織り姫星にも「小惑星帯」、惑星も存在? 米研究チーム
七夕の織り姫星として知られること座の「ベガ」には、太陽系と同様に内外二重の「小惑星帯」があり、惑星も存在する可能性が高いことが分かりました。米アリゾナ大などの研究チームが米スピッツァー、欧州ハーシェルの両宇宙望遠鏡による赤外線観測で発見しました。
論文は米天文学誌『アストロフィジカル・ジャーナル』に掲載されます。
七夕の織り姫星として知られること座の「ベガ」にある小惑星帯の想像図。米欧の宇宙望遠鏡による赤外線観測で発見された。惑星も存在する可能性が高い(NASAなど提供)
太陽系の場合、火星と木星の間に小惑星帯があり、海王星より外側には氷を多く含む小惑星や彗星(すいせい)が多い「カイパーベルト」があります。小惑星帯とカイパーベルトは、太陽からの距離(軌道半径)が1対10の割合。ベガの場合も同じでした。
内外二重の「小惑星帯」は、みなみのうお座の恒星「フォーマルハウト」にもあり、既に惑星1個が見つかっています。ベガ、フォーマルハウトとも、地球から約25光年離れており、質量は太陽の2倍程度。
太陽が46億年前に誕生したのに対し、ベガは約6億年前、フォーマルハウトは約4億年前と推定され、小惑星や惑星の材料となるガスやちりが多く存在します。今後の観測で惑星が複数見つかると予想されるといいます。
「しんぶん赤旗」日刊紙 2013年1月16日付掲載
こと座の織姫星(ベガ)とわし座の彦星(牽牛星・アルタイル)、そして白鳥座の(デネブ)。
夏の大三角と呼ばれて有名です。
アニメ「宇宙戦艦ヤマト」もベガのそばを通過したとされています。
その織姫星(ベガ)で、太陽系と同じような小惑星帯や彗星が誕生するカイパーベルトがあるってのは興味がありますね。
七夕の織り姫星として知られること座の「ベガ」には、太陽系と同様に内外二重の「小惑星帯」があり、惑星も存在する可能性が高いことが分かりました。米アリゾナ大などの研究チームが米スピッツァー、欧州ハーシェルの両宇宙望遠鏡による赤外線観測で発見しました。
論文は米天文学誌『アストロフィジカル・ジャーナル』に掲載されます。
七夕の織り姫星として知られること座の「ベガ」にある小惑星帯の想像図。米欧の宇宙望遠鏡による赤外線観測で発見された。惑星も存在する可能性が高い(NASAなど提供)
太陽系の場合、火星と木星の間に小惑星帯があり、海王星より外側には氷を多く含む小惑星や彗星(すいせい)が多い「カイパーベルト」があります。小惑星帯とカイパーベルトは、太陽からの距離(軌道半径)が1対10の割合。ベガの場合も同じでした。
内外二重の「小惑星帯」は、みなみのうお座の恒星「フォーマルハウト」にもあり、既に惑星1個が見つかっています。ベガ、フォーマルハウトとも、地球から約25光年離れており、質量は太陽の2倍程度。
太陽が46億年前に誕生したのに対し、ベガは約6億年前、フォーマルハウトは約4億年前と推定され、小惑星や惑星の材料となるガスやちりが多く存在します。今後の観測で惑星が複数見つかると予想されるといいます。
「しんぶん赤旗」日刊紙 2013年1月16日付掲載
こと座の織姫星(ベガ)とわし座の彦星(牽牛星・アルタイル)、そして白鳥座の(デネブ)。
夏の大三角と呼ばれて有名です。
アニメ「宇宙戦艦ヤマト」もベガのそばを通過したとされています。
その織姫星(ベガ)で、太陽系と同じような小惑星帯や彗星が誕生するカイパーベルトがあるってのは興味がありますね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます