



だが、一日中胃の痛みは治まらず、ゴロゴロしているうちに貴重な休みの一日が終わってしまった。
いずれにしても、体調が悪い時は、体が休めと言っているわけで、無理せず家でじっとしているのが一番、である。

とはいえ明日には治まっていてほしい・・・
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笑顔ぐらいは真似しなきゃ

2014年06月28日 | 生き方について考える
笑顔の素敵な人の周りには人が集まる。あくまでも、それは“素敵な笑顔”であって、“作り物の笑顔”ではない。だが、たとえ作り物になるとしても、真似したくなるような“素敵な笑顔”をもった人がいる。

以前、“いい後輩”というタイトルで記事を書かせてもらった“後輩”に久しぶりに会った。
「会った」というのは正確ではなく、帰国したついでに私のところへわざわざ足を運んでくれたのである。「私のところへ」というのも正確ではなく、「私たちのところへ」なのであるが、ここでは詳細は省く。いずれにせよ、彼は私のことをいつも気にかけてくれていて、私はとても嬉しく心がうきうきしてくる。



その彼が、勤務先の病院でレクチャーを開いてくれるというので、年下の同僚3人と一緒に話を聞きに行った。彼が素晴らしい人間であり、研究者であることは彼らに話しておいたが、それ以上のことは話してはいなかった。

いよいよ時間となって、彼がニコニコしながら会場に入ってくると、その3人から笑い声が起こった。彼の笑顔につられて楽しくなってしまったようだ。笑顔で人の気持ちを和ませるなどということ、ちょっとやそっとではできないことで、不肖コロ健びっくりしてしまった。

もちろん、その後のレクチャーでは彼のライフワークともいうべき仕事について大変わかりやすく話してもらった。
質疑応答もクリアで、一流ぶったところは何もなかった。



レクチャーの終了後、同じ病院にいる教室の先輩とともにに少し話す時間を持つことができた。久しぶりということもあって、近況などを話してくれた。それはもう私からみたら大変な努力の連続なのだけど、そんなふうには露とも思っていない。

彼はある病気の解明、ひいてはその病気で困っている患者さんのために、研究を推進しているのだが、そのためにたくさんのことをしてきている。そして、それらをすべて自然にこなしている。先輩と異口同音に「それって、すごすぎる」といっても、「ええ?そうですか」とか、「資格がないとできないことなので(その国の)資格を取ったまでです」とか当たり前のように言っている。
「そこまで言われるということは、すごいことなんですかね?」と、最後まで自然体。

本当の謙虚さとは、こういうもので、こういう人にこそ、いろいろな意味で大きな栄誉が与えられるべきだと思った。



彼に笑顔が絶えないのは、人生をいつも愉快で楽しいものとしてとらえているからだと思う。
人からみれば苦労であっても、それは大きな目標に向かっていくためのごく当たり前の作業でしかない。だから、それすら楽しいものなのだろう。

以前、『よい人になりたい』という記事で、
「よい人になりたい。
すべてをこころよく受け入れ、笑顔でいることができるような人でいたい。」と、書いたことがあった。

依然として私はいい人になってはいないが、せめて彼の笑顔を真似してみたら(それがたとえ作り物の笑顔であっても)、すこしはよい人になれるのではないかと思った。


生きるって、愉快で楽しい
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一日の区切りは夜明けか夕暮れか

2014年06月27日 | 日々思うこと、考えること
今日で長かったようであっという間だった一週間も終わり。明日も仕事が入っているので、病院には行くけれど、それは延長戦のような感じでウィークデーのそれとは少し違う。

 

一週間という区切り、7回夜明けが来るものなのか、7回日暮れが来るものなのか、果たしてどちらと捉える人が多いだろう。たぶん、朝そのことを考えたら、7回の夜明けだろうし、仕事帰りに考えたら、7回の日暮れを区切りにするだろうか。

季節によっても、捉え方は違うだろう。
例えば、私だったら、今の時期は朝起きたら明るく、夕方は窓から夕焼け空が見える。
けれども冬は起きても真っ暗、夕方も気がついたら真っ暗ということは少なくない。空を見ていつも真っ暗だったら、区切りのつけようも無い。



夜明けと夕暮れ、どちらが区切りとして適切かというと難しいけれど、毎日のことを過ぎゆくままに放っておくと、結局のところ区切りがなくなってしまう。
仕事がある間は、そのリズムをもって一週間とするのが一番楽なのだろうと思うが、果たしてそれでいいのか。

メリハリの無い日々は、生きることに対する感覚が鈍麻してしまうようで怖い。
一日の区切りをつけること、意識すると意外といいことかもしれない。

サザエさんとか、大河ドラマとか・・・
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これが希望というものならば

2014年06月26日 | 生き方について考える
このブログを書いていて、不肖コロ健、自らの不甲斐なさを、しばしばといっていいほど嘆いている。だが、いつも最後の最後、どこかで自分を肯定していることに気がつく。
その最後の最後の肯定が”希望”というものに相当するものであるかはわからないが、結局のところ、絶望というところに到達することは容易ではないと思う。



何かに負けたり、失敗したりしても、人はそこにいつまでもとどまっていることはできない。
どんなに打ちひしがれていても、しばらくしたらお腹は空くし、眠くなる。
そんな自分というものをまったく否定することは無理なことであり、結局どこかで自分を肯定する。
どんなになっても、食事をとるし、眠ってしまう。

パンドラの箱の話とはこのことだったのかと、気付く。
箱から出て行った多くの災厄とは、実は自分の心の嘆きだった。



絶望というものはとても過酷であり、すべてを否定しても最後に”希望”という肯定が残る。
一文字の違いが、人としてのあり方を大きく変えてしまう。

希望さえあれば、人の未来は永遠にあり、そこに向けて生きていくことができる。
希望を持って生きていくのが人生であるのならば、そのすべてを受け入れ、肯定していくことこそがあるべき姿なのではないか。


とすれば、このブログは”希望”に満ちてる?
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こんな事故、許せない

2014年06月25日 | いじめ飲酒とタバコとギャンブル
こんなことがあってはいけない。そんな事故が昨晩あった。

午後8時の東京、池袋。私もかつては近くに住んでいたことがあり、たびたび通ったことのある道路で、悲惨な事故があった。
脱法ハーブを吸った挙句に運転をして、人をはねて殺した。

亡くなられた方、けがをされた方のことを思うと、この思いはどう言葉にしていいのかわからない。

脱法ハーブというか合法ハーブ。火をつけてタバコのように吸ったら、ラリッてしまうような種類の葉っぱで行っているのだろう。
地上にはそんな効用のある植物など、まだまだいくらでもあるのだろう。化学的構造を少しだけ変えて作った゛合法的な゛薬品もある。だから、いくら取り締まっても、きりがないだろう。

この事件を起こした37才の男はいったい、どういうつもりでこんなことをしたのか。
「あなたの一生をかけても、亡くなった女性は帰ってこない。」
この女性の未来は、池袋の路上でこの男によ閉じられてしまった。

こういった麻薬まがいの薬を吸った上での交通事故というのが頻繁に起こっているそうだ。年に50件以上。
こうなると、次死ぬのは自分かもしれないという恐怖に陥るほどだ。



飲酒運転での交通事故は、依然として後を絶たないし、今回のあまりにも悲惨な事故。
飲酒運転やこういった薬物に関連した自動車事故は、事故という偶然のものではなく、殺人行為といっていいだろう。
自動車はすぐ目の前を歩いている人を殺してしまう可能性のある凶器だということをいつも心にとめて安全運転に努めなくてはいけない。

『安全運転の教則』にでも書いてありそうなことだけど、亡くなった方のことを考えると、安全運転は絶対だ。
そして、今回のこの、『脱法ハーブを吸って起こした事故』絶対にあってはならないことだ。

亡くなられた方のご冥福と、怪我をされた方々の一日も早い回復をお祈りします
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読売新聞2014年6月25日(水)01:29
車が歩道暴走、7人死傷…「脱法ハーブ吸った」
24日午後7時55分頃、東京都豊島区西池袋の路上で、歩道に乗用車が突っ込み、約40メートルにわたって歩行者を次々にはねたほか、郵便ポストなどをなぎ倒し、電話ボックスに衝突して止まった。
この事故で男女7人が巻き込まれ、20歳代とみられる女性1人が死亡、都内や埼玉県内の20~30歳代の男女6人が重軽傷を負った。警視庁池袋署は車を運転していた埼玉県吉川市高久、自称飲食店経営、名倉佳司容疑者(37)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)容疑で現行犯逮捕、容疑を致死傷容疑に切り替えて調べる。調べに対し「脱法ハーブを吸ってすぐに運転した」と供述している。
捜査関係者によると、名倉容疑者は意識がもうろうとした状態で運転席にいた。「車の中にハーブが置いてある」と供述しており、同署は車内を捜索する。
現場は池袋駅西口の繁華街。目撃者らによると、名倉容疑者の車は蛇行しながら車道を走行した後、歩道に乗り上げ人をはねた。事故直後は歩道に血を流した人が倒れ、居合わせた人が手当てするなど騒然とした。

ナイトの首の(剥離)骨折の件

2014年06月24日 | 犬との暮らし
フラットコーテッドレトリバーのナイトが首の骨に剥離骨折をおこしていたことを、このブログでお知らせしたのが4月のこと(「ナイトのことで大騒ぎ」)。その後、順調に回復しているようで、先日(マルチーズのコロが膀胱結石の手術が上手くいって退院した日)獣医さんに診ていただき、散歩は首輪でしていいことになった。



これまで使っていたハーネス(胴輪)は首輪に比べて犬へのコマンドが伝わりにくい上、時々抜けてしまうのでまだまだ若い(4歳)ナイトに使うのは難しかった。
少し太めのこの首輪、老人ホームへの慰問に行く時などにつける、゛よそ行き゛のもの。獣医さんにはしばらくはこれで様子をみるようにいわれた。



以前使っていたチェーンチョーク。犬へのコマンドは伝わりやすいが、首への負担も大きい。
だが、観光客の多い鎌倉ではナイトのような大型犬の散歩は十分注意しないといけない。子供やお年寄りと゛遊ぼう゛として相手を倒してしまうことがある。見慣れない観光バスを見つけて走り出したこともある。散歩の時、コマンドが伝わりやすいチェーンチョークを使うのが、飼い主にもナイトにもいいことなのだ。

いずれは、チェーンチョークに戻すことになると思うが、首の剥離骨折を再発させたりしないように、散歩の時には周りをよく見ながら、名前を呼んだり、誉めてやったり、顔を見たりと、ナイトとのコミュニケーションをよくとって、リードを引かなくていいようにしないといけない。

コロの抜糸も今日、無事終了
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みんな言わないだけよ

2014年06月23日 | 妻の名言
医者をやっているのに、私は患者さんの気持ちがわかっていない。


自分ばかりが不運で理不尽な人生を歩いていると思ってきた。
でもそんなこと、自分だけではなかったのだと、つい最近気がついた。



妻が常々言っている言葉がある。

みんな言わないだけよ。



病気や事故で体の一部を失ってしまった人は少なくない。
そして、そういう人たちの役にたとうと私は医者をやっている。だから、私はそういう人、患者さん、の気持ちをわかろうとしなければいけない。

だけど、それができないできた。

苦しいこと、悲しいこと、いろんなことがあったとしても、誰もそのことをぺらぺらとは話したりしない。



私はいつも過去に捕らわれながら生きていると感じている。この思いは、一体なんなのだろう。

私は人生でなにを失ってきたのか。
そして、それによってなにを失ったのか。
失ったことで失ったものは何か。

時間、プライド、金。
多くを失ったかも知れないが、何も失っていないのかも知れない。

みんなそんなこと、いちいち言わない。

私がこれまでの自分の人生を悔やんで、一体なにがあるというのか。
後ろを振り返ってばかりの人生。

そんな生き方ってどうなんだろう。
そろそろいい加減、目を覚まそう。

すべてのことを受け入れて
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ビッグデータに飲みこまれるな!

2014年06月22日 | 電脳化社会
ブログを書いていると、誰にどれだけ読んでもらっているかが気になる。
どれだけ読まれているかの指標になるのが、gooブログのアクセス状況とか、にほんブログ村、人気ブログランキングといったようなもののランキングものでの順位だ。たくさんの人に読んでもらいたいという気持ちがどういう思いから生まれてくるかは別として、時々、多くの人に読んでもらおうと記事の中にアクセス数の上がりそうな言葉を入れようという気になる。
そういった言葉はいわゆるビッグデータのなかから、上位に検索されたキーワードを入れるといいような気がする。
私のような素人ブロガーだと、gooでいえば『人気検索キーワード』とかNHK news webの『つぶやきビッグデータ』といったようなものから当たりそうなキーワードを探して、タイトルにするのがいいのかもしれない。
どうやら、文章の中に入れても、アクセス数はそれほど上がらないようでタイトルに入れないといけないような感じがするのがわかってきたのだが、さすがにそこまではできないでいる。



今朝、NHKの番組『サキどり』で、『来たっ!人工知能が切り開くアカルイ未来』という番組をやっていた。人工知能がプロ将棋士に勝つようになったことを中心にしての話で、人の仕事が人工知能によって奪われていくという話だった。
人工知能は、ビッグデータを用いてさらに様々なデータを出していく。
ビッグデータを用いて、人間の行動パターンを読んでいろいろなことに対応していくことが可能となってきた。



世界は今、ビッグデータが大流行りである。
将棋の棋譜も、売れ線商品にしても全部データ化され、蓄積されている。
医学情報もたいていはビッグデータの中からの診断が可能だ。
熱がどのぐらいで、各種検査データがどのぐらいならある程度の病気を鑑別に挙げることは可能だ。医者の仕事もずいぶん減りそうだ。


だが、どこまでいっても例外はある。そして、その例外の数は思っているよりよほど多い。
だから、人間はそのことを良く知っていなくてはいけない。ビッグデータばかりに頼って、例外が存在することを忘れてはいけないのだ。
人工知能に頼ってばかりいて、人間自身がその多様性を失ってしまわないようにしなくてはいけない。



ちょっと、話が大きくなりすぎてしまって話に収拾がつかなくなりそう。もう少し書きたいのだけど、NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』の時間となってしまったので、このテーマはまた別の機会に。

いつもとんがっていよう
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飲んだ帰り

2014年06月21日 | いじめ飲酒とタバコとギャンブル
最近はずいぶん控えるようしているが、仕事のあととかで飲むことはある。
一度飲み始めると簡単に帰ることのできないことはしばしばある。
学生時代は、おふくろの心配をよそに大学やその周辺で平気で夜を明かしていた。
都内に住んでいた頃はタクシーで帰ることの出来る所だったのでそれで済んだ。



鎌倉に住むようになってからは、帰りの時間を気にするようになった。
基本的には品川23時59分発の横須賀線か、これに乗り遅れると0時4分発の東海道に乗る。東海道に乗った場合、戸塚で横須賀線に追いつくのでこれに乗り換える。
横須賀線で鎌倉駅を乗り過ごさないようにするのが肝要だ。一駅先の逗子が終点だが、乗り過ごして逗子で降りたりしたらタクシーの列は絶望的に長いし、歩いて帰るにはお化けトンネルを真夜中に抜けることになる。これまで何度もあったが、よく取り憑かれなかったものだ。

東海道の場合はとにかく戸塚で降りること。一度、小田原まで行ってしまって、ひどい目にあった。
戸塚で無事横須賀線に乗り換えたからといって、大船辺りで座ってはいけない。鎌倉までは座ったりしてはならない。

終電に乗り損ねた場合は深夜バス。やっぱり品川駅前から出ている。3,000円以上かかるがタクシーよりはよほど安い。
満員になっていやしないか心配しながら乗る。新橋から乗っている人がいて、本当に寝ているのだか、狸寝入りだかわからないが隣が空いていても座らせてくれない人が多くて、困る。



昨晩、一年間よく頑張ってくれたレジデントの勤務の最終日。
小さな研究会も重なったので、病院の近くの中華料理屋で送別会を開いた。紹興酒をずいぶん飲んでしまったが、終電よりもよほど早い時間で切り上げて帰った。
寝過ごすことも無く、無事帰ることが出来るとホッとする。

今日は少々二日酔い
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電車、ガラガラ

2014年06月20日 | 通勤・交通・旅行
コロ健、鎌倉の夜明けが美しいときサッカー日本代表は勝利する、という勝手なジンクスを持っている。だから、今朝は夜明けが快晴だから勝利するに違いないと思って朝日を拝んでから家を出た。
ちなみに、1対2の敗戦に終わったコートジボワール戦の日、昼間は快晴だったが、朝は霧が深かったはず。このジンクスの定義には当てはまらなかった。



JR横須賀線鎌倉駅のホームに着いたら、並んでいる人がいつもの三分の一ぐらいしかいないので驚いた。お盆休みの時のようだ。
小田急線が相模大野駅での脱線事故で、一晩中、朝まで運休だったのが関係しているわけはないだろう。これはやはりサッカーワールドカップブラジル大会での日本対ギリシャの試合が朝7時からあることと関係しているに違いない。
予選リーグ一回戦でコートジボワールに敗れている日本、この試合を落としたら決勝トーナメントへの進出は絶望的とあって、この試合を仕事を休んででも応援しようという人がたくさんいるのだろう。
電車の車内も、乗換駅のコンコースも空いていた。
そして、都内の駅で降りても、人がいつもより少ない。やっぱりお盆休みの時のようだった。



9時前には試合も終わった。

試合結果は残念なものになってしまったが、もう1試合残っている。希望は最後まで捨ててはいけない。
日本がコロンビアに勝つこと。そうしたら、コートジボアールだってギリシャに勝たなくてはいけない。まだまだ三つ巴、コロ健も日本代表の勝利を信じて、最後まで応援するつもりだ。

引き分けなのだから、ジンクスだって途切れたわけではないことにしたい。

それにしても、サッカーの力というものはすごいものだ。


日本 0 - 0 ギリシャ
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小田急・相模大野で脱線事故 けが人なし 2014/6/19 19:19 J castニュース
小田急小田原線・江ノ島線の相模大野駅(神奈川・相模原市)で2014年6月19日、脱線事故が発生した。18時9分に事故が発生し、19時現在で小田原線の新百合ヶ丘から海老名間、江ノ島線の相模大野から大和間が運転を見合わせている。
各社の報道によると、車庫から出てきた車両だったため、乗客はいなかった。運転再開見込みは23時ごろを予定。それまでは他社線への振替輸送を実施している。

いろんなところで、いろんな人が、いろんなことを

2014年06月19日 | 日々思うこと、考えること
最近、コロ健の近くでちょっとしたことがあった。ニュースにもなり少しだけ報道された。
もちろん、ここに書きたくなるようなことであり、悪いニュースではない。



こうしたことを、当事者としてではなく、別の方面から聞いたりすると、ちょっと驚くと同時に、そのことに関わった人達の顔が浮かぶ。
ずいぶん苦労しただろうし、さぞかし嬉しかっただろう。



世界中、いろんなところで、いろんな人が、それぞれいろんなことをしている。それぞれのことに軽重は無い。それぞれのことが、自分にとって有益かどうかという点で少々捉え方は人によって異なるが、基本的にすべては等価だ。

自分が知っていることなんて、世界中のほんのほんのごく一部でしかない。
世の中で起きていることなんて、自分の知らないことばかりだということを自覚して生きていく必要がある。



無知であることを知っていることが、唯一の知であるとちょっと感じるが、これもまたたいした知ではないだろう。


お疲れ様でした
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梅雨空が戻ってきた

2014年06月18日 | 日々思うこと、考えること
梅雨の空が戻ってきた。しばらくはぐずついた空模様となるらしい。
この時期、花といえばクチナシのことばかりいっていたが、それ以外にも花はたくさんあった。
今日は、道すがら咲いている綺麗な花。


色に関わらすユリはユリ



シモツケ、でいいのかな?



