こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

息子のひとり立ち、私の転職、ナイトとのお別れ

2019年12月31日 | 日々思うこと、考えること
大晦日。
今年はいろいろなことがあった。

私の転職、愛犬との別れ、息子の独立。

今度の病院に来て3ヶ月、これまで私は何をやってきたか?と考えると、さて、どうだっただろう、と考える。
一人病理医として日々の診断業務に従事しているが、病理医不足の昨今、それだけでも十分にお役に立っているとは思うが、それはそれで診断クオリティーの問題を考慮すると大丈夫なのか心配になる。臨床医は、「相談できる病理の先生がいるだけで、まったくちがいますから。」などとおだててもくれるが、曲がりなりにも病理診断を行えるのが、院内に一人というのは心細い。それでもこの先少しずつでも頑張っていかなくてはいけない。
息子は大学を出ると同時に家も出た。
洗濯物を抱えてちょくちょく戻ってくるが、一家4人の年賀状は今回で最後。
ナイトのことは、まだまだ悲しみから立ち直ることはできないだろうけど、思い出を大切に生きていきたい。
みなさま良いお年を

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今年のボツ記事 2019年

2019年12月30日 | あの頃のこと…思い出話
毎年恒例のボツ記事特集。今年はボツ記事は少ないと思っていたのだが、こんなにあったとはびっくり。このなかから復活してくるテーマはあるか?
並びは、古い順ですが、シリーズ物(くずれ)など、書いた日が前後しているものがあるので基本的に日付はつけません。どれも出来損ないの拙文ばかりで申し訳ありませんが、私の備忘録のようなものですのでご容赦ください。
『』内がタイトル、続く文章が記事(もちろん書きかけ)。・・・以下は一言コメント。

『私は年をとらないの』・・・まったくすごい人。
私の義母は妻の遥か上を行くポジティブシンキングの人だ。
新年の挨拶をしていたら、ずいぶん元気のいいことをいったのを妻が聞いて「もう、いったいいくつなのよ、歳を考えて」と言ったら、義母は「あら、私は年なんてとってないわよ、周りの時間が過ぎていくだけなのよ」と妻に反撃していた。
すごい・・・

『いまさらなんだが恐ろしい』・・・ブログ、ツイッター、FB、全部合わせたら・?
昨晩、NHK総合テレビで、SNSからいろいろな情報が取られ、

『”国民的”とはどういう基準なのか?』・・・マスコミは機能しているか?
嵐というグループがあと1年11ヶ月で活動を休止するということが発表された。解散でもなく、ただ単にメンバーの長期休養というようにしか聞こえないが、それはさておき、嵐が”国民的”グループのニュースだということでNHKまでが大ニュースとして取り上げたのには驚いた。
私は嵐というグループが5人だということを、櫻井くんのコメントで初めて実感したぐらいで、相葉くんがスポーツに詳しいらしいというのは、やっぱりNHKの番組で知っただけで、それ以外のことは知らない。大野くんがリーダーだということは薄々知っていた。松潤と二宮くんはテレビドラマ以外で観る以外はあまりよく知らない。そもそも、この5人でいいのか、あと一人ぐらいいたのではないかと自信が持てなかったので、念のためググって確認した。スマップが解散したのは去年だか一昨年だったが、あのグループの方が”国民的”だったように思う。”国民的”美少女コンテストなんていうのもあった(いまでもあるのか?)が、後藤久美子以外だれが選ばれたのかは知らない。

『人の出入り』・・・みんながハッピーになれるといいね
今年度いっぱいで、何人かのスタッフが職場を去る。
それぞれの人にとって新たな道を進むことになるので、それぞれの人にとって必要かつ正当な進むべき道なのだろう。

『誰が10日も休めるの?』・・・9連休でもまだまともに休めていない私
天皇即位に際しての10連休の話題がたくさんある。
そもそも10日も休んで、日本は大丈夫なのだろうか?お休みは即位の日だけでいいように思うけど、どうしてそうしないのだろう。
私の勤務先は祝日は従来の暦通りで営業する。まあ、しょうがない。病気はいちいち休んでくれない。
それはさておき、この10連休、

『タバコ、一日60本で40年』・・・タバコは今日からやめましょう
という人の組織

『この前、本屋でおどろいたこと』・・・何に驚いたのか、残念ながら忘れた
本屋さんには

『医学用語は難しい?』・・・日本人はすごい
”どうして医学用語 難しいのですか?”という質問をいただいた。コメントに対する答えでもよかったのだけど、書いたらずいぶんな量になる。せっかくなので記事としてあげることにする。美咲さん、ありがとうございます。さて、医学用語がなぜ難しいかというと、まずは日本語と外国語がチャンポンになっているからでしょうね。
西洋医学が入ってきたときに、当時の優秀な医学者は臓器名を日本語に翻訳してしまうという離れ業を成し遂げてしまったので、

『医学用語が難しいという件(2)日本語の医学用語』・・・ドイツ語と英語は似ている
文明開化の時期に様々な医学用語を日本語化してしまったために、日本人は外国語で医学を勉強する必要がなくなった。
Stomachは胃、Lungは肺であ

