Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

トーナメント優勝(鶴竜)

2013-02-10 18:57:10 | 他スポーツ
スポーツ砂漠の今の時期、どこまで真剣にやるかは微妙でも、大相撲トーナメントは見ていました。優勝賞金1000万円はもちろん欲しいでしょうが、番付がかかっている相撲ではないので、怪我をしないことを優先しなければならない場面もあるでしょう。

白鵬が千代大龍に、日馬富士が栃ノ心に早い段階で敗れていたので、決勝戦のカードは大関鶴竜対平幕豐ノ島という地味な対戦になりました。その相撲は、鶴竜が右の上手を素早く引いたのが効いて、豐ノ島のお株を奪う速攻相撲で鶴竜が優勝します。

鶴竜は大関に上がる前の好調をなかなか取り戻せず、8番や9番で終わる場所が多くなっています。今回の大相撲トーナメントは上位に勝ったのが琴欧洲だけと組み合わせの幸運も作用したと思いますが、今回の優勝を是非とも春場所につなげて欲しいです。

鶴竜は上位に上がってきた頃は軽量力士で、突き押しの相手にもろ手突きを食らうと軽量を突かれてあっさり土俵を割ることもありました。今は体重も140kgを超え、大関にふさわしい体型にはなれたと思います。師匠の井筒親方(元関脇逆鉾)はこの鶴竜の育成に関して、寺尾の突き押しと逆鉾のもろ差しを兼ね備えた力士になって欲しいと話していました。

鶴竜は下位相手には相撲巧者ぶりを見せる力士ですが、白鵬にはうまさ負けして大きく負け越しています。あまり目立つ特徴を持っていない力士でもあり、横綱大関の名前を思い出そうとすると一番最後まで名前が出てきません。

鶴竜への期待はまさにそこで、相撲の取り口で目立つ力士になって欲しいというのが希望です。うまさは既に持っていますが、千代の富士のような速さを見せて欲しいと思います。
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スカパー無料放送(ビルバオ対リヨン)

2013-02-10 13:25:29 | ワールドサッカー
今、スカパーの10日間無料放送が行われていますが、セリエAや欧州CLは無料放送の対象外で見ることはできませんでした。諦めかけたところ、BSスカパーの欧州リーグ(CLより格下のリーグ)が無料放送でした。いつかは見ようとまとめてビデオに入れておいて、今日はビルバオ対リヨンを見ました。

ビルバオはFWジョレンテ、リヨンはFWゴミスとMFグルキュフしか知っている名前はいないチームですが、ビルバオの監督がアルゼンチンの名将ビエルサというのがこの試合を見た理由でした。ビエルサがチリ代表を率いて来日したときのサッカーは印象的でした。

当時のチリ代表はベストメンバーではなかったですが、3-3-3-1という変則的な布陣を引いて素早くトライアングルを作る統制の取れたサッカーは印象的でした。当時の日本代表岡田監督がこのサッカーに感銘を受け、親善試合の対戦相手にチリを指名したほどです。

ビエルサのチームという期待通りだったところは十分ありました。ビルバオがグループリーグ突破が絶望的でエースストライカーのジョレンテを温存したのは残念でしたが、浦和のミシャサッカーに似ている中盤を薄くして前に人数をかけているサッカーは面白かったです。

もっとも、試合のペースはリヨンが握っていました。セットプレーに強いのはリヨンの長所で、ゴミスが動きの速さを見せてヘディングで先制点を取ると、素早く2点目を入れて優位に立ちます。ゴミスやグルキュフの名前を聞いたのはフランス代表で、特にグルキュフはジダンの後継者になれるという期待も受けたトップ下です。

最終スコアが3-2になったほどの乱戦だった割には、グルキュフはあまり目立たず、パサーではなさそうということくらいしかわかりませんでした。それでも、Jリーグより速い球回しはさすが欧州の強豪で、イブラヒモビッチを補強した優勝候補パリSGと優勝争いをしているチームらしいところは十分見られました。

ビルバオはバスク人だけでチームを作るという主義のチームで、創設以来一度も2部に降格したことがないです。この試合はほぼ敗退が決まっていた消化試合だったのは残念でしたが、ビエルサのような名将を呼べるところはさすがスペインリーグの古豪です。
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