モミジの先端は新梢?


花の名前をググって調べてみたのだが、いっこうにわからない。
“梅雨時”、“オレンジの花”とか“青い花”とか“白い花”で探したが、ぴったりの花の名前は出てこない。

 
壁の割れ目からだってはえてます。



ど根性ひまわりは、あと一息



公園にある大きな花



薄曇りだけど、今にも泣き出しそうな空


結局、大雨にはなりませんでした。
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コロ、退院

2014年06月17日 | 犬との暮らし
マルチーズのコロが、膀胱結石の手術を無事終え、わが家に帰ってきた。首の周りにつけているのは傷口を舐めてしまわないためのカラー。
手術では1センチ大の大きな石が2個とその他小さな石多数を摘出したとのこと。妻がおみやげに持って帰ってきた結石は黒く不整形を呈していた。



コロは八歳。人でいえば五十歳に相当するそうで、不肖コロ健と同い年ということになる。まあ、立派なおっさんである。
娘へのクリスマスプレゼントとして、近所のショッピングモールの一角にあるベットショップで買った。

妻も一緒だったのだが、ショーウィンドウ中からすごい目力で、私だけのことを見ていて、すぐにでも買わされそうになってしまったほどだった。
動物の衝動買いはいけないと、頭を冷やすためいったんは店の外に出て、ほかの店を冷やかしてから戻ってみたら、私たちが店を出る前と同じ目で私のことをじっと見ていた。

結局、その目力に負けて、家に連れ帰ったようなものだった。
その時の光景は今でもよく覚えているし、よく思い出す。

今でも、私をみるコロの目力はけっこうなものだ。



少々気性の荒い犬だったが、2年ほど前から、抱かれることを嫌がるようになった。特にお腹が嫌だったようだ。近所の獣医さんに連れて行ったら、結石が見つかった
結石ができにくいペットフードを買い求めてやっていた。
だが、ある日血尿が出るに及んで、戸塚にある大きな病院に連れて行った。

画像診断で、数個の膀胱結石が見つかって、腹腔鏡手術で摘出することになった。開腹手術よりも回復が早いらしい。犬の場合、傷口を舐めてしまうので、それに対しても都合がいい。
さらにわが家にはフラットコーテッドレトリバーのナイトがいるので、コロの傷口を舐めてしまう心配もあるので、傷口は小さいほうがいい。



犬には多種の尿路結石ができやすいようで、ネットで調べたらいろいろ解る。今回、手術で摘出したが、油断すると、またすぐできてしまうこともあるようだ。

シニア犬となったコロにはこの先、食事療法でオシッコをよく出させて、結石ができにくいようにしなければいけない。これは人間とても同じである。


抜糸は来週
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なにをなにからどうしよう

2014年06月16日 | 日々思うこと、考えること
われながら、それなりにいろいろよくやっていると思う。
手前味噌、といえばそれまでだが、先週末にしても、男手の必要な家事の手伝い、親戚付き合いに休日出勤はしなかったものの(オンコール当番でなかった)研究会議にも参加した。



問題になるのは、それぞれのことをしていると、公私を問わず何らかの問題点が浮かび上がってくる。そんなわけで、次にはこれらへの対応をしないといけなくなる。

さらに忘れてはいけないことに、こうしたことをするためには、別の何かがうっちゃられているで、そのほとんどすべては先送りされているという事実がある。



週の始まりはこういったことをリセットして考えるいい機会ではあるが、一体、何をどのような順番で、どうしたらいいのか、わからなくなってしまう日でもある。

なにをなにからどうしようと、悩んでみても仕方が無い。
結局のところ、目の前に山積みされている大量のことを粛々と片付けていくしかない。



別に、こんなこと私だけの問題ではない。みんなそれぞれ大変である。

今日、退院です(コロ)
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