『医学用語が難しいという件(3)医療者が気をつけなくてはいけないこと』・・・わかる言葉で話しましょう
ガンをカルチという医者が多いのは、なぜだろう。
私は、ガンはガンという立場なので、自分からカルチだなんだとは言わないけれど、誰かがそう言ってきたら問題視せず、応じてしまう。

『大人になれば』・・・大人、恐るるに足らず
大人になれば、いろんなことの道理がわかって、悩みなんてなくなるものだと思っていた。
ところがそんなことはなかった。悩みはなくなるどころか、むしろ増えているような気がする。

『ナイトの思い』・・・これは4月23日の記事でした。
フラットコーテッドレトリバーのナイト、去年大病をしたけど今のところ再発もなく元気だ。
9歳だから大型犬(いつも一緒にいると大型に感じないのだが)としてはよく生きてくれた。

『椅子取りゲーム』・・・自分はどうだったかは覚えていない
おととい都内で銀座から渋谷に移動した時に地下鉄を使った。乗る時にけっこう若めの人たちが我先にと空いている席に座ろうとして、のんびり乗り込んだ私と妻は並んで座ることができなかった。10分足らずの距離だから別々に座るよりは二人で立っていた。
妻に、最近気になって

『目の色の違い』・・・私は色黒だから、瞳も真っ黒だと思っていた
白髪の感じが良くなってきたわね。もともと健ちゃんは色が薄いからいいのかもしれないわね。
僕の色が薄い?そんなことないよ。
ううん、あなたは瞳の色だって茶色だもの。親子でそう。」
え?どっち?」とたずね返したら娘のことだという。いわれてみたら娘の瞳は茶色い。
私たちの目は黒いの」と、妻と息子は黒いそうだ。そういわれて妻の目を覗き込んでみたらたしかに真っ黒だった。
その晩、自分の瞳をマジマジとみたらやっぱりちょっと茶色い。
欧米人ほどのバリエーションはないけれど黄色人種も瞳の色はそれぞれ違うし、みる人はみているものだ。

『座ってばかりの病理医なのに』・・・運動不足のことを書きたかった?
長時間座っていると

『tingible body macrophage と 点字ブロックは似ているか』・・・ダジャレのようではずかしい。
リンパ節という組織があって、体の免疫能を支えている。そのリンパ節にはリンパロ法という構造があり、そこにtingible body macrophageという形態の組織球がいる。そして、その細胞の有無が、濾胞性リンパ腫の診断の時に重要な所見の一つになる。この細胞そのものは、昔から知られていたありふれた細胞で、私も昔から知っている。
それで、このtingible body macrophageなんだが、どうも点字ブロックに音が似ているような気がする。
駅のホームで、駅員さんが、「まもなく、横須賀行き電車が入ってきます。お待ちのお客様は、tingible body macrophageの後ろでお待ちください」と言っているように聞こえるのだ。tingible body macrophageは点字ブロック、ではなく、ティンジブル・ボディ・マクロファージ、と発音する。ティンジブル・ボディ・マロファージ、駅員さんによっては、ティンジボロックとも聞こえるのだ。
ただの空耳なんだけど、駅のホームに立つたびにこの用語を思い出すというのはそろそろ終わりにしたい。

『満員電車のゲーム小僧』・・・人の背中にスマホを置くのが流行りらしい。
朝夕のラッシュ時の満員電車は時々気持ちが悪くなるほどだ。
ぎゅうぎゅうなのはもとよりだが、最近はスマホゲームがとてもストレスになる。
ゲームのために、スペースを確保しようとするので、どうしてもその人の前30センチぐらいが必要となる。そういう人が後ろにいると背中を手で押されてとても嫌な思いをする。
それでも、片手で遊んでいるぐらいならいいのだけど、両手でやや大きな画面のゲームをいじっている人がいると、怒りたくなる(が、ぐっと我慢している)。

『病理も女性医師がずいぶんと増えた』・・・科によっては女性医師の方が多い。
昨晩は近在の病理医が集まっての勉強会があった。仕事が終わってから集まるので、始まりは19時とやや遅い。それでも、2、30人の病理医が集まり、ミニレクチャーを聞いて勉強し、持ち寄った症例についてディスカッションした。
病理医がある程度まとまると、その時々の人数構成もある程度わかる。
最近よく思うのは、病理も女性医師が増えたものだということ。
もともと、病理医は時間をコントロールしやすい科の一つだ。さすがに、放射線科や麻酔科ほどではないが、人の手当てさえしておけば病理医の仕事は時間通りに進む。
突発的な仕事として、病理の場合は術中迅速診断や病理解剖が入ってくる可能性があるが、そのことを見越しておけばなんとかなる。外科系の科も毎日大きな手術をしているわけではない。病理解剖は余程のことがない限り、日勤帯に行う方が精度が上がるので、わざわざ夜中に行わないで、翌日の朝から行うべきだ。
病理医の集まりで女性医師が増えたのは、医師全体の中で女性医師が増えたからで、このこと自体は驚くことではない。それでもなんとなく地味な印象が強くてあまり人気のない病理医を目指す女性医師が増えてきているということは、病理のワークライフバランスが比較的良いということがあるのだと思う。

