ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
http://kisenren.com
一般社団法人北洋開発協会

ロシア業界紙 英国市場 2024年 スケトウダラがサケマスを凌駕する可能性 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

2023-03-20 13:17:20 | 日記

 

2023年03月20日

北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

[ロシア業界紙 英国市場で2024年にスケトウダラがサケマスを凌駕する可能性を伝える]

カナダ本拠で、世界に44拠点をもち、英国市場への最大の冷蔵・冷凍水産物製品供給者の“Sofina Foods”社の代表者は、2023年“北大西洋水産物フォーラム”で、現在、当該市場においてスケトウダラがタラを抜いて消費量が2位にあると語り、来年2024年にはサケマスを抜いて1位になる可能性があると発表した。

ロシア業界紙(WEB)が伝えた。

2023年の製品供給見込みでは、タラの5万5,400トンに対し、スケトウダラは5万6,100トンとなっている。

また、サケマスは5万8,200トンとなっているが、市場のトレンドから、2024年にはスケトウダラがこれを上回るものと見込まれている。

スケトウダラについて価格の上昇にもかかわらず、供給量が増加している背景について、その生産の安定性を指摘されている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロシア漁業当局 白身魚の輸入関税引き上げの根拠はない  北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

2023-03-20 10:22:54 | 日記

 

2023年03月20日

北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

[ロシア漁業当局 白身魚の輸入関税引き上げの根拠はない]

ロシア漁業庁は、一部の業界が求めた白身魚の輸入関税引き上げについて、それを実行する強い根拠はないと表明した。

同庁は、ロシア国内市場のバランスは取れており、輸入白身魚への関税引き上げの理由は見当たらないとし、ロシアの売り場フェースでは国産製品が優勢だと加えた。

ロシアの大手スケトウダラ漁業者を会員とするロシア漁船船主協会は、国内市場において競合する白身魚“メルルーサ”の関税の引き上げを求めロシア農業省へ要請書を先に送付した。

これに対し、他の業界団体は、スケトウダラ製品の国際市場への供給、輸出メリットの維持の重要性を指摘していた。

特に、全ロシア漁業者水産物輸出者協会ヴァルペ会長ズべレフは、ロシアのスケトウダラ漁業について、一定の国内需要に応えることを前提にした上で、輸入制限による保護された国内市場供給を拡大するよりも、国際市場への製品供給、輸出メリットを維持するべきだとの見解を示していた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする