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「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

しんぶん赤旗 囲碁将棋大会の全国大会の結果(2009年)

2009-11-16 23:15:40 | いろんな取組み
しんぶん赤旗 囲碁将棋大会の全国大会の結果
2009年のしんぶん赤旗囲碁将棋大会の全国大会は11月14日、15日に東京都内で行われた。今年で47回目になる。

赤旗名人戦は日本の伝統文化である囲碁・将棋の普及・発展に寄与することを目的に、だれでも参加できる日本有数のアマチュア囲碁・将棋大会として発展してきました。
 囲碁・将棋各54人の都道府県代表選手と招待選手各2人の合わせて112人が出場、15日にベスト8が争い囲碁・将棋それぞれの赤旗名人が決まります。
 今回の招待選手は、囲碁は前回赤旗名人の伊達昌希さん、第10回しんぶん赤旗囲碁女流アマ東京大会優勝の千葉聡子さん。将棋は前回赤旗名人の下平雅之さん、初代女子アマ王位の成田弥穂(みほ)さんでした。


【あすからしんぶん赤旗 全国囲碁・将棋大会 強豪112人熱戦 10代選手15人】

囲碁では四方(よも)治雄さん(56)=広島、将棋では加來(かく)博洋さん(28)=東京がそれぞれ優勝し、第47期赤旗名人となりました。2人とも初優勝です。
 囲碁の準優勝は佐藤優太さん(20)=東京、3位は高橋新一郎さん(31)=秋田、4位は伊達昌希さん(30)=招待。
 将棋の準優勝は吉田陵平さん(20)=愛知、3位は早咲誠和さん(36)=大分、4位は小林知直さん(24)=東京でした。
 大会初出場で準優勝した将棋の吉田さんは「リーグで敗れた人にトーナメントでも当たり、リベンジできたことがうれしかった」と2日間のたたかいを振り返りました。
 赤旗囲碁名人の四方さんは「決勝は最後まで勝負がわかりませんでした。優勝してうれしい」と話しました。
 赤旗将棋名人の加來さんは「自分にも勝つことができるということがわかってうれしかった」と優勝を喜びました。

 将棋審判の西村一義九段は「どの対戦も大熱戦で見ている方も熱くなりました。招待女流選手の活躍も大変うれしいことでした」。囲碁審判の小島高穂九段は「良い勝負が多く、レベルが年々上がってきていると思います。非常に楽しい大会となりました」とそれぞれ講評しました。


【第47期赤旗名人決まる 囲碁 四方 治雄さん 将棋 加來 博洋さん】


囲碁の決勝戦は、広島県代表の四方(よも)治雄さん(56)と東京都代表の佐藤優太さん(20)のベテランと青年の対決に。3目半で逆転勝ちした四方さんは「うれしい。相手は非常に手ごわかった。中盤に攻め込まれて厳しいたたかいだった」と話します。
 準優勝の佐藤さんは「私の得意戦法は、相手に合わせてついていき、相手のゆるい手をとがめて勝つこと。それが今回、うまくいかなかった」と悔しがります。アルバイトをしながら、囲碁のプロになるために毎日、囲碁の勉強をしています。
 3位の秋田県代表、高橋新一郎さん(31)は「まだまだ実力が足らなかった。囲碁は真剣な相手とのかけひきができることが魅力です。今後とも勉強していきたい」と話していました。


将棋の決勝戦は、東京都代表の加來(かく)博洋さん(28)と愛知県代表の吉田陵平さん(20)の20代対決に。吉田さんが飛車を振り、角筋を利かせて相手の玉を攻めましたが、加來さんがうまく受けて勝利しました。

 優勝した加來さんは「勝ってうれしいし、ほっとしています。決勝戦の相手の攻めは、実は私が得意な戦法。だから、その攻めを受け切って反撃できました」と振り返ります。
 準優勝の吉田さんは、「角筋を生かしたたたかいは、いい形になったと思ったが、相手の加來さんの方が上手でした」と悔しがります。名城大学法学部の学生で同大学将棋部に所属。緊張感を保つために弁当を食べず、ジュースだけ飲んでがんばりました。
 将棋3位の大分県代表、早咲誠和さん(36)は「相手の攻めを受け切って、最後は21手詰めを読み切って勝つことができた」と喜びます。将棋ベスト4では唯一の30代で大分大学の職員。「若い人が多い大会でしたが、若い人についていけるように、これからも精進したい」と話していました。


【囲碁決勝戦の記譜】


【将棋決勝戦の記譜】
先▲加來博洋さん(東京)
 △吉田陵平さん(愛知)

▲7六歩△3四歩▲6六歩△8四歩▲6八銀△6二銀▲5六歩△5四歩▲4八銀△3二金▲5八金右△4二銀▲7八金△4四歩▲6九玉△6四歩▲3六歩△4三銀▲2六歩△7四歩▲2五歩△3三角▲6七金右△6三銀▲7七銀△7三桂▲7九角△5二金▲1六歩△8一飛▲3八飛△6二玉▲3五歩△同歩▲同角△9四歩▲9六歩△7二玉▲2六角△1四歩▲4六歩△4二金左▲4七銀△6二金▲7九玉△3一飛▲8八玉△8一飛▲3六銀△3四歩▲4五歩△5二金左▲4八飛△4一飛▲4四歩△同銀▲3七桂△8五桂▲6八銀△6五歩▲5五歩△4三歩▲8六歩△6六歩▲5七金△5五歩▲7九玉△5六歩▲同金△5五銀▲同金△同角▲5八飛△4六角▲5六飛△1三角▲6四歩△同銀▲6二角成△同金▲6三歩△6一金▲6二金△8三玉▲6一金△同飛▲5二飛成△7一金▲8五歩△6七金▲8四歩△同玉▲8五歩△同玉▲7七桂打△7六玉▲8七銀(投了図)まで97手で加來さんの勝ち。


兵庫県の代表は、囲碁、将棋ともに予選のリーグ戦を勝ち抜きました。しかし、囲碁は決勝トーナメントの2回戦で、将棋は決勝トーナメントの初戦で敗退しました。
残念ながら2日目には残れませんでした。

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