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フッキ不在時のオプション(4/11浦和対上海上港)

2017-04-13 22:00:05 | 浦和レッズ
前回、敵地で対戦した上海上港は、強いチームではあったものの外国人選手の個人技頼みの印象はありました。その個人技が使えるときはいいですが、今回の試合ではその個人技の担い手であるフッキが負傷欠場していました。それをどういう工夫で埋めてくるかはポイントでしたが、序盤のエウケソン、オスカルの2トップはあまり機能していませんでした。

その時間を突いて、浦和が高い位置からのプレスで先手を取り、浦和ペースで試合が進みました。上海上港が6人必ず守備に残しているチームなので、なかなかフリーになるビッグチャンスにはなりませんでしたが、それでも試合開始直後に宇賀神のクロスからラファエル・シルバが放ったポスト直撃のシュートを見れば「このゲームはいける」とサポに期待させるだけの内容でした。

しかし、上海上港を率いるポルトガル人、ビラスボラスもさすがの名将でした。フッキがいないことで、ポストプレーヤーのエウケソンが孤立する問題点に気付いたらしく、オスカル(8番)の位置を下げて両MFの武磊(7番)、リュ・ウェンジュン(11番)をウイング気味に上げる3トップで勝負してきました。

7番も11番もスピードがあるので、オスカルからの縦パスで彼らを走らせる攻撃で、上海上港は勢いを取り戻しました。11番がポスト直撃のヘディングシュートを放つなど、上海上港が見せたウイングサッカーは浦和にとって脅威でした。そんな互角の展開だった44分に、青木の縦パスからズラタンがつないで、ラファエル・シルバが足の先で決めたゴールで浦和は先制することに成功します。

それからが、上海上港の攻勢の時間になりました。フッキの不在など関係ないとばかりにドリブルでアフメドフが上がってきたり、ペナルティーエリアで圧力をかけられた浦和守備陣は、2本のPKを献上するという苦しい試合になりました。そのオスカルのPKを、一つは西川がセーブし、もう一つはオスカルがバーの上に外すという、奇跡的な展開の末、浦和が辛くも1-0で逃げ切って勝利しました。

後ろの選手は守備に集中して、攻撃は前の選手に任せるという明確に役割を分ける上海上港のスタイルは、後ろの選手が攻撃参加してくる現代のサッカーからは異質です。それでも、上海上港の強さは、後半の圧倒的な優勢に表れていました。そういう、Jリーグでは感じられない強さを持つチームに勝っておいたことは、きっと浦和のこれからの成長につながるはずと思っています。
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