(トップの画像は三浦成美選手、宮川麻都選手です)今更ながらですが、12/17に行われた東アジアカップのなでしこジャパン対韓国のビデオを見ました。韓国の女子は以前は比較的強化が遅れていましたが、W杯の出場権も安定してつかめるようになってきており、日本にとっては越えなければいけない壁になっています。韓国の女子のリーグ戦を月曜日の夜に開催して、テレビでの露出を増やそうとするなど改革の手も打っています。
なでしこジャパンは国内組がほとんどのチームですが、スタメンの半分以上(GK山下、DF宮川、遠藤、MF三浦、FW田中美南、籾木)が日テレベレーザ所属の選手です。そのため、4-4-2でサイドのMFの突破を生かすというチーム内の約束事が日テレの戦術に近いことから、この日テレベレーザ組は難なくこなせると思われました。
この日の日本が良かったのはDFの組織でした。韓国がボールを持ったときに、前の選手が戻って相手からボールを奪う、たとえ裏へパスを出されてもDFラインを揃えてオフサイドを取るといった、チーム内の統率は取れていました。前半、これが効いて韓国にはほとんどチャンスがなかったほどです。それでも、韓国の女子は日本より体格面では上回り、ゴール前の戦いでは簡単に勝てる相手ではありません。
そのため、サイドに出すまでの攻撃はうまく作れていた日本ですが、最後のゴールという結果がなかなか得られない試合になります。日本の高倉監督も攻撃がうまく行っていないとは感じていたようで、後半の頭に池尻を下げて小林里歌子を投入して、小林の持つスピードを生かしてボールの質を上げようとしてきました。
それでも、ゴールだけは遠かった日本ですが、後半41分に大きなチャンスがありました。バイタルエリアでフリーになった中島のパスから、籾木が放ったシュートが相手DF4番のハンドとなりPKを得ます。これを籾木自身が蹴ってゴール右に蹴り込み、日本は最後の時間でリードを奪います。あとは時間を使って確実に勝つだけでした。
この試合は引き分けでも東アジアカップの優勝という試合でしたが、最後まで勝利を目指していたことがこの勝利につながったと思います。五輪予選が開催国で免除の日本は、こういう真剣勝負の機会は大切にしたかったので大きな勝利になりました。五輪までの期間は親善試合で連携を深めることになりますが、国内組で基盤ができているのは強みにできればと期待しています。
長谷川唯選手、籾木結花選手
南萌華選手
山下杏也加選手
小林里歌子選手
田中美南選手
なでしこジャパンは国内組がほとんどのチームですが、スタメンの半分以上(GK山下、DF宮川、遠藤、MF三浦、FW田中美南、籾木)が日テレベレーザ所属の選手です。そのため、4-4-2でサイドのMFの突破を生かすというチーム内の約束事が日テレの戦術に近いことから、この日テレベレーザ組は難なくこなせると思われました。
この日の日本が良かったのはDFの組織でした。韓国がボールを持ったときに、前の選手が戻って相手からボールを奪う、たとえ裏へパスを出されてもDFラインを揃えてオフサイドを取るといった、チーム内の統率は取れていました。前半、これが効いて韓国にはほとんどチャンスがなかったほどです。それでも、韓国の女子は日本より体格面では上回り、ゴール前の戦いでは簡単に勝てる相手ではありません。
そのため、サイドに出すまでの攻撃はうまく作れていた日本ですが、最後のゴールという結果がなかなか得られない試合になります。日本の高倉監督も攻撃がうまく行っていないとは感じていたようで、後半の頭に池尻を下げて小林里歌子を投入して、小林の持つスピードを生かしてボールの質を上げようとしてきました。
それでも、ゴールだけは遠かった日本ですが、後半41分に大きなチャンスがありました。バイタルエリアでフリーになった中島のパスから、籾木が放ったシュートが相手DF4番のハンドとなりPKを得ます。これを籾木自身が蹴ってゴール右に蹴り込み、日本は最後の時間でリードを奪います。あとは時間を使って確実に勝つだけでした。
この試合は引き分けでも東アジアカップの優勝という試合でしたが、最後まで勝利を目指していたことがこの勝利につながったと思います。五輪予選が開催国で免除の日本は、こういう真剣勝負の機会は大切にしたかったので大きな勝利になりました。五輪までの期間は親善試合で連携を深めることになりますが、国内組で基盤ができているのは強みにできればと期待しています。
長谷川唯選手、籾木結花選手
南萌華選手
山下杏也加選手
小林里歌子選手
田中美南選手