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私が頻用しているのは、もちろんこの こんきも(こんな気持ちでいられたら)を載せているgoo blogと読書メーター。いずれもコロ健(colocolokenta)でやっている。
さすがにツイッターは”実況中継”感が苦手で、こんきもをアップしたら自動で投稿されるようにセットしてあるだけだ。最近の”舌禍”ならぬ”ツイッター禍”をみると、私のようにあさはかな人間が手を出さないでおいてよかった、とも思える。つぶやきが多いといつ足をすくわれるか、わからない。
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フェイスブックは最近の爆発的ブームの前に、イギリスに留学していた後輩に教えられて始めた。実名を出すことに抵抗感は無かったが、写真を掲載していない人が意外と多いのは、ちょっと狡いかな、と思った。まあ、女性の場合など、犯罪防止の観点からすれば、仕方ないこともあるかもしれない。友達を自分から探しにいくことは無いが、それでも誰かからの友達リクエストがあればそれを拒むことはなく受けるようにしている。友達数が1000人を超えている猛者もいるが、私はまだ二桁だ。それでも、だれそれがどうした、などという情報がどんどん入ってくるのには、少々辟易してしまい、いまでは友達リクエストメールが来た時だけ、見ている。
というところで、さっき覗いたら、みんなたくさん書き込みしている。
これって友達登録している人への、一斉メールにしか過ぎないんじゃないか?と、思ったりもする。実際、商売の広告に使っている人は多いように思う。
そういってしまうと身もふたもないので、まあ、海外旅行、学会出張は、アリかもしれない。だけど、”ホームなう”、はいらないんじゃないかとは思う。誕生日も祝って欲しいから公開しているわけではない。
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読書メーターには、一冊読み終える毎に感想文を書いている。ときどき、自分の感想に”ナイス”が、入っていると、自分の読みかたに同意してくれる人がいるような気がしてとても嬉しい。残念ながら、メントを入れてもらったことはまだ無い・・・(話はそれるが、読書メーターのいいところは、”再読”があるところ。2度3度、と読むことを肯定していることが、”本当”の読者本位であるように思う)。
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さて、この個人情報発信、人は何の為にするのだろう?
自らの考え方を広く人に知らしめることは、古くから行われていたことで、洞窟の壁画だって、同じ範疇に入る。絵や文字を描き書き記す行為そのものが、情報発信であり、自己主張だ。
なぜ、人はそのようなことをするのか。
誰に、何を伝えようとするのか。
そんなこと、わざわざやらなくたっていいはずなのに、なぜかやってしまう。
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なぜか?
人には人に何かを伝えなくちゃ!というDNAが刷り込まれているのではないか?と、思う。
すなわち、亀よりは速い足と犬よりは器用な手しかないにもかかわらず、種として残って来れたのは、お互いの情報発信すなわち、情報の共有によって、危険を知り、回避してきたからだ。従って、この、「情報は、発信し、共有すべし」という遺伝情報がわれわれヒトのDNAに刷り込まれている。だから、誰にも情報を提供しない人は役に立たない。良質の情報を人に提供することのできる人こそが、有用な人となった。”自己顕示欲”なんて、意地悪な言い方もあるが、それも何らかの形で刷り込まれた情報発信DNAの発露とも考えられる。逆に、情報を発信しないやつは、嫌われる(国家試験対策委員をやっていて、人に情報を回さなかったやつがいたが、あいつはどういう人間だったのだろう)。DNAに反した行為は許されない。
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私自身、こうやって、愚考を日々開陳しているわけだが、これも職場、学会さらには論文でろくな発表が無いことへの忸怩たる思いから出てきている行為なのかもしれない。一応、「こんきも」とか「こんな気持ちでいられたら」とか「病理医」とか「病理医 ブログ」とググらないと、ここには来れないので、一斉メール的なものよりはましかと思っているのだが。
FacebookだろうがTwitterだろうがBlogだろうが・・・はたまた2ちゃんだろうが、どれも、自分の思いを吐露したい。誰かに聞いて欲しい、教えてあげなきゃ。という本能に基づいた行為である。
だけど、あんたが今、家にいるってことを教えてもらっても・・・どうかと。
まあ、私の素人料理の記事にどれだけの価値があるかというと、はなはだ疑問ではある。
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