きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

縄文タイムカプセル 北海道の世界文化遺産③ 北黄金貝塚 暮らしの記録

2021-08-27 07:25:03 | 科学だいすき
縄文タイムカプセル 北海道の世界文化遺産③ 北黄金貝塚 暮らしの記録
ホタテの貝殻を敷き詰めた調査後の貝塚(写真手前)。伊達市の北黄金(きたこがね)貝塚は内浦湾に面した海岸段丘上にある縄文時代前期(約7000年前)以降の遺跡です。
ふもとの湧き水のほとりに再現された竪穴式住居と、広葉樹の森(写真奥)が広がります。市民が種から育てた苗木を植え、縄文時代の森を再生しています。




貝塚はゴミ捨て場ではなく神聖な場です。食べた動物の骨、モリやヤス、縫い針などの道具、鹿の角やクジラの骨でつくった祭具、人骨も埋葬されています。再生を祈る儀式をしながら埋めたものと考えられています。
貝の種類で、気候と海岸線の変化もわかります。温暖で海面が高かったころはハマグリの殻が多く、気温が下るとカキやウニが増えました。
貝塚は暮らしの環境を記録しています。
(つづく)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2021年8月24日付掲載


貝塚はゴミ捨て場ではなく神聖な場です。再生を祈る儀式をしながら埋めたものと考えられています。
貝の種類で、気候と海岸線の変化もわかります。
文字のない時代、貝塚は貴重な歴史文化遺産。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 縄文タイムカプセル 北海道... | トップ | 縄文タイムカプセル 北海道... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

科学だいすき」カテゴリの最新記事