『せっかくのお休みなのに・・・』・・・今年の大雨。
滝のような雨がつづく、とか、7月1ヶ月分の雨量になる、とか、恐ろしい話ばかり出てくる。

『案ずるより産むが易し・・・とにかくやってみよう』・・・どうせやるならやる
昨晩、出席するかどうか悩んでいた会合があった。
55歳にもなって、悩むも何もあるかと、若い人には思われるかもしれないが、55にもsれなりの人間関係があって、それなりに悩むこともある。
それで、結局半日ほど逡巡したあげく参加することにした。
来てみたら、皆さん優しく接してくれる。もちろん自分から挨拶をしまくったあげくのことだけど、これはこれでよかった・つぎにあうときは申

『簡単に泣くなよ』・・・いい大人が泣きじゃくるな。
泣くことが悪いとは言わないが最近、泣く人をテレビでよく見る。
私はスポーツの試合で負けて泣く選手のことが好きでない。この前あった、女子サッカーのW杯でもベテランと言える選手が泣きじゃくっていたのが放送で流されていて、あまりいい光景ではないと思った。どうして彼女はあれほどまでに激しく泣くのだろう、というか、泣いてしまうのだろう。まさか、女子だから”涙がでちゃう、だって女の子だもん”ということはないだろう。男子でも負けて泣く選手がいる。巨人の星でも飛雄馬は涙を流していた。負けて泣くのはいいが、泣きじゃくるほどは泣かないほうがいいのではないか。
さて、吉本興業のドタバタでは、大の男三人が泣いていた。
見るからに強面の社長が泣いて、それとは別に芸人二人も大泣きしていた。どちらもニュースなどで編集された映像を見ただけだから彼らがどれだけ泣いたのかはよくわからないが、見苦しい泣き方だ。
芸人二人の泣き方は、泣くことでお詫びしているというか、許しを乞うているようだけど、人前で泣いたことで、彼らが糾弾されている過去が変わるわけではない。それに、あんな泣き方、廊下に立たされた小学生のようだった。何か勘違いしているのではないかと思う。
吉本の社長、彼はなんで泣いていたのだろうか。今や名門芸能プロダクションの有名社長となって順風満帆の人生が、自覚の足りない芸人によってひっくり返されそうになってしまったことへの恐怖だろうか?芸能記者にいじめられて悲しくなったのだろうか?
いずれにしても、そこは泣くところではないだろう。毅然とした態度で、会見に臨み、経緯と決定事項を淀みなく話せばいいだけで、これまた何か泣くことで許しを乞うているようにみえた。
卑怯に見える泣き方というのはよくない。ああ、この人、泣いてごまかそうとしているな、と思われたら、泣いたことは全く逆効果だ。
涙を流すのは、人や可愛がっていたペットが死んだ時か、嬉し涙で十分だ。
あとは、何かに感動した時。そんなものだ。

『順位をつけなくてもいいんじゃない?』・・・オリンピックは国境を作るためのもの?
この前、東京オリンピックでのメダルのデザインが発表された。
それをみて、なんだかなぁと。しょせん、地球というとても小さな星の上の、多くの生物のうちの人間という種族内でわざわざ順位をつける必要があるのだろうか。オリンピックに出られるほど、というか標準記録をクリアできるほどであればもう十分ではないかと思う。そういうと、では標準記録とは何か、なんのためのものか、ということになるので答えはなかなか出ない。
テレビをつけると、オリンピックの話題がすぐに出てくる。
スポーツはテレビにとっては視聴率を稼ぐことのできる有料コンテンツだから、オリンピックには盛り上がってもらわなくては困る。まあ、だから一生懸命盛り上げるのだが、この歳になってくると、その商業主義の露骨さがよく見えてきて嫌なものだ。

『夫婦という不思議なつながり』・・・努力しているかしていないか自分ではわからない。
朝、目がさめると妻がそばにいて、おはようと声をかける。こういう生活を私は25年以上続けてきた。妻以外にこういうことをするのは祖父母、両親、子供だ。この人たちとは血が繋がっているが、妻とはそれが無い。夫婦とは不思議なものだと最近強く思う。
夫婦というと男女のカップルになるが、同性同士のカップルでも同じことだ。元々は縁のない二人の人間が奇跡的に出会い、カップルとなる。そこまでは比較的容易かもしれないが、その後数年から数十年続けるというのは結構大変なことだと思う。

『電車の降り乗りはすみやかに』・・・乗る人のことも考えて。
電車を降りる時は足元に注意していなくてはいけないので走って降りる必要はないけど、人が乗り始めたところで慌てて降りてくるのはやめてほしい。
大抵はスマホに夢中になって降りそびれた人で、困る。

