母も元気になって、気持ちに余裕もできたのか、今日はアーセナル対リバプールのビデオを一緒に見てくれました。リバプールを見るのは今季3回目とある程度わかってきたので、今日の注目ポイントはアーセナルのFWジルーにしました。
ジルーは昨年はフランスリーグのモンペリエで得点王になり、今季からファンペルシーが抜けたアーセナルの1トップに座った選手です。まずはスピード型かポストプレイヤーかを把握してみましたが、NHKの実況が「ジルーに球を収めて」を繰り返すので、ポストプレイヤーなのはすぐにわかりました。
ただ、フランスリーグ得点王にもなる選手の割に、ジルーの動きは注意していないとわからないです。それにはもちろん理由があり、ジルーの基本プレーがワンタッチにあるからです。浦和にいた選手に例えるとエジミウソンで、たとえ流れの中で消えていても一瞬の隙があれば点は取れる自信を持っていると思います。
結果的にはジルーは1得点1アシストですから、こういう選手は結果さえ出せばいいと言えます。ただ、アーセナルというチームがジルーが目立たなくてもいいと考えているのは、それをカバーする別の攻撃パターンを持っているからです。
それは両サイドのMF、ウォルコットとポドルスキのシュート力です。プレミアリーグの多くのチームが4-2-3-1の今は、戦術と戦術の攻防戦は残念ながら見られませんが、サイドのMFにどういう選手を置くかにチームの特徴が出ます。
アーセナルの場合、ポドルスキはドイツではFWの選手ですし、ウォルコットも今季10得点とシュート力が売り物の選手です。ジルーを経由しなくても、サイドのMFがシュートを打つ自信があるから、ベンチのベンゲル監督も慌てなかったと思います。
もっとも、この試合で光ったのはリバプールのカウンターでした。左MFに入れたスアレスが持ち味のスピードを存分に発揮して、縦に速いサッカーを目論んだリバプールの前に、アーセナルは後ろを向かされ苦しい展開でした。
結果はウォルコットの強烈な同点シュートでホームのアーセナルが辛くも2-2の引き分けに持ち込みましたが、プラン通りに戦っていたのはリバプールでした。アーセナルが6位、リバプールが7位で上位追撃には勝ち点3が欲しかった両チームですが、結果は痛い引き分けでした。
明日は時間さえ確保できればマンU対サウサンプトンの日本人対決を書こうと思います。
ジルーは昨年はフランスリーグのモンペリエで得点王になり、今季からファンペルシーが抜けたアーセナルの1トップに座った選手です。まずはスピード型かポストプレイヤーかを把握してみましたが、NHKの実況が「ジルーに球を収めて」を繰り返すので、ポストプレイヤーなのはすぐにわかりました。
ただ、フランスリーグ得点王にもなる選手の割に、ジルーの動きは注意していないとわからないです。それにはもちろん理由があり、ジルーの基本プレーがワンタッチにあるからです。浦和にいた選手に例えるとエジミウソンで、たとえ流れの中で消えていても一瞬の隙があれば点は取れる自信を持っていると思います。
結果的にはジルーは1得点1アシストですから、こういう選手は結果さえ出せばいいと言えます。ただ、アーセナルというチームがジルーが目立たなくてもいいと考えているのは、それをカバーする別の攻撃パターンを持っているからです。
それは両サイドのMF、ウォルコットとポドルスキのシュート力です。プレミアリーグの多くのチームが4-2-3-1の今は、戦術と戦術の攻防戦は残念ながら見られませんが、サイドのMFにどういう選手を置くかにチームの特徴が出ます。
アーセナルの場合、ポドルスキはドイツではFWの選手ですし、ウォルコットも今季10得点とシュート力が売り物の選手です。ジルーを経由しなくても、サイドのMFがシュートを打つ自信があるから、ベンチのベンゲル監督も慌てなかったと思います。
もっとも、この試合で光ったのはリバプールのカウンターでした。左MFに入れたスアレスが持ち味のスピードを存分に発揮して、縦に速いサッカーを目論んだリバプールの前に、アーセナルは後ろを向かされ苦しい展開でした。
結果はウォルコットの強烈な同点シュートでホームのアーセナルが辛くも2-2の引き分けに持ち込みましたが、プラン通りに戦っていたのはリバプールでした。アーセナルが6位、リバプールが7位で上位追撃には勝ち点3が欲しかった両チームですが、結果は痛い引き分けでした。
明日は時間さえ確保できればマンU対サウサンプトンの日本人対決を書こうと思います。