つなぐ 能登の産業⑤ 輪島の海女漁 できること一つ一つ
「今は一つ一つ、できることをやっていくしかない」。そう話すのは、輪島の海女(あま)漁保存振興会の女性たち(写真)。
20代~70代の約130人の海女が所属しています。
石川県輪島市で400年以上前から受け継がれてきた海女漁は、2018年3月に国の重要無形民俗文化財に指定されました。素潜りでアワビやサザエなどの海産物を取る漁法。7~9月が漁期で、例年なら漁まっさかりの時期です。
7月に試験的にモズク漁の再開を試みました。しかし、「土砂の影響でモズクが無くなっていた」とショックを受けました。
能登半島地震で輪島漁港が大きな被害を受けた影響で、漁師らはいまだ漁に出られません。隆起などで水深が浅く、船着き場の岸壁がはがれたままの状態が続いています。
「早く漁港を直してほしい」と話すのは同会会長の門木奈津希さん(43)です。
「漁はできないが調査はできる。今は海藻や貝類など、資源保護のための調査活動で、未来につなげていきたい」(おわり)
「しんぶん赤旗」日刊紙 2024年8月18日付掲載
20代~70代の約130人の海女が所属しています。
石川県輪島市で400年以上前から受け継がれてきた海女漁は、2018年3月に国の重要無形民俗文化財に指定されました。素潜りでアワビやサザエなどの海産物を取る漁法。7~9月が漁期で、例年なら漁まっさかりの時期です。
7月に試験的にモズク漁の再開を試みました。しかし、「土砂の影響でモズクが無くなっていた」とショックを。
「漁はできないが調査はできる。今は海藻や貝類など、資源保護のための調査活動で、未来につなげていきたい」
「今は一つ一つ、できることをやっていくしかない」。そう話すのは、輪島の海女(あま)漁保存振興会の女性たち(写真)。
20代~70代の約130人の海女が所属しています。
石川県輪島市で400年以上前から受け継がれてきた海女漁は、2018年3月に国の重要無形民俗文化財に指定されました。素潜りでアワビやサザエなどの海産物を取る漁法。7~9月が漁期で、例年なら漁まっさかりの時期です。
7月に試験的にモズク漁の再開を試みました。しかし、「土砂の影響でモズクが無くなっていた」とショックを受けました。
能登半島地震で輪島漁港が大きな被害を受けた影響で、漁師らはいまだ漁に出られません。隆起などで水深が浅く、船着き場の岸壁がはがれたままの状態が続いています。
「早く漁港を直してほしい」と話すのは同会会長の門木奈津希さん(43)です。
「漁はできないが調査はできる。今は海藻や貝類など、資源保護のための調査活動で、未来につなげていきたい」(おわり)
「しんぶん赤旗」日刊紙 2024年8月18日付掲載
20代~70代の約130人の海女が所属しています。
石川県輪島市で400年以上前から受け継がれてきた海女漁は、2018年3月に国の重要無形民俗文化財に指定されました。素潜りでアワビやサザエなどの海産物を取る漁法。7~9月が漁期で、例年なら漁まっさかりの時期です。
7月に試験的にモズク漁の再開を試みました。しかし、「土砂の影響でモズクが無くなっていた」とショックを。
「漁はできないが調査はできる。今は海藻や貝類など、資源保護のための調査活動で、未来につなげていきたい」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます