名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

椅子の座編み

2008年10月19日 | セカンドルーム

 

先日来、椅子の座を編んでいたが、ようやく2脚分が編みあがった。


同じ平織りで、ペーパーコードを使って一つは捨て巻を2回、もう一つは3回巻いているので、網の目の大きさが少し違う。


強度は変わりないが、少しラフか繊細か程度の差はあるので、デザイン的な好みによって編み分けている。
同じテンションをかけて、正確な升目を作っていかないと、最後に誤差が出て大変なことになる。
最近は少し横着になって、夜は部屋に椅子を持ち込んで、テレビを見ながら編んでいる。
熱中し過ぎて編み目を間違えて、やり直しをしたことも度々あった。
慣れるまでは、途中でずれはないか定規で計りながら編んでいたが、同じシリーズを何脚も作っているので、今はその必要もなくぴったり合うようになった。
根気の要る手編みは、暇な職人しかやらない仕事になってしまった。

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高山市岩井牧場

2008年10月18日 | セカンドルーム

 

私の住む町内の高台にある岩井牧場は、乗鞍岳の西麓にあり夏の間は牛の放牧場になっている。

 
牧場への道は、栗や楢、朴の木などの落ち葉が舞い始め、林道はじゅうたんを敷きつめたようになっていた。
今週から下牧(麓の牛舎に戻す)が始まり、牛は少ししか残っていなかった。
子をはらんだ雌牛たちはここで過ごし、冬を前に牛舎に帰って、元気な子を産ませるとのことだ。

 
空気もうまいし牧草も新鮮で、高い空の下でもりもり食べているので、どの牛も黒光りして逞しい。きっと丈夫な子を産むことだろう。


ワラビの葉は嫌いなのか、一面に残ったまま枯れていた。春になると牛の糞で育ったワラビが、ビックリするほどたくさん出てくる。
まだ紅葉が見ごろだが、牛たちは見向きもせずにひたすら食べまくっていた。
御岳や白山、乗鞍岳が望め、季節ごとに美しい姿を見せてくれるので、それを眺めによく訪れる。

 

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平湯峠の紅葉

2008年10月17日 | セカンドルーム

 

高山から国道158号線を松本方面に向かい、平湯温泉街の手前に平湯トンネルがある。
トンネルの手前の旧道を登っていくと平湯峠へ出るが、山頂付近の紅葉は既に盛りを過ぎ、落ち葉が冷たい風に舞っていた。

 
峠を下って行くに従って、森の木々が鮮やかに染まっていき、温泉街はちょうど見ごろだった。

 
帰途立ち寄った平湯の「神の湯」は、三方が険しい山に囲まれ、一方に急流が流れる深山幽谷の温泉で、紅葉を愛でながらの源泉かけ流しで身も心も温まった。
10月末で乗鞍スカイラインが冬季閉鎖されるので、この峠道もまもなく通れなくなるし、野麦峠や天生峠、安房峠なども積雪のため半年間閉じられる。
残雪と新緑を楽しんでいたのが、もう次の季節を迎える時が来てしまった。

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秋の味覚

2008年10月16日 | セカンドルーム

 

昨日の新聞に飛騨地方で採れる天然キノコが最盛期を迎え、卸売市場に松茸の30キロをはじめ、シバカブレ、ナメコ、シメジなど合わせて200キロと今年最大の取引があったと報じていた。
今年は8月と9月上旬の残暑が厳しく、下旬に急激に気温が下がったことから菌が育たず、例年より2週間遅れで最盛期を迎え、今後も全般的に不作の傾向が続くと市場関係者は言っていた。

 
まわりの山の木々も色づき、ナメコは好機到来とばかりに裏山のほだ木から勢いよく発生し始め、今秋2度目の収穫をした。
味噌汁に入れたり、ナメコおろしなどが定番だが、近所のお年寄りが日干しをすると、香りが強くこくのある味になるし、保存もきくと教えてくれた。
今まで冷凍保存はしたことはあるが、乾しナメコは味わったことが無いので早速やってみよう。


椎茸が数本のほだ木から、小さな笠を出していたが、霜がおりるまでに育つかどうか分からない。
近所の人たちも、今年の天候では椎茸は期待出来ないと言っていたのが、残念ながら当たりそうだ。
天候不順には、森の生物も右往左往させられている。

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ショッピング

2008年10月15日 | セカンドルーム

 

先日、名古屋へ行った折に、アウトドアショップで発熱素材プレスサーモのアンダーウェア上下と、携帯給水器、サプリメント、携帯トイレなどを買ってきた。
ミズノが開発したプレスサーモは、汗を吸収する時に熱を発生し、保温と乾燥の効果があるとうたっている。
いつも冬山で悩まされる問題が、一挙に解消する夢のような商品なので、冬になったら一度使ってみようと思っていた。


携帯給水器は、吸い口につながったチューブをペットボトルに装着すれば、行動中でもハンドフリーで給水が出来る。


携帯トイレ(小便用)は、ペットボトルに装着して使用する器具である。
最近の避難小屋は、トイレスペースはあっても便器が無く、持ち帰らねばならないので、便利グッズかも知れないし、他にも使い道はありそうだ。


サプリメントの常用はしていないが、山へ行く時だけゼリータイプのアミノバイタルを利用しているので、給水器に詰める粉末を買ってきた。
アミノ酸は体を形成し、エネルギーを生み出す素であるが、体内で合成されないので食品などから摂取する必要があると言われている。
いつもつまらない物ばかり買ってくると、家人に笑われるが、使ってみた効果の程や使い勝手などは、いつかレポートします。

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犬小屋の冬支度

2008年10月14日 | セカンドルーム

  

冷え込みが少し強くなってきたので、犬小屋に防寒用の藁を敷いてやった。
以前、ウレタンを布でくるんだ暖かそうな犬用の寝具を、ホームセンターで買って小屋に入れてやったら、数日でずたずたに噛み切って外へ出してしまった。
それ以来、冬を前に藁を敷くことにしているが、犬も自然素材が気に入ったようで、外へ放り出すことは無い。
しばらく使っている間に藁がなじみ、鳥の巣状の寝床になって気持ち良さそうに使っている。

今年の3月撮影


雪が降るようになると、屋根を茅で覆い、入り口に毛布の切れ端を吊るし、小屋の中にダンボール箱を入れて、防寒と防雪対策をしてやる。

 去年の12月撮影


犬小屋は軒下に置いてあるが、吹雪く時は中まで雪が吹き込むこともある。


最低気温がマイナス10℃を越す日が続く時は、小屋の中のダンボール箱を玄関へ移動している。
寒さに強いと言われている柴犬でも、吹きさらしで震えていることもあるので、一冬に何回かは避難する日がある。
飼い主も寒い冬の過ごし方を、色々と工夫してきたが、部屋数が多いだけの古い民家は、すべて障子と板戸の間仕切りなので、寒くて部屋を使い分ける気にならない。
食べる、寝る、仕事をする、遊ぶなど全てを一部屋だけで済ますのが、一番合理的であることが分かった。
何となく犬小屋的だが、必要なものが手の届く範囲に揃っているのは、とても快適な暮らし方だと思っている。

 

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せせらぎ街道大倉の滝

2008年10月13日 | セカンドルーム


 連休で道路が混むかと思って、朝8時に名古屋を出て高山に向かった。
渋滞も無くいつもより早く着きそうなので、せせらぎ街道沿いにある「大倉の滝」に寄ってきた。
今頃は真っ赤に色づく山もみじの葉が、まだ緑が多かった。


鬱蒼とした森の中を流れる渓谷は、大倉百滝とも呼ばれるように、いくつもの滝や淵を作って流れている。

 
森は広葉樹が多く、かつらの木の甘い香りを楽しみ、巨大な岩のトンネルをくぐり、滝を見下ろしながら崖際の桟道を歩いたりと、変化に富んだ遊歩道が続いている。
その最上部の滝が大倉の滝で、林道を利用して車でも行けるが、マイナスイオンを浴び、森林浴を楽しみなが歩いた方がいい。
往復1時間ほどで戻り、登り口にあるそば処「清見庵」で昼食のざるそばを食べた。
ここは地元清見産のそばを、石臼で挽いて食べさせてくれるが、雪の無い春~秋しか営業してない。

  


テラスは犬と一緒に食事ができるが、えさは朝夕しか与えていないので、じっと見つめるだけだった。

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名古屋まつり

2008年10月12日 | セカンドルーム

 

名古屋まつりが10月11~12日までの日程で行われた。
11日は、ブラスバンドや踊り・ダンスチームのパレードと、まつりの目玉である郷土の生んだ信長、秀吉、家康の三英傑行列が、名古屋駅から栄まで賑やかに繰り広げられた。
地元デパートの人たちが、足軽隊、鎧武者、鉄砲隊などに扮して、合戦などの演技を交えながら、広小路通りを練り歩いた。

 

 

 


今年は、TVドラマにあやかって、鹿児島から特別参加した島津斉彬、篤姫も行列に加わり、見物客から拍手を浴びていた。


12日は、昨日のパレードに加えて、花車神明社の山車をはじめ9台の山車揃え、神楽揃え、子供神輿などが参加し、市役所から栄の間で華やかに繰り広げられた。

 花車神明社二福神車

 花車神明社紅葉狩車

 花車神明社唐子車

 
新旧入り乱れた祭りパレードは、好き嫌いを別にして味噌煮込み的なこってりとした味と泥臭さがあって、名古屋独特のバイタリティーが感じられた。

 

 
元気だったこの地も、金融危機のあおりで翳りが見えてきたが、祭りの勢いで不況ムードを吹き飛ばして貰いたい。

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花車神明社の秋祭り

2008年10月11日 | セカンドルーム

 

昨日、高山から名古屋へ戻ってきた。
高山祭りの見物をして、こちらへ来たら、氏神様の花車神明社の秋祭りが行われていた。
中村区名駅5丁目のこの神社は戦災を免れ、文政年間(1818~1830年)に建造された山車3台が各町内に残っている。
古い神社や山車が、昔の姿で名古屋駅前に残っているのも奇跡だが、からくりやお囃子で祭りを盛り上げる人たちが居るのも心強い。

 
それぞれの山車は、からくりが演じられ、旧内屋敷町の唐子車は逆立ちをした唐子が太鼓を打ち、旧花車町の紅葉狩車は更科姫が鬼女に変身する場面を、二福神車は恵比寿が鯛を釣るという故事にちなんだ演技が操られ、市の有形民俗文化財に指定されている。


祭りに参加しなかった当主に代わって、うちの婿も今秋から若手のからくりの綱方に、孫はお囃子方にデビューすることになった。祭りの締めは、提灯に火を灯した三両の山車が、神社の前で出会って幕が閉じられる。


以前、このあたりは納屋町、木挽町、禰宜町、水主町などの町名で下町の香りが残っていたが、「名駅」という味も素っ気も無い町名に統一されて以降、住宅も急激に少なくなり下町文化も消えていった。
この地区には、二つの小学校と、一つの中学校があるが、生徒の減少によって3校が統合されて、小中一貫校として2年後にスタートすることになった。
変貌の激しいこの町に、江戸時代からの祭りが受け継がれているのは奇跡に等しい。

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きのこの原木栽培

2008年10月10日 | セカンドルーム

 

昨日は少し歩くと汗ばむような陽気で、高山祭りの見物もずいぶん暑かった。
今朝も上着が要らないほどで、あたりは春霞のようにもやがかかって暖かい朝だった。
10月半ばで、こんな陽気は珍しい。
赤カブや白菜が育ちすぎて、漬け込みや出荷の時期がずれてしまうと、近所の人がぼやいていた。


裏山で原木栽培している椎茸は、今頃から収穫の時期に入るのに、発生の兆しが全然見えない。
このまま秋のシーズンが終わってしまいそうだ。

 
なめこは、いつもより少し早いが、伏せてあるほだ木の2割ほどが出始めた。
今月末ごろが収穫のピークになるので、なめこは順調のようだ。
今朝は、ボール1杯の初物が収穫出来た。


きのこに限らず、自然条件をコントロール出来ない野山の草木は、ほんの少しの環境変化が大きく影響する。
飛騨も、この10年に限って見ただけでも、積雪の期間も短くなり量も明らかに減っている。
そのため、作物に影響を来たし、寒さや雪に弱い筈のイノシシが増えてしまったのかも知れない。

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秋の高山祭り

2008年10月09日 | セカンドルーム

 

毎年10月9,10日に、秋の高山祭りが行われる。
正式には「八幡祭」と呼ばれる桜山八幡宮の例祭を言い、高山市街地を貫く安川通り(国道158号線)を境に、北側(下町)で行われる。
春に行われる日枝神社の山王祭は、南側(上町)で繰り広げられ、この二つの例祭を総称して、「高山祭り」と言われるようになった。
春は五穀豊穣を祈願し、秋は収穫を神々に感謝する農耕祭の色彩が強かったが、町人文化や豪商の出現によって、町人色も加わってきたようだ。
京や江戸の影響を受けながら、飛騨の匠や町人によって独特の祭り文化を作り、観光ブームによって一層華やかで賑やかな祭りへ変貌してきた。
江戸時代に作られた絢爛豪華な祭り屋台は、国の重要有形民俗文化財に、祭り行列やからくり奉納などの祭事は、重要有形民俗文化財に指定されている。


屋台10台が表参道に曳き揃えられ、飛騨の匠の技を身近に見ることが出来るし、氏子たちから屋台の特徴や歴史などの説明も聞ける。


境内では、布袋台のからくり奉納が行われ、2体の唐子が布袋に乗り移る様子を、36本の綱を操りながら8人の綱方が披露する。


汗ばむような好天に恵まれた参道は、観光客でごった返し、テント張りの露店が連なっていた。
団子やイカ焼き、お好み焼き、焼きそば、串カツなどのにおいが入り混じり、懐かしい昭和の祭り風景も残っていた。


参道の賑わいに比べると、本殿の静けさが対照的だった。古い町並みも、日ごろの数倍の人並みで埋まり、外国の観光客も目立っていた。


秋の短い飛騨は、祭りが終わると冬が駆け足でやってくるので、思い切り賑々しくなるようだ。

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安房峠から中の湯温泉へ

2008年10月08日 | セカンドルーム

 

久し振りの秋晴れに誘われて、平湯から安房峠を越えて、中の湯温泉へ行ってきた。


安房トンネルが出来て以降、峠道を通る車はほとんどいないので、ゆっくり景色が楽しめる。


ちょうど紅葉が見ごろになり、山はどこも錦を散りばめたような美しさだった。


峠の中腹にある「篠原憮然」の遭難碑から見た平湯の温泉街は、まるで箱庭のようだ。
あいにく穂高連峰は、雲に隠れて見ることは出来なかったが、見事な紅葉を十分堪能できた。


峠の信州側中腹にある「中の湯温泉」は、山中の一軒宿で秘湯ムードの漂う静かな温泉だ。
湯船は真っ赤なもみじの葉が浮き、周りの紅葉を映していた。
ちょっと寒いが、雪景色を見ながらの露天風呂も素晴らしい。

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椅子の座編み

2008年10月07日 | セカンドルーム

 

今朝も厚い雲に覆われ、日中も日が射すこと無く、すっきりしない一日だった。


夕方になって、ようやく西の空から晴れ間が広がり、明日は秋晴れが期待できそうだ。
青空を見ながら、中で仕事をするのは辛いところもあるが、天気の悪い日は集中できる。


朝から椅子の座編みを始め、1脚が完成し2脚目も8分通り出来上がった。
このタイプの椅子は、デザインを少しずつ変えながら、今までに何脚も作っている。
写真の椅子は、ペーパーコードで座を編んでいるが、布テープや籐で編むこともある。
座の下には引き出しが仕組んであるが、スツールやチリ箱を入れて作ることもある。
座編みは単純作業で根気がいるが、衆議院予算委員会のTV中継を見ながらやっていたので、飽きることなく続けられた。
野党の舌鋒は鋭かったが、受ける与党に迫力が無く、政権末期の兆しが見え隠れする。
その中でも農水大臣の答弁は、論理的で非を認める潔さが感じられたが、厚労大臣は口先で切り抜けようとする品性の無さが感じられた。
今日は、仕事もはかどったが、TV中継を通して対照的な二人の政治家の本質を見ることも出来た。

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飛騨の秋

2008年10月06日 | セカンドルーム


名古屋を出て、東海北陸自動車道を走っている時は、雨が盛んに降っていた。
飛騨路に入る頃は小止みになり、いつも利用する「せせらぎ街道」沿いの木々が、少し色付いていた。

 
行きには目立たなかったが、わずかな間にあたりの景色が変わっている。
今日は、雨にくすんで色がさえなかったが、間もなく燃えるような紅葉に彩られることだろう。


数日前には、はさ干ししてあった稲束が、稲こきも終わって田んぼには藁が干してあった。
町では季節の変化を感じなかったが、飛騨の秋は確実に進んでいた。

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誕生日に想う

2008年10月05日 | セカンドルーム
 家族が誕生祝いをしてくれた。
60才台も余すところ僅かになり、あまり嬉しくもないが、誕生日は否応なしにやって来る。
次のライフプランを考える時期に来ているが、急に仕事をやめて都会暮らしにシフトするのも不安だし、一人暮らしをいつ迄も続ける自信も無いので、最近は事あるごとに逡巡を繰り返している。
高山に暮らして10年ほどになるが、ここの自然や人が好きで、定住を考えたこともあったが、そこまでは徹し切れなかった。
都会に片足を置きながら、年間300日ほどの田舎暮らしをしているうちに、自分好みのライフスタイルが出来上がってしまったので、孫を膝に日向ぼっこをしたり、いつも女房に付いてまわるようなイメージがわいて来ない。
夫婦円満の秘訣は、離れて暮らすことだと誰かが言っていたし、たまに会う孫の一挙手一投足は、少々行儀が悪くても可愛らしいで済むが、たまが毎日となれば、小言や愚痴の一つも出てきそうだ。
遊びの気分で仕事が出来て、気が向いたら孫や妻に会いに行くのが夢だけど・・・
少し時間もあることだし、これからの暮らし方は、次の誕生日あたりまでに見つける事にしよう。
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