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「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

チャットGPT公開1年 生成AIサービスが急拡大 活用さらに多様化へ

2023-12-06 07:09:46 | パソコン
チャットGPT公開1年 生成AIサービスが急拡大 活用さらに多様化へ
【シリコンバレー=時事】
米オープンAIによる対話型AI(人工知能)「チャットGPT」の一般公開から1年。米巨大IT企業や新興企業が文章や画像を自動で作る生成Aーサービスを急拡大させています。利用者や企業がカスタマイズ(改変)する取り組みもあり、サービスはさらに多様化し、人々の生活に浸透することになりそうです。



チャットGPTのアイコン(AFP時事)

「指示や知識を組み込んでチャットGPTを改変でき、他者にも公開できる」。オープンAIの共同創業者サム・アルトマン氏は11月6日、開発者会議で新機能「GPTs」を発表しました。月間利用者1億人のチャットGPTの収益基盤強化が狙いです。
GPTsを使い、インタビューの書き起こしの要約に特化した対話型AIを作ってみます。「事実と感情表現を明確に区別する」と事前設定し文書ファイルを添付すると、話し手の考えなのか、事実を説明しているのかを明示し要約してくれました。カスタマイズ版は「GPTストア」で配信できるようにします。利用者数に応じて収益を分配し、アプリを充実させる計画です。


クラウド大手3社の生成AI展開
アマゾン・ドット・コムメタや米新興企業アンソロピックなどの基盤技術が豊富
マイクロソフトチャットGPTの基盤技術を独占提供。メタとも提携
グーグル基盤技術の自社開発に強み。より強力な「ジェミニ」を開発・投入予定


マイクロソフト(MS)は、オープンAIの基盤技術を検索や業務用ソフトウエアに搭載。クラウドサービスの顧客企業が、基盤技術を使って自社アプリの開発や機能改善もできるようにしました。
MSとクラウド領域で競合するグーグルも、サービス展開を加速。対話型AI「バード」を公開した他、その基盤技術を文書作成ソフトにも組み込みました。さらに顧客企業のシステムとも連携できるようにしています。
アマゾン・ドット・コム傘下で、クラウド事業でトップシェアを誇るアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)は、メタ(旧フェイスブック)に加え、アンソロピックなど新興企業の基盤技術を豊富に取りそろえます。アダム・セリプスキー最高経営責任者(CEO)は「一つの技術だけでなく、迅速に切り替えができる必要がある」とアピールします。
基盤技術の開発には、巨大ITや新興企業が参入。巨大ITのクラウドサービスを通じ、この技術にアクセスする構図になっています。あるベンチャーキャピタル幹部は「基盤技術は既に(競争が激しく利益を生みにくい)レッドオーシャンだ」と指摘しました。一方で、小売りやゲームソフトだけでなく、医療や教育など応用範囲が広く、今後、アプリの開発が活発になると見通しました。

「しんぶん赤旗」日刊紙 2023年12月2日付掲載


マイクロソフト(MS)は、オープンAIの基盤技術を検索や業務用ソフトウエアに搭載。クラウドサービスの顧客企業が、基盤技術を使って自社アプリの開発や機能改善も。
アマゾン・ドット・コム傘下で、クラウド事業でトップシェアを誇るアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)は、メタ(旧フェイスブック)に加え、アンソロピックなど新興企業の基盤技術を豊富に取りそろえ。

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