冷たい北風とともに冬がやってきた。
昨日から急速に気温が下がり、今朝は8度。
明日も寒いようで1月並みとか。
たしか、始まりは石破さんが自民党の総裁になったことだと思うが、それから総選挙で国民民主党がこの国の政治のキャスティングボートを握ったかと思ったらその党首が不倫問題で大騒ぎ。
米国の次期大統領選挙ではトランプ氏が圧勝。
SNSによる勝利だと公言する兵庫県知事選挙。
どれもマスメディアと称される組織の予想を覆す結果となったわけで、とくに兵庫県知事選挙は衝撃だった。
どれにも共通しているのは、国民にしてもトランプ氏にしても兵庫県知事選にしても、SNSを上手に使った陣営が勝利したということだ。
マスメディアがSNSに敗北したということは、正直残念だが、その動きはずっと前から始まっていた。
その先駆けが、新聞をとらない家庭の増加で、新聞が世論を形成していくということはもはやないだろう。
となると、SNSでうまい具合に世論を作っていくことができたらいくらでも自分の好きな方向へと誘導することができるようになる。
私にしても、Xよりはブログのほうがじっくり作られているつもりでいたが、あそこに”長文になりますが”などと書かれている細切れの文章をつなぎ合わせて読むほうが若い人には合っているのだろうと感じる。
そのXにしても、逃げ出す人がいてほかのSNSサービスに転じる人がいる。
まあ、ひとつのSNSサービスに人が集中してはある意味危険だからそれはそれでいいが、これからの社会はどこへ向かってゆくのか全く先が読めなくなってしまった。
信じられるのは天気予報だけ