探査機「SLIM」月面へ 日本初の着陸目指す 来月20日
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5日、小型探査機「SLIM(スリム)」の月面着陸を来月20日に実施すると発表しました。成功すれば、日本初。世界でも、米国、ロシア、中国、インドに続き、5番目の月面着陸です。
SLIMは、月の狙った場ピンポイント着陸や、月面着陸に必要な装置の軽量化、月の起源探査などの目的を実証するための小型探査機。9月に鹿児島県の種子島ンターから打ち上げられ、月に向かって飛行を続けています。
月面着陸したSLIMの想像図(JAXA提供)
今月末に月の周回軌道に投入され、日本時間の来年1月20日午前0時ごろから着陸降下を開始し、同0時20分ごろ月面着陸する予定です。目指す着陸地点は月の表側、赤道近くの「神酒(みき)の海」にある小さなクレーターです。従来の月着陸精度である数キロメートル~十数キロメートルに対して誤差100メートル以内の高精度着陸に挑みます。
月上空で撮影した月表面の画像からクレーターを認識し、あらかじめ内蔵された月面地図と照合することで、SLIMは機体の位置と速度を精度よく測定。自動制御しながら目標地点に接近し、危険な岩などを避けて着陸します。
会見したSLIMプロジェクトマネージャの坂井真一郎教授は「着陸には、航空機の何倍もの速度を減速させなければならないなどさまざまな困難が待ち受けているが、なんとしても成功させ、日本ならではの技術で今後のさまざまな宇宙探査に貢献したい」と語りました
「しんぶん赤旗」日刊紙 2023年12月6日付掲載
今月末に月の周回軌道に投入され、日本時間の来年1月20日午前0時ごろから着陸降下を開始し、同0時20分ごろ月面着陸する予定。
月上空で撮影した月表面の画像からクレーターを認識し、あらかじめ内蔵された月面地図と照合することで、SLIMは機体の位置と速度を精度よく測定。自動制御しながら目標地点に接近し、危険な岩などを避けて着陸。
今までは、「着陸できるところに着陸する」だったが、今度は「着陸したいところに着陸する」に発展。2回に渡る小惑星探査の技術が生かされています。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5日、小型探査機「SLIM(スリム)」の月面着陸を来月20日に実施すると発表しました。成功すれば、日本初。世界でも、米国、ロシア、中国、インドに続き、5番目の月面着陸です。
SLIMは、月の狙った場ピンポイント着陸や、月面着陸に必要な装置の軽量化、月の起源探査などの目的を実証するための小型探査機。9月に鹿児島県の種子島ンターから打ち上げられ、月に向かって飛行を続けています。
月面着陸したSLIMの想像図(JAXA提供)
今月末に月の周回軌道に投入され、日本時間の来年1月20日午前0時ごろから着陸降下を開始し、同0時20分ごろ月面着陸する予定です。目指す着陸地点は月の表側、赤道近くの「神酒(みき)の海」にある小さなクレーターです。従来の月着陸精度である数キロメートル~十数キロメートルに対して誤差100メートル以内の高精度着陸に挑みます。
月上空で撮影した月表面の画像からクレーターを認識し、あらかじめ内蔵された月面地図と照合することで、SLIMは機体の位置と速度を精度よく測定。自動制御しながら目標地点に接近し、危険な岩などを避けて着陸します。
会見したSLIMプロジェクトマネージャの坂井真一郎教授は「着陸には、航空機の何倍もの速度を減速させなければならないなどさまざまな困難が待ち受けているが、なんとしても成功させ、日本ならではの技術で今後のさまざまな宇宙探査に貢献したい」と語りました
「しんぶん赤旗」日刊紙 2023年12月6日付掲載
今月末に月の周回軌道に投入され、日本時間の来年1月20日午前0時ごろから着陸降下を開始し、同0時20分ごろ月面着陸する予定。
月上空で撮影した月表面の画像からクレーターを認識し、あらかじめ内蔵された月面地図と照合することで、SLIMは機体の位置と速度を精度よく測定。自動制御しながら目標地点に接近し、危険な岩などを避けて着陸。
今までは、「着陸できるところに着陸する」だったが、今度は「着陸したいところに着陸する」に発展。2回に渡る小惑星探査の技術が生かされています。
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