きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

神戸空港から日航が撤退表明 実質赤字の神戸空港も早めの決断がせまられる

2009-10-01 19:44:33 | 公共交通・安全について
経営再建中の日本航空、神戸空港から撤退表明!
実質赤字運営の神戸空港はさらにピンチに・・・

神戸空港の収支は「2010年度までは4億円から5億円の黒字」と言われていましたが、実際のところは・・・
空港本来の収支は、着陸料、施設使用料、航空機燃料譲与税で賄うべきですが、神戸市は2006年度から地方交付税、県の補助金などを投入して黒字にみせかけてきたようです。
2009年度予算でも県の補助金3億、燃料譲与税2億、地方交付税3億円、合計8億円を投入。それでも3億円の赤字になるため、2006年度から2008年度の黒字分からの積立金6億2000万円の半分、3億円をつぎ込んでトントンにみせかけようとしているようです。


年度着陸料収入そのた収入収入合計支出合計管理収支
2006年度決算 9億円 6億円15億円10億円 5億円
2007年度決算 9億円 7億円16億円13億円 3億円
2008年度予算 8億円 8億円16億円15億円5千万円
2009年度予算 7億円 8億円15億円18億円▲3億円


但し、数字は今年の5月14日の「ストップ神戸空港」の会での学習会での数字ですので、若干の違いはあるかもしれません。

神戸空港は実際に赤字転落。あわせて、造成地が売れないことで、1982億円の借金返済のもども立っていないのが現状です。

10月11日告示、25日投票の神戸市長選挙は、こういった「海、山へ行く」の典型的な開発優先の市政のありかたを見直すチャンスにしたいものです。

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