2020年11月25日
北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
[ロシアFSB国境警備局 漁業分野管理規則が更新される]
ロシアFSB国境警備局の漁業分野監督管理規則が更新され、2020年12月5日、施行される。
このFSB命令は、2020年10月16日付No.476で、同庁長官*アレクサンドル・ボルトニコフによって署名された。
当局職員の権能並びに義務、そして水棲生物資源の保護、漁業者、遊漁者の権利と義務、漁船、漁獲物および製品の荷揚げ、他の船舶への積み替え、輸送等の検査、管理が
規定されている。
また、裁判を見据えた行動規範、手順等も盛り込まれている。
なお、この手続きにより2012年12月25日付FSB命令No.675は、新規則施行後に失効することになる。
*アレクサンドル・ボルトニコフ(Александр Бортников)
1951年11月15日生。ソビエト連邦国家保安委員会出身のシロヴィキ。2008年に6代目ロシア連邦保安庁(FSB)長官。
1973年レニングラード鉄道運輸技術大学を卒業。1975年モスクワのソ連国家保安委員会(KGB)高級学校を卒業し、同年KGBレニングラード(現在のサンクトペテルブルク)支部で勤務し、報道部門を担当。 サンクトペテルブルク市およびレニングラード州のFSB次長を経て、2003年6月から同本部長。2004年2月24日から2008年5月12日までFSB副長官兼経済保安局長。2008年5月12日から現職。
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