きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

「雪玉地球」の証拠あった ヒマラヤ山脈の岩石から海水

2023-08-08 07:01:11 | 科学だいすき
「雪玉地球」の証拠あった ヒマラヤ山脈の岩石から海水
インド科学研究所

7億5000万年前ごろから6億年前ごろにかけて地球全体が凍り付いていたことを示す証拠がヒマラヤ山脈の岩石から見つかったと、インド科学研究所が27日、発表しました。岩石をより詳しく調べれば、よくわかっていない当時の地球の環境などを知る手がかりが得られる可能性があるといいます。
かつて地球は、赤道付近も含めて氷で覆われていた時期が何回かあったとする説があります。「スノーボールアース(雪玉地球)仮説」といい、7億5000万年前ごろから6億年前ごろもそうした時期の一つとされています。
同研究所などのグループは、インド北部のヒマラヤ山脈の広い範囲で、そのころの海で堆積した岩石を採取して詳しく調べ、当時の海水が岩石に閉じ込められているのを発見しました。海水の成分を分析した結果、カルシウムの含有量が長期間少なくなる一方、マグネシウムの含有量が多くなっていたことがわかりました。



上はインド・ヒマラヤ山脈の堆積岩。下は岩石の顕微鏡写真で、小さな泡は堆積岩に閉じ込められた海水(©Prakash Chandra Arya)

海水中のカルシウムは、川の流れを通じて陸から供給されます。同研究所のサジーブ・クリシュナン教授は「この期間中、海へのカルシウムの流入がなかったことを示す」と説明。これらの分析結果は、地球全体が凍り付いていたことを示すと考えています。
研究結果は、国際的な地質学誌『プレカンブリアン・リサーチ』(17日付)に掲載されました。

「しんぶん赤旗」日刊紙 2023年8月3日付掲載


かつて地球は、赤道付近も含めて氷で覆われていた時期が何回かあったとする説があります。「スノーボールアース(雪玉地球)仮説」といい、7億5000万年前ごろから6億年前ごろもそうした時期の一つ。
同研究所などのグループは、インド北部のヒマラヤ山脈の広い範囲で、そのころの海で堆積した岩石を採取して詳しく調べ、当時の海水が岩石に閉じ込められているのを発見しました。海水の成分を分析した結果、カルシウムの含有量が長期間少なくなる一方、マグネシウムの含有量が多くなっていたことが。
海水中のカルシウムは、川の流れを通じて陸から供給されます。同研究所のサジーブ・クリシュナン教授は「この期間中、海へのカルシウムの流入がなかったことを示す」と説明。これらの分析結果は、地球全体が凍り付いていたことを示すと。

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