名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

雪解け後の林道の下見

2010年04月05日 | セカンドルーム

 

今日は曇っていたが、南の暖かい風が吹き、春らしい陽気になった。
渓谷沿いの林道をさかのぼって、奥まで様子を見に行ってきた。
所々に残雪や倒木、小さな崖崩れもあったが、何とか目的地まで車で入れた。
杉の植林地は日が当たらないので、雪は少し残っていたが、この程度なら問題ない。


せせらぎも雪解け水を集めて水量が増し、長靴では渡れなかった。


水際に自生しているわさびも、瑞々しい新芽とかわいらしい若葉が出ていた。


最奥部の田畑は、最近まで老夫婦が耕作をしていたが、止めた後は、ここに立ち寄る人もいない。


作業小屋は、雪の重みで潰されることも無く、何とか持ちこたえていた。


稲束を干した「はさ」や物置小屋は、倒壊してもう使えない。
田植えの頃は山桜や山梨の花が咲き誇り、まるで桃源郷のようであったが、今は見る影も無く寂れている。
老夫婦は、2キロほどの山道を通うことが出来なくなったので、たまに見回りを兼ねて、ここまで車で案内する。

昨年の秋、ナラの木を3本切らせてもらった時も、おじいさんは嬉しそうな表情で手伝ってくれた。
今日の下見で、道路の状態も伐採した木の枯れ具合も良さそうなので、明日の天気が好かったら、二人を誘って山仕事をしよう。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする