名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

今日も一日野良仕事

2010年04月29日 | セカンドルーム

 

今朝も激しい雨が降り、時折り雷鳴がとどろき、上空で風も唸っていた。
前線が通過した後は、ようやく晴れ間が戻ってきたので、田起こしをすることにした。
田おこしとは、固くなった田んぼの土を、大ざっぱに掘り起こす最初の作業である。
鍬で耕していたところ、隣の田でやっていた人が、ついでだからトラクターで起こしてやると声をかけてくれた。


好意に甘えてしまったが、ほんの一瞬で打ち終わり、機械の威力に驚かされる。
去年は鍬一本で、悪戦苦闘していたのが嘘のようだ。
これから田に水を引いて、もう一度田を打つことで、割れ目や隙間に泥が入って水漏れを防ぎ、次の代かきをし易くする。


パイプで引いた水は、勢いよく土に吸い込まれて、なかなか貯まらない。
その間に、畦に掘られたモグラの穴をふさいだり、堆肥を入れたりしているうちに日が傾き始めた。


仕事のないユキは、泥田に入って遊んだり、寝そべったりして退屈をしのいでいる。


夕方になって、ようやくすっきりと晴れ上がり、西の空を茜色に染めて太陽が沈んでいった。

コメント (2)
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