こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

少し旅行のことを(上)・・・ドバイ

2023年09月30日 | 通勤・交通・旅行
ブロ友さんが、旅行記を書け!とあちらのブログで書いてきたので、備忘録として今回訪れた場所をここに残すことにする。
娘が国際結婚をすることになり、まさか自分に外国人の親戚ができるとは思ってもいなかったことについては5月に先方のご両親が来てくださったときに書いたエントリーをお読みください。
ということで、先週の旅行の顛末を少々。
ーーー
夏季休暇として病院から与えられるのは5日。
これを最大限利用と考えたのが、秋のシルバーウィーク。
娘も仕事の関係上、この時が最も都合がいいということで、金曜と翌週の火〜金を休みにすることにして、計5日とまず日程が決まった。
なんでも、ギリシャのサントリーニ島というところが、”世界で最も夕日の美しい島”ということでつとに有名だそうで、そこで式を挙げることになった。
彼はギリシャの人だから、ギリシャだったらどこでもいいかと承知した。

日本からアテネへの直行便はなく、ロシアの上も飛べないのでドバイ経由。
ラグビーW杯、日本対イングランド戦の応援に向かう人たちとともにエミレーツに久しぶりに一家4人で乗り込んだ。
ドバイまでが10時間、乗り換えの待ち時間が5時間で、それからアテネまでまた5時間。
閉所恐怖症の私にしてみるとエコノミークラスでのこの時間は超長丁場だが、4人一列、通路側に座ったのでなんとか凌げた。



乗り換え待ちの時間にドバイ市内をタクシーで観光し、世界で一番高い高層ビルというブルジュハリファを見物にいった。



埃っぽいと思ったのは砂のせいだったのだろうか。

ミッション完了

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眠いのはラグビーばかりではなく

2023年09月29日 | 日々思うこと、考えること
電車に揺られているうちにだいぶ目が覚めてきたが、まだ少々眠い。
その原因が、だいぶましになってきたとはいえ、頭の隅っこにまだ少し埃っぽいものをひきずっている時差ぼけのせいなのか、昨晩の研究会でディスカッションが盛り上がって帰るのが遅くなり結果として寝たのも遅くなったからなのか、それなのにラグビーワールドカップで日本代表を応援してしまったからなのか。

ほかにも要因はいくらでもある。
なぜ、ふと目が覚めてしまった時にすぐに眠れずテレビをつけてしまったかというと、今日締め切りの原稿のこと、ぎくしゃくしている職場のこと、旅行代金の支払いのことなどを考えだして目が冴えてしまったからで、なにがなんでもラグビー日本代表を応援しようと思っていたわけではない。

今日の試合もずいぶん多くの日本人が応援する姿が画面に映っていた。
そういえば、私たちがギリシャに出発する日はイングランド戦を応援に行く人がたくさんいた。
ほとんどの人がついでにパリその他の観光をするだろうから、フランスにとっての経済効果はすごいものだろう。

そういえば、中国では秋の大型連休が始まり、延べ20億人が動くという。
桁はずれというか次元が異なる話だ。
中国は富裕層が人口の2割というから、それだけで日本の総人口の倍。
私の住む鎌倉にも多くの中国人観光客がやってくるに違いない。
小町通りなど、ぎゅうぎゅうでろくに歩くこともできなくなるだろう。
いい季節ですからね

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歴史との付き合いかた

2023年09月28日 | 日本のこと、世界のこと
時差ボケがやっと収まってきたようで、夜中目が覚めることがほとんどなくなった。
目が覚めた時に、仕事のことを思い出して眠れなくなるということもなかったし、昼間は暑かったものの夜は涼しくかったのも助けになったのだろう。
西に向かう分には時間が遅くなるので楽だが、東に来た時は大変だというが、実際そうで、ヨーロッパから帰ってくるのはなかなか辛い。

昨晩、うちわを持って上気した顔の50前後のカップルが大船から乗ってきた。
茅ヶ崎のサザンオールスターズのコンサートの帰りだろうと思われ、新聞によると週末まで開催されるそうだ。
こういうコンサートに限らず、学会とかそういう多くの人が集まるイベントが開催されているうちはこの国は安泰だ。

アテネの街中を歩いていたら、シリアからの難民の人がそこここにたむろしていたり、物乞いの人もちらほらいたりした。
それほど裕福ではないギリシャに多くの難民が押しかけているという話はニュースで知っていたが、それが目の前にあって動揺した。
旅行をすると、貧富の差が実感される。

空港ではファーストクラスに乗る大金持ちがまっさきにでてきた荷物を持って立ち去り、エコノミークラスの私たちが外に出ると貧しそうな人がそこいらいでうろうろしていて、荷物を持つ手に力が入った。
さらに、ヨーロッパでは、貧富の差とともに人の流れも実感される。
とくにギリシャはヨーロッパ大陸の西の端で、東からの人と文化が押し寄せてきた。
それでも、固有の言語と文化を維持しているのは、古くからの遺跡を守り続けてきたからなのだろうか。
そう考えると明治政府が行なった廃仏毀釈、廃城令などは愚策だったとしか言いようがなく、今になってみるとつくづく残念な話だ。

先の大戦で奈良・京都・鎌倉を残してくれたことには感謝せざるを得ない。
現代の日本人と歴史観というか歴史との対峙の仕方についての考えを言い出すとキリがないので、今日のところはこの辺で打ち切ろう。
精神性も変わった

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わずか10日でも貴重な時間だった

2023年09月27日 | わたしのこと
少し蒸し暑い。
頭にはまだ薄いモヤがかかっていて、時差ボケが解消されないでいる。
それでも、帰ってきたら待っていた膨大な量のメールと仕事をこなさなくてはいけない。
娘の結婚式にかこつけての夏季休暇に費やした日数は10日。
この10日間はとても貴重だったと振り返りながら思う。
貴重という場合、”何が、どう”貴重だったのか。

この夏、私はこの休みのために相当根を詰めて働いた。
9月に入ると心配してくださるコメントをいただくほどに精神的にも肉体的にもへとへとだった。
まるで1500メートル走のラスト200メートルのような気持ちだった。
この10日分の時間、それがあれば仕事は多少捗っただろうが、心はダメになっていたかもしれない。

帰ってきても周りはなにも変わっていなかった。
合わない人は相変わらずそこにいたし、誰かがややこしい問題を片付けてくれているわけではなかった。
でも逆にいえば、私が生きて帰って嫌な思いをする人はいるし、問題は早く片付けてほしいだろう。

休む前に思った、プラスマイナスゼロということがきわめて明確になった。
プラスマイナスゼロというと、苦あれば楽あり的な考えをしてきたが、そうではなく、価値のあることないことは表裏一体であるとも考えられる。
休んだことで得たことはなにか、休んだことで失ったことはなにか。
それぞれを書き出してみてもいいが、またそれらには細かいプラスマイナスが付随していて、一概にどうとはいえわない。

ムキになってそれらを整理しようなどとはせず、心の中で穏やかに清算していけば、最終的には良い意味でのプラトーに達して落ち着くだろう。
あれこれ言わないで

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日本の交通マナーで思い出したマスク警察

2023年09月26日 | 日本のこと、世界のこと
朝晩しのぎやすくなり、窓を開けて眠ると少し寒く感じる。
体は休み前の暑さを覚えているので拍子抜けする。
今朝はちょっと寝坊しかけたが、夜中ほとんど眠れていたので、時差ぼけは早晩解消されるだろう。

ギリシャ滞在中、テレビで日本語を聞くことはNHK-WORLD JAPANの相撲中継以外はなかった。
そこで流されていたニュースは国連総会に出席した岸田首相のことがほとんどで、日本で大きなことが起こっていないのはよくわかった。昨晩の夜のニュースのトップは、朝晩涼しくなったということで、早速鍋を食べたというニュースキャスターのコメントに日本が平和で暮らしやすい国だと感じる。
しばらくは、その辺のことを考えてみたい。

自転車に乗って首都高に逆走して入り込んだ外国人が亡くなったそうだ。
右側通行と左側通行の違いは大きいので、深夜の交通量の少ない時間に間違って高速に入り込む外国人がいてもおかしくはない。
ある意味、これが自動車ではなくてよかった。
ギリシャで車を借りて少し走って思ったのは、交通マナーは褒められたものではないが、運転している人は皆それぞれの技量で走っていて、歩行者を含めお互い皆すれすれのところで動いているということだった。

日本の交通マナーは一見良さそうにみえる。
でもルールに従ってさえいたら、なんでもありだ。
ルールを守っている人こそが正義であって、不適当な運転をする人は悪。
この意識が強すぎるから、ちょっと割り込まれただけで煽り運転にまで発展してしまうのではないか。

ギリシャのように、こちらも悪いがあいつも悪い、ならば悪い同志で折り合いをつけて車を走らせよう、のほうが日本のように、こちらは絶対に正しい、だからルールを破ったあいつは絶対悪い、警察に代わって成敗してやる、よりよほどましなように感じてしまった。
まるでコロナでマスク警察が跋扈したようだが、交通マナーにかかわることはこの先もずっと続く。
自動運転の促進で変わるか

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帰ってきました、またよろしく

2023年09月25日 | 家族のこと
日本は涼しかった。
水曜から暑さが戻ってくるそうだが、お彼岸を過ぎてしまえばそれほどあつくなはならないだろう。

娘が向こうの人と結婚したので、結婚式のためにギリシャに10日ほど行ってきた。
10日といっても、片道20時間ほどかかるので実質8日ほどだった。
落書きだらけで、埃っぽいアテネの街には世界中からの観光客があふれていた。

カタコトの英語での意思疎通は決して十分とはいえないものだったが、たがいに喜んでいることは通じ合えた、なかにコロナ前に日本に来たことのある夫婦がおり、そのことで話が弾んだ。

旅行中のブログはすっかりオフにした。
行く前はブログを再開できなかったらどうしようかと思っていたがそれはこの通り、杞憂に終わりそう。
ノートパソコンは持っていったが、帰りの飛行機の中でちょこっとやっただけだった。

頭を切り替えるのは難しかったが、それでも9割ぐらいは、日本での雑事を忘れることができた。
いつも使っている場所を休ませることができたのは良かったのではないだろうか。

一週間分の仕事とメール、どれだけ溜まっているかが心配だ。
そういう意味では長かった

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休みをとって心の手当

2023年09月14日 | わたしのこと
湿度がまた高くなった。
夜明け前の少しの間涼しかったが、日が高くなり、瞬く間に暑くなった。

先日、人間の嫌なところを喉元に突きつけられるようなことがあり、今とても辛い。
こういうのはこれまでの人生でほとんど無かったことで、正直参っている。
これまでどれほど周囲の人に自分が愛され、守られ、大事にされてきたかを思い知った。

ともあれ、相手ものっぴきならないところにまで陥ってしまったのだろうから、そう追い込んでしまった私にも非があるに違いない。

幸いやっと夏期休暇。
少し休んで心の手当ができる。

休みが明けたからといって、一度壊れてしまったものが元に戻るわけはないし、この先の仕事のスケジュールもパンパンで、消えてくれるわけではない。
それでも、多少のんびりしたらリフレッシュできるだろうし、私自身に変化が起こるかもしれない。
それとも、この歳になったら変わることなどできないか。

休みの日はブログのための時間がなかなか取れないのだが、これまでもなんとかやりくりしてきた。
でも、今回はブログもちょっとお休みすることにする。
シリーズもの書き溜めておいたこともあったが、今回はそんな時間もないし、あたかもそこにいるかのようなことを書くのも読んでくださっている方への裏切りにも思える。

アクセス数とかランキングが下がるだろうけど、そもそも私はブロガーというわけではなく、このブログで小遣いを稼いでいるわけでもないので、そんなことどうでもいい。
それにしてはランキング用バナーを消せば良いじゃないかということになるが、そうするとコロとナイトの痕跡がなくなってしまうので、寂しいのでしばらくそのまま。

そんなわけで、完全に休みというわけにはいかずメールは時々見るだろうが、業務はずいぶん減るだろう。

もはや身も心もへとへとで、リフレッシュしたい。
しばし、さようなら。
今日は休み中の手当て

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人間の幸も不幸も定常的

2023年09月13日 | 生き方について考える
湿度も若干下がり、晴天もしばらく続きそうだ。
このところ、あれこれあってストレスが溜まっている。
おまけに、休みなしということもあってへとへと(このことについては手当するのでご安心を)。

それにしても、良いこと悪いことというのは同時に起こっている。
それに、良いことというのは、必ずしも自分にとって得というか、自分を利するもの、というわけではなく別の見方をしたら悪いこと、というか将来に禍根を残したりするものであったりする。
禍福は糾える縄の如し。

自分にはあれこれ浮き沈みの激しい人生であっても、外から見たらたいして変わらないわけで、一つ一つのことを気にするのは馬鹿馬鹿しい。
もちろん、多少プラスマイナスはあるだろうが、人生は定常的なものと思えば、心穏やかに過ごせるだろう。
一喜一憂せず

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最近少し外食が増えてしまった

2023年09月12日 | スポーツ・健康・ダイエット
気温は毎日少しずつ下がって、寝苦しさを感じることはほとんどなくなった。
窓を開けていると、夜明け頃にはいろいろな虫や鳥の声が聞こえる。
今朝は蝉がひとしきり鳴いたかと思ったらそのあとぱったり聞こえなくなった。
ガビチョウはあの大声であたりの住人の目を覚ましてから、今度は向こうのほうで鳴いている。別のところに移動して、おそらく鎌倉中の人のことを起こしているんじゃないだろうか。

先日の健康診断の結果が返ってきた。
返ってきたといっても、いまやネットで、それも唐突に知らせてくれるので、あの、検査結果の書かれた封筒を恐る恐る開くことはない。
体重が少しずつ増えているような気がしていたが、BMIは24.6で正常上限。
今回は、なんとかやり過ごせたが、ちょっと気をつけないといけないことがある。

というのも、子供たちが出て行ってから少しずつ外食が増えているような気がする。
昨日も妻に用事があって、夕食の準備をする暇がなく、なら外で食べようと誘ってしまった。
私も仕事帰りでついビールを飲んでしまったが、こういうことが度重なると徐々に体重が増えてしまうし、財布は痩せる。

毎日毎日私のために夕食(弁当も)を作ってくれるのはありがたいが、たまには休んでもらってもいい。
休日であれば私も少しは何か作れるが、ウィークデイでは準備も何もままならない。

これからの妻との食生活、ずっと続くことだから気をつけて行っていなくてはならない。
とくにお酒には気をつけたい。
気分転換にはなる

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そろそろ体がつかれてきた

2023年09月11日 | 日々思うこと、考えること
最後の粘りを見せている残暑もあとすこしで乗り越えられそうだ。
ベランダの鉢植えたちも少し息を吹き返したように見える。




息切れしそうなのが私で、7、8月と休みなしで働いていたツケが回ってきたようで、このところちょっとフラッとしたりする
もう少ししたら夏季休暇を取るつもりだが、休みはやっぱりお盆に取るべきだったかと、9月に入ってからいきなり活発になった社会の動きに戸惑っている。
とはいえ、今からカレンダーを7月に戻すわけにはいかない。
かといってやっぱり休みは取らなければ、そもそも体が持たないし、自身の労働管理上も問題が生じる。

休むためにはそれに備えて仕事を片付けておかなくてはならないし、例のハッパをかけられた講演の準備(これは休み中にも食い込むことになりそう)もあり、なかなか気を緩められない。

もうひと鞭当てて頑張ろう。
苦あれば楽あり

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暑さが戻ってきた1日

2023年09月10日 | 日々思うこと、考えること
秋の気配はもうしっかりあるが、まだまだ暑い。
庭と鉢植えの手入れをしたが、久しぶりになってしまったのはやっぱり暑すぎたせいだったのだろう。
今日はあれこれやることがあって今夜は備忘録だけ。

妻が逗子に美味しいハンバーグ屋さんがあるというので、連れて行ってもらった。
もちろん、おいしかった。

帰ってきてからは、大相撲を見ながらアイロンがけをしていたら、岸田首相のG20の記者会見があり、風呂に入ったらラグビーワールドカップ2023日本VSチリが始まった。

チリのキックオフで始まった。
今日のエントリーはここまでで、ジャパンを応援しよう。
<締めの一言>

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付け焼き刃だがなんとかなった

2023年09月09日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
台風一過とまではいかなかったが、気温が下がっただけでずいぶん楽な1日だった。

昨晩の研究会のあとに、懇親会があったのだけど、当然そんなものに出ている場合ではなく、今日の発表に関する論文を読みながら帰った。
これが本当の付け焼き刃だ。
私は死ぬまでこんなことをやっているのかと思いながらも、読めば読むほどこれまでの不明を恥じるばかりで、どんな学問であっても底というものはいつまでも見えない。

午前中は私が総務幹事を務めている研究会の学術集会で埼玉へ。
昨日と同様にWEB併用だったのだが、思っていたより多くの人が会場に来ていて、久しぶりに顔を合わせることができた。
いくつかディスカッションもしてとても有益だった。

午後は、小一時間ほど移動して東京で別の研究会。
座長と講演があり、とくに講演の方が大変だったのだが、なんとか滑り込みセーフといったところ。
付け焼き刃とはいえそれなりに頑張った甲斐があった。

会場には10月にある学会での講演のモデレーターの先生も来ていて、

 コロ健先生、久しぶり
 ところで、今度の学会の準備、どう?どこまで進んでいる?

もともと、畳み掛けるように話す人なのでそのことは良かったのだが、

 いや、先生、今日これが終わってからと思って

と答えたら、

 あら、そうなの?先生だったらあっという間にまとめてもらえると思っていたんだけど
 でも、いいわ、先生の話たいこと話してねっ

て。
はい、がんばります、としか言いようがなかった。

そんなわけで、表紙のスライドに自分の施設のロゴを入れるてあり、それを使い回しているので、今日の講演スライドのタイトルを書き換え、使えそうなところは全部削除し、”別名で保存”した。
まずは、写真を揃えるところから始めよう
なんとか乗り切った

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今日はあまり余裕がなく

2023年09月08日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
嵐の日の写真というのはただ暗いだけで、強い風も感じられないし、大きな雨粒も見えることなく、つまらない。
こんな時のために言葉による表現力を磨かなくてはいけないのだろうが、これは難しい。
小説でもこういう情景の表現は少ないように思うが、いいこと(快晴とか新緑、月夜)に比べて嫌なことの受け止め方というの人それぞれで幅があり、名文家であっても普遍的な表現ができないのか。

台風13号が関東地方を直撃するということで、いつもより30分早く家を出た。
多くの学校が休校になったのか、電車内には学生がほとんどいない。
少しいたのは休校を知らずに出てきたうっかり者だろうか。
通勤客も少なく、考えてみたらこういうときこそWEBで仕事をしたらいい。
利用客が少ないおかげか電車は遅延なく快適に走った。
東海道線の一部とか計画運休をしていて、遅れてばかりのJR東日本もできる限りのことはしている。

今日明日は用事立て込んでいて忙しい。午後は私が世話人(と言っても事務局の人の助けがあってのことだが)をしている研究会とその総会がWEBであり、夜には別の研究会の第100回記念講演を都心まで聞きに行き、明日の午前中は上記の研究会の学術集会がオンサイトであり、午後はまた別の研究会に移動してそこでは講演がある。
WEBでも代用でき、空模様によってはそれもありかと思っているが、やはり参加したほうが良い。
無理をして行く必要がないかといえば、そうでもなく、新しい知識を得るにはやはり現地で直に話を聞くに越したことはない。

いずれにせよ、明日の講演の準備がまだ終わっていない(まとめのスライドができない!)ので、今日はこの辺で。

大雨による災害が起こらないことをいのります。
油断しないで

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この不眠もやっぱりコロナのせい

2023年09月07日 | わたしのこと
北上中の台風13号が、太平洋高気圧のせいで西寄りに進路を変えて、週末の学会がどうなるかちょっと心配だ。
電車が止まるほどにならなければいいのだが。

もう夜は窓を開けて寝ているが、未明に目が覚めてしまい、またもやあれこれ考えだしてもう2度と眠れなくなってしまった。
こんなに暗くてもリスがあちこちを走り回る音や、秋の虫はともかく、どういうことかセミがないていたりと賑やかで、やがて東の空が明るくなってきたら、早起きのガビチョウがけたたましい声で鳴き出した。

そんな様々な自然の音を聞いていても一向にあれこれの考えは消えることなく、余計に増幅される。
いっそのことそのまま起きてしまえばよかったのかもしれないが、長丁場の仕事のことを考えると少しでも体を休めておきたい。

結局ほとんど眠れないまま、いつも通りに目覚ましに起こされた。
以前はちょくちょく飲んで、お互いの愚痴を言い合っていた病理医の仲間とも、コロナ禍のせいでほとんど会う機会がなくなってしまった。

飲む機会が減るのは、経済的にも悪いことではないのだが、そこから得ていたものも案外多かったのではないかと思う。
一度途切れた付き合いは

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病理診断をしているとき、急に頭をよぎること

2023年09月06日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
昨晩は小さな学会の症例検討会がWEBであり、そこでプレゼン&進行をつとめへとへとになった。
この秋の大仕事、第1号。
診断の取りまとめというのを参加者の意見を聞きながら行うというのはずいぶん大変だ。
私よりもっとふさわしい人がいるのに、しばらくこのお役が続く。
先が思いやられるが、任せられた以上は責任を果たすように努力する以外に道はない。

毎日毎日何例も診断していると、難解な症例、手の掛かる症例があって手を抜きたくなることがある。
不思議なのはそんなふうに、時には絶望的な気持ちになりながらも標本と格闘し、診断に辿り着こうとする。
診断が無理そうなら誰かに相談(コンサルト)する。
ちなみにこれができるか出来ないか(わからないことがわかるかどうか)が、病理専門医かどうかの境目になる。

プロなのだから頑張るのは当たり前なのだが、そのパワーはどこから出るのだろう。
というのも、病理医である私は、日々顕微鏡にだけしがみついていて、臨床医のように目の前に患者さんがいるとか、周囲に励ましてくれる同僚やコメディカルがいるわけでもない。

標本は客観的な物体ともいえる生体反応の無い組織に過ぎない。
でも、申込書にある名前、性別、年齢、そして病歴からその人となりを思い、この診断をその人がどんな気持ちで待っているのかと思い、それをそれをおろそかにしてはならないという思いが診断をしているとふと頭をよぎる。

病理診断を受けるなんてほとんどの人は経験しない。
来る日も来る日も診断をしていると、ルーチン業務などと口では言ってしまうが、そんなことはない、それぞれの診断がそれぞれの人の一生を背負っているということを忘れずに病理診断という仕事に向かいたい。
一例一例気持ちを新たに引き締めて

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