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「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

「マクロ経済スライド」で給付減の一方で… 積立金650兆円まで増

2019-07-18 11:20:38 | 参議院選挙・統一地方選挙(2019年)
「マクロ経済スライド」で給付減の一方で… 積立金650兆円まで増
「減らない年金」争点に

年金問題をめぐり現在200兆円に達している年金積立金の扱いが参院選の争点となっています。日本共産党は、年金を自動削減する「マクロ経済スライド」を廃止し、「減らない年金」にしていくための財源とすることを提案。一方、安倍晋三首相は「積立金は取り崩せない」と繰り返します。積立金の見通しを検証してみましょう。
政府は、今後数十年にわたって年金積立金を増やし続けていく計画です。厚生労働省の2014年の年金の「財政検証」でのモデル的なケースでは、77年度のピーク時には厚生年金分だけで652・6兆円に達すると見込まれています。
原因はマクロ経済スライドです。




年金財政の毎年の収入(保険料、公費負担、積立金運用収入)は、賃金上昇などにともなって年々伸びていくのに、支出(年金給付)はマクロ経済スライドで低い伸びに抑えられるので、毎年のように収支が黒字になるからです。
その結果、収支黒字が10兆円以上ある状況が25年度以降21年間も続き、34年度には単年度で14・3兆円も収支黒字が発生すると想定しています。
安倍首相は「マクロ経済スライド廃止はばかげた政策だ」と言いますが、年金を削り続ける一方で巨額の積立金のためこみを進めることこそ、「ばかげた政策」ではないでしょうか。

「しんぶん赤旗」日刊紙 2019年7月18日付掲載


今でさえ200兆円になっている年金積立金。それを今後57年間も450兆円も積み上げるってお話し。
それをやめれば、毎年7兆円も不足する年金支給額はあっというまに解決されるじゃないですか。
「マクロ経済スライド」は必要なし。「減らない年金」は実現可能。


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