『大学病院で私が学んだこと』・・・いろいろありました。
先月までいた大学病院といっても分院だった。

『忙しいけど、大丈夫かな?』・・・バーンアウトには要注意。
新しい職場に移ったばかりだからだと思うのだけど、一昨日、昨日と忙しい。
今度私が来た病院はいわゆる専門病院なのだが常勤病理医不在だった。専門性が高くなると将来的なこともあって、なかなかその道に進む人がいない。”癌が専門”なんていう病理医はどこからも引くてあまただけど、私などはやっている領域は患者さんが多くはないので、ポストも少なく、専門にしにくい。そして、私、コロ健がその小児・周産期病理を専門にしていたということで白羽の矢が立ち、ここに来ることとなった。1年前に、この病院に病理医がいない(というかやめてしまった)ということは知っていたが、まさか自分が来ることになるとは思ってもいなかった。
病理医がいなかったということで、病理診断は検査会社に外注していたらしいが、専門家が診る訳ではないから、質はイマイチとなる。しばらく前から手伝いに来る様になって、専門的な疾患だけ診断していたのだけど、時間的余裕がなくて、症例はたまる一方だった。
赴任したらどうなるかなんて、わかっていても良さそうなものだけど、わかっていなかった。少なくとも、もうちょっと早く終わると思っていたのだが、先週までと変わらない。
この先、溜まっている症例の診断が片付いたら、多少は楽になるだろうか・・・。

『人生はなるようになる』・・・あれこれ考えてもしょうがない。
今度の病院への異動を決めた時から、辞令をもらうまで、"自分は本当に大学病院を辞めて異動することができるのか"と、何度も心配になった。
自分がどれほど大切にしてきてもらったのかということを感じたからで、この人たちと別れて私は後悔しないか?と思ったことがまず第一。

『大きなお世話か?嫌なオヤジか?』・・・観光客が多すぎて。
鎌倉は谷戸といって、
行き止まり

『今週からお弁当』・・・ダイエット&節約。
一昨日の日曜日、ささやかながらいただいた2年半分の退職金の一部を使うということで通勤鞄を新しく買った。心機一転の意味もある。少し大きめになったので弁当箱も入る。
昼食は前の前の職場では職員食堂で上司や技師さんと食べていた。前の職場では休憩室で同僚や技師さんと食べていたのだが、今度の職場では一人病理医。

『吉永小百合のプロフェッショナル』・・・ファンです。
昨晩、エディジョーンズヘッドコーチ率いるイングランドがオールブラックスを撃破した。イングランドの選手たちは凄かったし、そこまで、2年半、かけて作戦を練ってきたエディジョーンズはもっと凄い。事実上の決勝戦といわれる試合で結果を出せたというのはまさしくプロフェッショナルだ。
そして、そのあとNHKで吉永小百合スペシャルと銘打って、プロフェッショナルが放映された。名実ともに大女優の生き方が余すことなく描かれていて、感銘を受けた。

『運転免許証の更新』・・・あっという間に歳をとる。
先日、運転免許証の更新に行った。早いもので5年ぶり。視力検査の時、少しだけよくわからない不安がよぎるのも年齢のせいか。待合室に貼ってある手数料の変更案内のポスターに、高齢者講習とか認知機能検査の文字が見える。ああ、自分も早晩これらのことに該当するようになるのかと余計に不安になった。気がついた時、突然老が目の前に立っている。
無事故無違反免停などにならないで優良運転を続けたら次は5年後60歳。

『応援してたのに』・・・失望失望大失望。
ジャパンディスプレイの横領事件に引き続き、今度は幹部が不正経理を指示していたとか。
個人的にだけど、私はジャパンディスプレイをオールジャパンとして、心から応援していた。、

『妻が倒れて思ったこと』・・・ナイトが逝ってしまう直前に書いた記事でした。
妻がインフルエンザで倒れてから一週間ほど経った。先週末に、インフルエンザの予防接種を受けた日に、どうもその病院でインフルエンザに感染したようだ。
息子の婚約にかかわる、顔合わせのお食事は乗り切って、他の方はだれも発症しなかったようだ。
もちろん、娘も私も発症しないで、ナイトの看病と家事をした。
昨日、だいぶ元気になった妻に留守番してもらって、グリーンファームに買い物に一人で出かけた。
ゼラニウムからひげ根が出てきたので、いよいよ鉢植えにすることにしたので、そのための土とか鉢を買いに来たのだ。妻に元気を出してもらおうと、花束とポインセチアの鉢植えも買った。
帰りながら、「もしかしたら、妻はこうやって毎日家族が笑顔になってくれたらいいなと思いながら、家を綺麗にして、お花を生けてくれていたのか」と思った。
今週は弁当もわたしが作り、昨日今日は食事も私が準備した。メニューを考えるのも一苦労。

『新宿の発車番線ホーム、渋谷の乗り換え、武蔵小杉のダイヤ』・・・渋谷がどうもしっくりこない。
今朝は相鉄線が遅れたというニュースを見て、ついに始まったかと思った。
新宿駅にはJRだけで、何番線まであるのだろうかとおもって、調べてみたら、もあった。
渋谷は私が高校時代に山手線から井の頭線に乗り換えて使っていたが、とてもわかりやすかった。階段を上がったら銀座線だったし、階段をあがって下りたら東横線だった。
武蔵小杉にいよいよ相鉄線が乗り入れることとなった。

『血圧も何とかしたいのだが』・・・まずは減塩。
ダイエットは順調なのだけど、血圧は残念ながらなかなか下がらない。測定するときに、あれこれ考えてしまうのがよくないのだろうが、加齢に伴う動脈硬化はどうしようもない。これまでの不摂生もたたっている。さて、どうしよう。

『年末年始、あるいはダイエットの壁』・・・だらだら食べるのも良くない。
クリスマスも終わったが、食生活を元の調子に戻すのはなかなか難しい。

『オリンピックは持ち回りの役員のようなもの』・・・金持ちの国にしかやれない。
来年の東京オリンピック、総経費は3兆円に迫ろうとしているそうだ。

『ネズミが消えた遊園地』・・・ナイトに失礼か。
ナイトが

『病理診断はAiにとってかわられるか』・・・早晩そうなるだろう。
画像診断

まで、ボツ40タイトル。1ヶ月分のストックは書いてあったということで、駄文にせよそのこと自体はすごい。
来年もいい記事をたくさん書きましょう。
いろいろありました

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結局、今日が仕事納め

2019年12月30日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
昨日は、”次、止めるのは1月6日の朝”などと高をくくっていたアラームをしっかりかけ、気合を入れて病院に向かったものの、緊急手術が中止となったという連絡が途中で来て、引き返した。
病院に着いてから「手術はなくなりました」なんてことにならず、世の中便利になったものだ。
早起きだったうえにいい天気で、庭掃除と鉢植えの手入れをせっせとした。
でも、今度は別の患者さんで迅速病理診断が必要となったという連絡が家に帰った頃に入った。
ということで、今日も出勤。

今朝の空は昨日の晴天とは打って変わって白黒写真のようで、これがあべこべだったらまったく残念な話だった。

専門病院に勤めているので、診ているお医者さんもスペシャリストで、みなさん豊富な経験と高度な技術を持っている。
診断は難しいものが多いうえ、容態が急変することが多い。
診断が遅れたら重篤な病態になってしまうこともある。
だから、治療の方向性を決めるためにもある程度の診断が早めに必要になる。
”ある程度”というのは、診断の確定には、免疫組織化学とかの追加検索が必要となるのだけど、とりあえず、HE染色でわかる範囲の情報が欲しいということだ。
今回の年末年始は休みが長い。
病理も医療チームの一員。一人病理医なので、すべての要望に応じることはできないが、せっかく自宅にいるのだったら、病院に行ったところで、どうということはない。
病理検査室の技師さんも出てきて標本を作ってくれて、診断は滞りなく行うことができた。

明日の予定は聞かれなかったので、結局、今日が仕事納めとなったようだ。

One Team

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庭掃除、すればするほど思い出が

2019年12月29日 | ガーデニング・菜園・花・緑
昨日のメールは、緊急手術を行う可能性があるから、病理も迅速診断が必要となりそうなので、出てきてくれないか、というものだった。病理医は私一人しかいない。今日は病理学教室の先輩と墓参りに行く予定だったのだけど、それはキャンセルしてもらい、手術に備えた。

病院まで時間がかかるので、いつもの出勤時間より1時間遅いだけで、結局今朝もアラームのお世話になることになってしまった。
ところが、バイトに出かける娘と一緒に病院に向かったのに途中で外科から電話が入った。患者さんの病状が回復したので、経過観察することにしたので、手術は中止。病理の出番はなくなった。

病状が回復し、なにはともあれ、よかった。

ということで、引き返して家に帰り、何をやろうかと。今日の大掃除は庭。
やらなくてはいけないことは、山ほどある。

掃除をしていたら、月桂樹の根元にもみじの小枝が落ちているようなのがみえた。ところが、よく見ると、なんと、そこから生えていたのでびっくりした。
それにしても、掃除をすればするほどナイトのことを思い出してしまう。庭にはナイトとの思い出がたくさん詰まっている。

なにをやってもまだまだ忘れられません。

夜は年賀状

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お休み、門松立て、病院からのメール

2019年12月28日 | 日々思うこと、考えること
まとまった休暇となった今年の年末年始。
まさか28日から門松を立てることになるとは思わなかった。

コロの今年最後の受診の帰り、近所の大型スーパーに寄っておせち料理の準備。
結構、混んでいて驚いた。これが明日明後日となったらもっと混むのだろう。
今日は穏やかな1日。静かに過ごした。

買い物から帰ったら、病院からメールが入っていた。

また、血圧が上がりそう

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次、止めるのは1月6日の朝

2019年12月27日 | 日々思うこと、考えること
通常業務は今日でおしまい。
これでしばらく朝のアラームのお世話になることはない。
今度アラームを止めるのは1月6日の朝であって欲しい。
目覚ましのアラームにはいくつか種類があるが、その中から1つ選ぶのはなかなか苦労する。
そもそもいくつもの中から、これと思って選んだものだから、色々な意味でベストなものだ。
それでも時には、アラーム音がいまいましくなる。
それで、2番手のものに変えたこともあったが、それがアラーム音とは気がつかず、寝過ごしてしまった。
アラーム音とはいまいましくなるほどのものでなくてはいけないということだ。
昔使っていた目覚まし時計のベルなんてかわいいものだ。
結局、今のものに戻して現在に至っている。
妻と私とではアラーム音が違うが、妻もここ数年は同じものを使っている。
今日は仕事納め。
3ヶ月の間に溜まってしまった書類の片付けと、まだ整理しきれていない引越しの荷物をなんとかしようと思っていた。
だが昨晩おそく、緊急オペで迅速診断も頼むという連絡メールをもらい、緊張して4時ごろに1度目が覚めてしまった。
寝なくちゃ頭が働かないと、二度寝したら熟睡してしまい、今朝もやっぱりアラームのお世話になった。

今日は予定通り、術中迅速診断はあって、症例は例によって希少症例で、厳しいものだった。

仕事納めの日まで大忙し

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小さくても幸せな国に

2019年12月26日 | 日本のこと、世界のこと
日本の人口がどんどん減っている。

昨年の出生数は90万人を割り込み、死亡数は130万人を超えたとのことだ。出生数が80万人台になるというのは、これまでの国の予測よりも早いペースだそうだ。自身の国の人口を予測できなくなっているというのには社会状況の急激な変化もあるのだろう。


グラフの左端は私の生まれた1963年で、出生数は160万人ぐらい。今年は、その半分強ということになる。これは驚きだ。私たちの世代の10年後あたりには団塊ジュニア世代がいるが、その押し上げ効果は全くなくて、どんどん減っている。
少子化の原因はいろいろ挙げられていて、どれも正しい。でも、対策はどれも今ひとつ。
子供をもうけ、明るく楽しい家庭を築いていく、ということに価値観が見出せなくなっているのかもしれない。子供は手がかかるし、お金もかかる。良い子に育ってくれたらいいが、子育てに失敗したら一体どうなるだろうか。などと、子供を持つことに対してマイナス要因ばかりが気になる。
若い世代の人が子供を持ちたくないと強く思っているわけでも無いだろうが、そもそも負債ばかりが増えるこんなひどい社会に送り出すのはかわいそうと思っている人もいるだろう。仕事に打ち込み、気がついたら子供を持てる歳を過ぎていたという人も少なくない。


人口が減っていくこの日本、人口増に転じさせることを考えるより、老人ばかりが増えていくこの国全体のスケールをどうやって小さくしていくかを考える方がいいように思う。
もともとそれほど広くない国土、ゆったりとした国土計画をたて、ゆったりとした幸せな国にはできないだろうか。

・・・
2019年の出生数初の90万人割れへ  : 自然減は50万人超(nippon.comより 本文中のグラフも)
2019年に国内で生まれた日本人の子どもの数が86万4000人と、1899年の統計開始以来、初めて90万人を割り込む見通しとなった。厚生労働省が人口動態統計の速報値を基に推計した。子どもの数は2016年から3年連続で100万人を割り込み、2018年の確定値は91万8400人だった。
一方で、高齢化が進んでいることから、死亡数は戦後最大の137万6000に上る。このため死亡数から出生数を差し引いた人口の「自然減」は51万2000人と初めて50万人を突破する見通し。自然減は07年から13年連続となるが、毎年、マイナスが大きくなっており、少子高齢化から、本格的な人口減社会に突入していることが浮き彫りになった。

すぐには無理でも

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準備は前からできてたのに

2019年12月25日 | 犬との暮らし
メリークリスマス!

といっても、私は今年のクリスマスをこれまでのような楽しい気持ちで迎えることはできなかったので、クリスマスツリーがあっても、ポインセチアがあっても、なかなか”ハッピーな気分”になれないままでいた。

仕事帰りに同僚の技師さんが「あ、ケーキどうしよう!」と話しているのを聞いて、はたと娘にクリスマスプレゼントを用意しなくてはと思った。
寄り道をして、東急ハンズで娘と妻とついでに私にと、プレゼントを3個用意して帰った。
もしも奇跡が起きたら今年もフラットコーテッドレトリバーのナイトと一緒にクリスマスを迎えることができるんじゃないかと思っていたが、残念ながらそんなことは起こらなかった。

やっぱり、もう、ナイトはいない。
ツリーはナイトと一緒に飾り付けたし、ポインセチアもナイトが亡くなった日のお土産だったのに(クリスマスツリーの飾りつけ - 2019年11月24日)。

ご近所にレトリバーが大好きな方がいて、ナイトを偲ぶよすがにと大事にしていたであろうフラットコーテッドレトリバーの置物をくださった。それこそ思いがけない素敵なクリスマスプレゼントで、今年のクリスマスは、この小さなナイトと迎えることとなった。
去年の今頃、私はこんなことを書いていた。
ナイトが私たちに贈ってくれたこの1年こそが奇跡の時間だったのだろう。

覚悟はできていたはずのに

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学生さんが冬休みになって

2019年12月24日 | 通勤・交通・旅行
私が使っている路線は学生が多い。中学、高校生は少し時間が早いのでいいのだが、大学生は私の通勤時間ともろにかぶる。若くても彼らも疲れているようで、ドアが開いた途端におりてくる人を押しのけ、その横から、車内に乗り込む。そうまでして座らなくても死にはしないのにと、私は降りる人を待ってから乗り込むので、大抵の場合座れない。仮に席が空いていても体育会系のような男子学生の隣しか空いていない様な時はあきらめる。女子学生でも、大柄な子やゲームにふけっている様な子の隣はちょっとと思う。だから、娘に火曜日から冬休みだと喜んでいたのを聞いて、これで車内で若者たちとスペース争いをしなくてよくなるかと、私も嬉しかった。

私もかつては学生だったので、まじめに大学に通う学生を邪魔に感じちゃいけないのだけど、通勤通学のストレスというのはかように重い。なるべく混まない路線と時間を選んでこれなのだから、混雑率200パーセントなどというのを想像しただけで気が遠くなる。その様な場合は、そんな職場を諦めるか、転居するかの二者択一となるが、いまのところ鎌倉から出るつもりは無いので、職場を諦めることになるだろう。今の職場で本当によかった。
何はともあれ、今日はガラッと電車は空いていて、本当に楽だった。車窓から見える某大学のキャンパスにも人影はまばらだ。それでもまだチラホラ学生さんがいるようだが補講でもあるのだろうか。夜は若者が繰り出していたが、明日からは朝晩ともに空くだろうと期待している。

今夜はクリスマスイブ

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今日からは明るくなっていく

2019年12月23日 | 日々思うこと、考えること
冬至を過ぎて、今日からは毎日少しずつ日が伸びていく。寒さは一層厳しくなっていくけれど、それは春を迎えるための準備。
ゼラニウムは雨に当たらない様、こまめに出し入れしていたらずいぶんたくさん花をつけてくれた。生き物を育てるのはなんでも手をかけてやることが大事だと今更ながら実感する。
今度の年末年始は暦通りだと8連休、9連休となる人が多いようだ。私も、ゆっくり休めそう。みんな一緒に休むことでしか働き方を改革できないのは残念だけど、仕方ない。
それでも、最近の若い人の働き方を見ていると自主的でいいのではないかと思う様になってきた。がむしゃらにやって壊れていった人を少なからず見てきたが、そんなことであたら才能を潰してはいけない。やりたい人はやるし、やる気のない人は何もやらない。
私といえば半年ほど前の、大学病院でのモテ期のピークも過ぎ、今やすっかり静かな病理医生活(モテ期に気をつけなければいけないこと - 2019年6月14日)。ナイトのことも、親父のこともある。無理して壊れなくてもいいだろう。
専門病院の一人病理医に何ができるか、何をやっていくべきか、少し本でも読んで考えてみることにする。

おちついて

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さびしい散歩

2019年12月22日 | 犬との暮らし
昨晩、親父の家で妹の家族とともにクリスマス会を開いた。親父はすっかり弱ってしまっていて、立ち上がるのを手伝っていたら私が腰を痛めてしまった。これが介護なんだとはじめて知る。
夕食の準備をしていたら、テレビがついていて、親父がぼんやり観ていた。チャンネルをNHKの「大富豪同心」に換えようとしたら、妻が涙ぐんで、ナイトのことを思い出すからやめてくれと言う。二週間前にナイトが逝ってしまった時、ナイトと一緒に観ていた番組なので、悲しくなってしまう様だ。この調子では大富豪同心を妻と一緒に観ることはこの先もうないだろう。
休みの日の朝、7時には目がさめる。
もっと寝ていらことができたらいいのだけど、目が覚めてしまう。考えてみたらナイトがトイレのために外に出せと言ってくる時間が7時前後だった。今朝もしばらくぼんやりしていたが、昨日も体を動かさなかったということもあったし、そもそも時間を持て余してしまい、仕方なく一人で散歩に出た。
我が家の近所、どこを歩いてもナイトと一緒に歩いた思い出ばかりが浮かんでくる。
ナイトとの散歩で歩いていた頃、一人で歩いている人とすれ違い、”犬でも連れて歩いたらいいのに”なんて思ったこともあった。あの頃の私が、今の私をみたら、私はやっぱりそう思っただろうか。多少なりとも意地悪な気持ちを持っていた自分自身が嫌になる。
犬がいてもいなくても、一人というのは寂しいものだ。かといって、妻は散歩も辛いようだから誘えない。今日、一人で歩いている人とすれ違うことはなかったので、じゃあどう思うだろうということはよくわからなかった。

笑顔で歩く

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インクがブームとのことで

2019年12月21日 | 日々思うこと、考えること
悪筆自慢というわけではないのですが、今日は手書きです。

キーボードでの入力は楽

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文中のインクは以下の4種類。
 墨の様に真っ黒なのが気に入っています
 明るいブルーがいいです。
ちょっとくすんだ感じが落ち着いていていいです。
 プリントアウトした原稿の朱入れはこれ。というか赤インクそのものが少なかった。

元気がなかなか出てこない

2019年12月20日 | 日々思うこと、考えること
先週末、出張から帰ってきたら、娘がクリスマスイルミネーションをベランダの手すりに取りつけてくれていた。クリスマスツリーを出した頃から、やらなくちゃと思っていたが、時間もなく、天気も悪く、元気もなく、なかなかできないでいたので、たすかった。
お向かいの奥さんが、「あれを見ると、コロ健さんの家、元気ですよ!って知らせてくれているようで、安心しました。」と妻に言ってくれたそうだ。ご近所の仲の良かった方は随分心配してくださっている。

クリスマス飾りのボールが余っていたので、医局の机の横に置いたゴムの木を飾ったらどうかと、妻に言われて何個かぶら下げてみたら、少し心が軽くなった。
でも、そんな妻の体調は今ひとつで、落ち込みようは見ていて気の毒になる。
二週間前に亡くなったナイトのことを不意に思い出してしまう。これが”ペットロス”という状態なのだということはよくわかる。そして、この状態がどのぐらい続くのかは全くわからない。
亡くなった犬は虹の橋を渡って天国で暮らし、飼い主が死ぬとそれを迎えに来てくれるという。それまでは私は、心の中で遊んでいるナイトと遊んでいるしかない。それにしても犬の癒しの力というのがいかに凄いかと実感する。

コロも心なしか寂しそう

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新職場、三題噺

2019年12月19日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
今にも降り出しそうな空。今日は一日中天気が悪い。こういう日はテンションは下がりめ。さすがに帰りは雨となった。
10月に職場を移って2月半。まだまだ落ち着かない。
一人病理医であること、気力、体力の衰えを感じることなども加わり元気が出ない。
そんなことをいくら言っても仕方ないので、新しい職場での話題を三つ。
・・・
その1) カンファレンス
臨床科とのカンファレンスの日程が落ち着いて、ひと段落。外科系と内科系のそれぞれ1科ずつとの定期カンファレンスを組むことができた。新装なったカンファレンスルームの利用が決まってホッとした(カンファレンスルームに模様替え 2019年12月12日 )。箱物は人が入ってナンボのもの。私から放り出さない限り、このカンファレンスは続けられる。あれやこれやと調子に乗って仕事を増やしたところでろくなことはないので、これ以上は増やさず、一年ぐらいは様子を見ることにする。
・・・
その2) 迅速診断
昨日も迅速診断があった。院内にこれだけの数の医者がいるのに、迅速診断ができる医者が私だけというのは、なんだか不思議な感じだ。迅速診断までできてやっと病理医として一人前で、私も病理医の端くれとしてなんとかやってはいる。でも実際のところ、先日も少々難しい症例があり、苦労した。誰かの意見を聞きたいところだが、専門領域でもありそんな人はそうそうおらず、毎回極度の緊張状態にさらされつつ、やっている。
・・・
その3) 新任の挨拶
医局会があった。医局会開催のアナウンス放送というのを赴任以来初めて聞いたのでどんなものかと出席した。この病院では医局会は3、4ヶ月に1回程度の開催らしく、前回は9月だったらしく、私は今回が医局会のデビューとなった。司会の医局長に促され、この病院にこの10月に就職したことを皆さんにご報告。
2ヶ月すぎての新任の挨拶でちょっと間抜けな感じではあるが、初めて会う人は少なくない。その場にいる人みんなに伝えたい最大公約数的なことを長すぎず短すぎずに、話すのは難しい。「病理は臨床の先生方の協力があってこそやれるのでご協力よろしくお願いします。また、何かあったら病理の部屋においでください。」と、ここでもしっかり営業トーク。赴任したからには使ってくれなきゃいる意味がない。

何だか気が抜けている

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免疫力に疲れは大敵

2019年12月18日 | スポーツ・健康・ダイエット
昨晩、BS3で美容だか健康とかと免疫の関係の話をしていた。途中で寝落ちしてしまったのであまりよくわからないのだが、話のメインは、ストレスが免疫能に影響を及ぼすということだったはず。それを聞いていたら、まったくこのところのわが家のことではないかと思った。ナイトの看病で妻がまず倒れ、先週末はついに娘も寝込んだ。私は風邪とまではいかないが、時々鼻水が出るし、ここ数日は頭痛と肩こりがあって体調は今ひとつ。風邪まではひかないのは私が単にバカなだけかもしれないが、とにかく疲労が溜まっていることだけは間違いないので、要注意。
何はともあれ、免疫能を保つには健康でいなくてはならない。

健康といえばダイエット。
私のダイエットは今のところ順調に進んでいて、9月末に本格的に始めてから3ヶ月で84キロから79キロへと5キロ減。最近では、元気づけにとたくさん食べようとしても、満腹感の閾値が下がってきているのか、そんなに食べたいと思わなくなったというか食べられない。週2日の休肝日も週1.5日ぐらいは達成できている。心なしか、体が緊張感を持つようになった気がするし、ダイエットアプリを使っていので、食事のバランスもあれこれいってきて、自然とバランスがよくなる。免疫能を何とか維持していられる理由の一つにはこのダイエットもあると思っている。体重減少は最近下げ止まっているが、このあたりでスタビライズさせ、年末年始を乗り切りたい。
年明けから5月の連休までに5キロ減らして、合計10キロ減でBMIが24足らずになったらそれでいいと思っている。

さて、免疫能を上げるには、十分な睡眠、バランスの良い食事、適度な運動、人間関係を主としたストレスを極力避けることなどがあるけれど、食事以外は私には難しい。
そういえば、寝落ちする直前に、歩行は1日7000歩程度が免疫能を良好に保つにはちょうど良いという話があった。これならなんとかクリアできそうだ。

ハードトレーニングは要注意

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