母の急病で会社を休み、今日は予定外の時間ができました。そのため、ブンデスリーガのフランクフルト対ホッヘンハイムのビデオを見ました。誰でも知っているようなワールドクラスはおらず、知っている選手はホッヘンハイムのベンチにいたデルディヨク(スイス代表)とフランクフルトの1トップのマトムール(アルジェリア代表)だけの試合でした。
そのため、この試合を見るポイントは乾(フランクフルト)と宇佐美(ホッヘンハイム)のプレーに絞りました。乾は5得点を挙げ、既にチームの中心選手で、いいポジションを取っていればパスはちゃんと出てきました。
乾のプレーでどこが通用しているかは最大の興味でした。結論を先に言えば足元のテクニックです。日本人のサッカー選手は足元がうまいからプロになれた選手が多く、乾も野洲高校時代はテクニックで選手権を沸かせた選手でした。Jリーグの環境を卑下する必要はなく、そこでやっているプレーをそのまま出せばブンデスリーガを恐れる必要はないと、乾のプレーを見れば思います。
宇佐美に関してはロンドン五輪で思うように試合に出られず、バイエルンも放出されて下位チームのホッヘンハイムに移籍したので、まだ20歳と若いとはいえ伸びが止まっていることを危惧していました。ホッヘンハイムの戦術次第では守備に追われて技術を発揮できない可能性もあると思っていました。
しかし、この試合での宇佐美は悪くなかったと思います。相手のフランクフルトは4位と格上ですが、ホッヘンハイムのチーム戦術が前からプレスを掛けるものなので、宇佐美は高い位置でボールをもらえ、キープもドリブルも機能していたと思います。
少しホッヘンハイムの中盤が間延びしていて、宇佐美の守備範囲が広くなったのはチームとしての課題ですが、カウンターサッカーで守備に追われて持ち味が出ない最悪のシナリオはたどっていなかったので、少し安心しました。
最近は代表ではない大前にドイツのデュッセルドルフからオファーが来たりと、先に海外に行って活躍したら代表という、長谷部が切り開いたルートが確立しました。
どうしても、イタリアやイングランドのようにサッカーの強い国は自国のリーグに海外から選手が来る有利な条件で強化できますが、日本のようなサッカー発展途上国は外へ出て行かないと強化できません。言葉の壁はもちろんあるでしょうが、中田英寿に代表される先駆者は言葉を覚えて壁を破りました。今のブンデスリーガの日本人には、日本サッカーの未来を切り開くつもりで頑張って欲しいです。
そのため、この試合を見るポイントは乾(フランクフルト)と宇佐美(ホッヘンハイム)のプレーに絞りました。乾は5得点を挙げ、既にチームの中心選手で、いいポジションを取っていればパスはちゃんと出てきました。
乾のプレーでどこが通用しているかは最大の興味でした。結論を先に言えば足元のテクニックです。日本人のサッカー選手は足元がうまいからプロになれた選手が多く、乾も野洲高校時代はテクニックで選手権を沸かせた選手でした。Jリーグの環境を卑下する必要はなく、そこでやっているプレーをそのまま出せばブンデスリーガを恐れる必要はないと、乾のプレーを見れば思います。
宇佐美に関してはロンドン五輪で思うように試合に出られず、バイエルンも放出されて下位チームのホッヘンハイムに移籍したので、まだ20歳と若いとはいえ伸びが止まっていることを危惧していました。ホッヘンハイムの戦術次第では守備に追われて技術を発揮できない可能性もあると思っていました。
しかし、この試合での宇佐美は悪くなかったと思います。相手のフランクフルトは4位と格上ですが、ホッヘンハイムのチーム戦術が前からプレスを掛けるものなので、宇佐美は高い位置でボールをもらえ、キープもドリブルも機能していたと思います。
少しホッヘンハイムの中盤が間延びしていて、宇佐美の守備範囲が広くなったのはチームとしての課題ですが、カウンターサッカーで守備に追われて持ち味が出ない最悪のシナリオはたどっていなかったので、少し安心しました。
最近は代表ではない大前にドイツのデュッセルドルフからオファーが来たりと、先に海外に行って活躍したら代表という、長谷部が切り開いたルートが確立しました。
どうしても、イタリアやイングランドのようにサッカーの強い国は自国のリーグに海外から選手が来る有利な条件で強化できますが、日本のようなサッカー発展途上国は外へ出て行かないと強化できません。言葉の壁はもちろんあるでしょうが、中田英寿に代表される先駆者は言葉を覚えて壁を破りました。今のブンデスリーガの日本人には、日本サッカーの未来を切り開くつもりで頑張って欲しいです。