こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

新生活に向けて準備しているもの

2010年02月27日 | 家族のこと
四月から、長男、長女ともそれぞれ、高校、中学へと進学する。
今は、その準備で大忙し。
まずは、先立つものだが、これが大変。二人そろって私立なので、これまでの貯金を大々的に取り崩した。家のローンも始まったばかりで、はっきり言って、大変。
いつまでもつやら、正直心配。
それはさておき、制服、教科書のほかにも、誓約書だとかなんとかいろいろあって、入試の時の願書書きが未だ続いているようだ。

”新生活”いろんな新生活が始まります。なにはともあれ、学校生活がんばれ!

人生いろいろ。

2010年02月26日 | 家族のこと

我が家の兄妹ダブル受験、二人ともそれなりに挫折を味わうこととなった。

この先の人生すべてが決まるわけではないが、日本のように、早め早めに結果が決められる世の中だと、立て直しが厳しい。とにかく、18、9歳までに全力疾走で駆け抜けるのが、日本の教育体制だ(そこで壊れる学生は切り捨てて、残りの勉強ができる人間が残っていく)。偏差値の高い大学に入らないとその先は無いも同然で、それはこの先もあまり変わることはないだろう。
たしかに、偏差値の高い大学を出た人間には優秀なのが多い。

私も、日々偏差値の高い医学部の出身の医者のことを見るにつけ、そう思う。それに、そういった価値観でこれまでやってきたのが今の日本だ。

その結果としての、今日の不況をどう捉えるかはよくわからないが・・・

子供の人生は子供の人生、いずれにせよ悔いの無い人生を送って欲しい。

人生、いろいろである。

先輩、後輩

2010年02月25日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
私にはいい先輩、いい後輩がいる。
私自身は大したことがないのはよくわかっており、いい先輩の指導で、専門医資格がとれたわけだし、プレゼンが上手にできるようになった。
後輩には優秀なのがたくさんいる。自分の劣等感の裏返しでそう思っているだけかもしれないのだが、それでもできる奴はできる。

すごいのは、勉強ができて、さらに人間もできている人間がいるということだ。
勉強ができる奴はある程度は、教科書的なことは理解しているので、仕事も如才なくこなせる。とはいえ、勉強だけでは、やっぱり社会ではやっていけない。たとえ、それが病理の世界でもだ。

ただ、いい先輩の数より、優秀な後輩が多いように感じるのは、やっぱり焼きもちとかそんな感情からなのだろうか?
世の中では優秀な後輩をいじめる上司、なんて話を良く聞くが、私はそういう先輩にならないように気をつけないと。

だからこそ、尊敬できるいい先輩、というのは数が少ないのかもしれない。
M先生、K先生、ご無沙汰してますけど、これからもよろしくお願いします。

犬との会話

2010年02月24日 | 犬との暮らし

散歩をしながら犬に話しかけている人がいる。
私もそうだが、はたして犬には通じているのだろうか?
我が家のマルチーズは今年で(たしか)3歳。家に帰ったときには迎えにくるし、マテもお手もできる。
しかし、それは私の日本語が通じているからなのだろうか?
さすがに、それはないだろうな。条件反射で、状況に応じてじっとしていたり、手を挙げたりするにすぎないはずだ。

だから、散歩をしながら、「気持ちいいね」とか、「そこでおしっこしちゃダメ」なんていったところで、こちらの顔には目もくれないし、自分の気に入ったところで、思いっきりおしっこをする。

犬との会話ができるようであれば、犬も自らの犬権を主張するようになっているはずだし、自治権だって認めてあげなくてはなるまい。
勝手なことは結構やるので、ただただ、人間に従属することが本能とも思えない。というわけで、犬は飼い主の思っていることは全く理解していないだろうと思う。
犬からみれば、訳の分からない言葉をしゃべる動物が、気まぐれに首輪をつけたり、えさを出したりする、という様なものだろう。

それでも、何かと声をかけてしまう。ペットとは不思議な存在だ。


公共施設での禁煙

2010年02月23日 | いじめ飲酒とタバコとギャンブル
公共施設の全面禁煙通知へ=飲食店や娯楽施設も-厚労省
毎朝、通勤で通り抜ける運動公園にも喫煙場所があって嫌な思いをしてきたので、今回のこの措置は嬉しい。

今後は、”タバコ好き”、”愛煙家”といった表現もやめるべきだろう。タバコのみはみんな、”ニコチン中毒者”と呼ぶべきだ。私が以前ニコチン中毒者だった頃のことを思い出すと、「煙草をやめずに、死ぬのだったら、それでもいい」と、真剣に思っていた。これはやっぱり中毒者の発想だろう。死ぬようなものは嗜好品でも、趣味でも無い。
中毒者を減らすには”タバコを吸える場所””タバコの自販機”を減らすのが最も効果的な方法だ。今回の、公共施設での禁煙は、”今でも喫煙者に戻ってしまう恐怖”と戦っている私としては、また、一歩”再”中毒化から離れることができるようで、嬉しい。
あとは、公共施設で働く人の禁煙だな。彼らは依然としていろんなところで”隠れ吸い”をしている。こうなってくると、チクり合戦となってしまうが、受動喫煙者(この場合、臭いにおいを嗅がされる人間としての被害者)にはチクられることがないので、怖くない。

ギヤチェンジ

2010年02月23日 | 日々思うこと、考えること
原稿の校正依頼が来た。
12月22日の引っ越して以来、落ち着いて仕事ができないで来た。
年明け早々の研究会は無事(?)乗り切ったものの、その後は子供の受験が気になって、仕事ができず・・・情けない。
結局、もう3月だ。
相当昔に出しておいた原稿だったのだが、それをたったの2週間で片を付けろと、そんなこといわれても、そうそう私の技量では。

それにしても、最近、気力の減退が著しい。
45歳前後の同輩諸兄はいかがなものか?

ギヤチェンジしてがんばらないと!

駐車場の風景・・・

2010年02月22日 | あの頃のこと…思い出話
今年は『SURF&SNOW』三十周年だそうで、苗場には”祝!サーフ&スノー、30年”みたいな看板がたくさんあった。
それにしても、「恋人がサンタクロース」が出てからもう、30年とは(この曲が使われた「私をスキーに連れてって」はこの7年後だそうだ)。私も二十五、六年前、苗場(正しくは筍山だそう)へ向かった。夜中に東京を出て、4時か5時に駐車場に着いて、夜明けを待った。夜が明ける頃には駐車場にはずいぶん車が来ていたような気がしたが…

妻は同じだが、これに子供が二人増えた状態(正確には息子の友人二人も一緒)で、二十数年ぶりに苗場プリンスホテルに泊まり、朝7時過ぎに、駐車場を見ると、びっくり。日帰り用の駐車場に、車がいない(いるのは宿泊客で、昨晩からそこあるだけ)。駐車場は、”無料”なのに。

あの頃の訳の判らないブームはなんだったんだろう。半徹で、死にそうな眠気と戦いながら、今とは全く異なる、滑りにくい板をはいて、必死にこぶだらけの斜面を降りていた。あれは何のためだったのだろう。子供達は、幅の広いスキー板で、楽しそうに滑っている。うーん、

”苗場”、この響きに憧れていた頃、私は一体、なにに浮かれていたのだろう。もしかすると、私だけではなかったんじゃなかろうか。みんなで、浮かれていた。

ドラゴンドラという、長いゴンドラができていた。もちろん、リフト共通券で乗ることができる。”秘境”だった、かぐらスキー場に、いとも簡単に行くことができた。こんなに設備投資をしても、来場者が激減してはどうなることか。
苗場プリンスホテルも季節営業だけになるそうで、従業員も昔とは桁違いの接客の良さだが、時すでに遅し。バブルの頃にこそ、スキー業界も、観光業界もたくさんたくさん、サービスをして我が国に、ウィンタースポーツを根付かせておくべきだった。
あの時の、貯金はもう底をつきかけているように見える駐車場の風景だ。

気持ちいい景色

2010年02月21日 | 日々思うこと、考えること
久しぶりにすばらしい景色を見た。
人工湖だろうが、ほぼ全面が凍結した湖面というのはちょっとした景観だ。
昨晩の嵐も、山に雪を積もらせ、今日は朝から快晴。
ながーい、ゴンドラに乗って、昔、秘境と思われた田代、かぐらスキー場へ行った。いやー、ホント楽しかった。昨日の大渋滞も、アイスバーンも忘れて、パウダースノーに覆われた緩斜面を、上手になった気になって滑った。
今度、ゆっくり滑りに来たいと思った。

それにしても、関越の渋滞はすごい。午後5時頃出発したのだが、鎌倉に帰り着いたのは、10時過ぎ。手がしびれてしまった。
バタンキュー

板流し

2010年02月20日 | 日々思うこと、考えること
子供達の受験も終わり、今週は受験勉強お疲れさま&お父さんお母さんリフレッシュスキー一泊ツアー。だったのだが、豈図らんや、関越は、全部で60キロくらいの大渋滞。
鎌倉を6時半に出て着いたのは、午後1時前。新幹線で行った、息子と友人二人は、座れなかったとはいえ、スキー場に11時前には着いていた。
まあ、昔の大変さを知っているので、朝出たのだから、こんなものだと、妻とは納得したのだが・・・
なにはともあれ、スキー。最初のうちは、楽しく滑っていたのだが、午後3時頃から雲が出て来て、4時頃には何も見えなくなって来た。
降りるのも大変で、先があまり見えない中、どんな風になっているかよくわからないアイスバーンであえなく、転倒、さらに板流し。というか、板より自分の方が滑り落ちてしまった。
止まらない。尻をつけても、手で雪面を掴もうとしても止まらない。板より、5メートルくらい下でやっと止まったが。
板まで登れない。途方に暮れていたら、親切な青年が板を持って降りて来てくれ、履くまで面倒を見てくれた。ありがとうございました。いやー、ほんとに怖かった。今思い出しても、ぞっとしてしまう。

その後、なんとか、アイスバーンを下りることができたのだが。一緒におりて、あえなく、途中で見失ってしまった妻も、生まれて初めて板を流した、と嘆いていた。それにしてもさすが、女性、5人も助けに来てくれたとか。娘も、なんだか、大変だったらしい。

スキーは楽しいのだが、大変な時は大変。
たっぷり飲んで、明日に備えよう。

春はそこまで

2010年02月19日 | 通勤・交通・旅行
ひな祭りの案内が出ていた。
雪が多かったので長かったように感じられた冬も、来週にはずいぶん温かくなってもうすぐ終わるようだ。って、少し早い様な気がするが、寒の戻りもあったりするだろう。
季節の移り変わりは、気がつくとあっという間だ。二十四節気で今日は雨水、寒さも峠を越え、温かくなっていく日だ。

厳冬期に入試を行うという日本の風習はどうかと思うが、いい季節に思い切りいろんなことができるということも、考えようによってはいいことだろう。
いまさら、ゴールデンウィーク明けに入試、なんていうのも、どうかとも思うし。
さて、そろそろ我が家でもひな人形を出さないと。

最終日

2010年02月18日 | 家族のこと
一ヶ月あまりの長きにわたった我が家の兄妹ダブル中高受験も、今日の兄の県立高校入試でおしまい。
そんな日が大雪とは、息子のみならず、神奈川県内の高校受験生に少なからず同情してしまう。
それにしても、一喜一憂とはよくいったもので、親の思い通りにいかないのが受験。先日、仕事の調整がうまくいかないのを、子供の受験のせいのような話し方をしていたら、桜蔭出身の先生に、「私は受験のとき、自分ももちろん親がぴりぴりしていたのを覚えています。嫌でした。」といわれ、すごく恥ずかしかった。
とはいえ、子供が頑張っているのを応援するのも、親のつとめ。この1ヶ月、ピリピリしていたつもりはなかったのだが、どうだったろう・・・
兄の結果が出るまでは、あと10日。
果報は寝て待て。か。

春の大雪

2010年02月18日 | 日々思うこと、考えること
恥ずかしながら、関東地方南部に降る雪は、なぜ一月ではなくこの時期に多いのかの理由を、これまで知らなかった。
日本海側の地域あれだけの雪が降るのだから、いくら越後山地あたりが高くても湿った空気も多少はそれを越えてくるはずだ、などとずっと思っていた。
逆に南岸低気圧はフェーン現象を起こすことになるというし。
天気というのが合理的に説明されていることをあまり良く知らないまま、天気予報を馬鹿にするのはよさないといけない。

すぐに温かくなることはないようだが、それでも春はすぐそこまで来ている。


意思疎通障害社会

2010年02月17日 | 電脳化社会
【from Editor】少子化の本当に怖い話(産経新聞) - goo ニュース

このような話は、子供に限ったことではない。
私自身、そう思うことがある。古株の技術職員との間で、会話が乏しくなっていることを自覚する。月に1度ミーティングがあるが、そのときに、コミュニケーションの大切さを訴えるが、病理のような基本的にはルーチンワーク中心の職場では、お互いに会話をしなくても済むようになってしまっており、病理医自身、技術職員に一定の動きを期待してしまう。
「単語でしか話せない子供が増加?」というよりは、「単語でしか話せない人間が増加?」の方が正しいのではないか。人間が、機械を動かす部品、となっている現在、マニュアル通りにしていれば良い訳で、そこにコミュニケーションは必要ない。さらには、意思疎通にはPCやメールといった、非接触型ツールを用いて証拠を残しながら行うことが必須となっている。これらはわれわれ大人が普通にやっていることである。われわれ大人自身が会話を単語でしかしなくなっている。子供を悪く言ってはいけない。
コミュニケーション能力を高める必要性が声高に言われているが、大人がこのような状態では、具体的な方策はなかなか見つからないはずだ。

女性の上司

2010年02月16日 | 日々思うこと、考えること
私の上司は女性医師だ。中学受験のときに、逆立ちしてもかないそうもない優秀かつ、美人の女子がいたので、自分よりできる女性に対して何のコンプレックスもない。もちろん、私の上司も世界的に通用する専門領域を持っていて、やっぱり私よりずっと優秀で、かつ美人である。
その上司とは、数年来一緒にやっているが、赴任当初こそぎこちないこともあったが、今では全く問題なくやっている。上司が女性であったのが幸いだったのだと思っている。
というのも、昔、一回りほども違う男性医師と一緒に仕事をしたが、本人のキャラクターもあったのか、うまくいかなかった。私の人生にとっては苦い思い出の一つで、未だに心がちくちく痛む。
男同士であることが、どうしても競争心みたいなものをかき立ててしまうのだろうか。
上司を立てられる部下、立てられない部下 は何が違うのか(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース
ところで、最近、病理に女性医師が増えているのではないか、と思っているのだが、それは私の周りだけだろうか?ただ、女性ばかりが増えると、女性同士の問題も出てくるだろうから、男性医師と女性医師、同じくらいになるのが理想だろう。女の敵は女、という言葉もあることだし。

トモチョコ

2010年02月15日 | 家族のこと
朝起きて、冷蔵庫を開けてびっくり。
昨日作っていたチョコレートののったシューが庫内を占拠している。
これから、ラッピングして、これらを持っていくのか・・・

大した元気だな。
ところで、私にはもらえないの?