Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

プレスに来た東京(4/16FC東京対浦和)

2017-04-16 20:25:24 | 浦和レッズ
味の素スタジアムでのFC東京対浦和、NHK-BSで生中継だったので皆さん結果はご存知と思って先に書きますが、1-0で浦和の勝利です。しかし、内容をシビアに見てしまうと浦和としてはだいぶ課題の残った試合でした。理由は浦和のパス回しが、いつもほど順調につながっていなかったからです。

そうなった原因は相手の出方にもあります。FC東京は大久保嘉人、ウタカが負傷欠場しており、この日のスタメンはGK林、MF永井以外は去年から東京に在籍するメンバーを並べてきました。移籍組をスタメンに並べたこれまでの試合では、チームとしての連係に課題を残したので、思い切って去年のメンバーに戻す采配を篠田監督は見せました。

東京は戦術的にも思い切った手で来ました。FWに運動量の多い阿部拓馬を起用して、前からプレスに来る手でした。暑さの中で動きが鈍かった浦和にとっては面食らった手で、事実開始早々に阿部拓馬にGKと1対1の形を作られています。中盤でも前から来る相手の前に、浦和は押し込まれる展開がしばらく続きます。

その流れを変えたのは、ラファエル・シルバのボールキープでした。動きが良くないならカウンターで攻めたのが良く、ラファエル・シルバのドリブルに興梠と宇賀神が反応していました。宇賀神は室屋に消されていましたが、興梠がうまく森重の背後に回り込んでいて、ワンタッチで合わせたシュートがコロコロとゴールに転がって先制点になりました。

その後、少し浦和も持ち直し、いつもの4-1-5で相手を押し込む形も作ります。しかし、そこで課題になったのは右アウトサイドで起用された菊池大介でした。この日の浦和は、菊池のところからチャンスを作れませんでした。スピードはあるので、カウンターのチャンスがあればゴール前までは行けますが、菊池はアーリークロスにこだわってしまったようで、思い切って仕掛ける動きに課題が見られました。

暑さの中で、東京のプレッシングサッカーは90分続かないはずという予想はしていましたが、それでも浦和のチャンスは少なく、大丈夫かな?という思いを抱えてハーフタイムに突入することになります。

後半は明日のマニアック分析で。



















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オスカルを止めた(西川周作)

2017-04-16 12:49:12 | 浦和レッズ
先日の上海上港戦、オスカルのPKを止めたGK西川周作選手がヒーローです。最近はミスで失点するなどらしくないところを見せ、日本代表のハリルホジッチ監督から状態を不安視されていますが、このプレーはさすが西川というファインセーブでした。

西川は大分トリニータのユースでプレーしていました。当時はパラグアイ代表GKチラベルトの向こうを張って直接FKでゴールを決めることもありました。今は柏木などもいるので、真剣勝負で直接FKを蹴ることはないと思いますが、夏のPSMなどで機会があれば一度見てみたいです。

浦和は3チーム目で、大分➡広島➡浦和と渡り歩いています。広島時代にミシャの高いラインを引くサッカーに出会い、GKがフィールドプレーヤーの如く前に出てプレーするスタイルには慣れています。ミシャからも、ACLの海外遠征で疲れているときでも西川を外さない信頼を勝ち得ています。

西川といえば、相手FWと1対1のピンチになっても、ある程度なら止めるビッグプレーを見せることがあります。その要因に、試合前の練習があります。西川のGK練習をじっくり見たことがあります。真ん中からGKコーチが打ったシュートを止めるのは誰でも練習しますが、西川はセーブしたあと、横にいる別のコーチがシュートするのを足でセーブする練習をしています。

もちろん、セーブする練習のため、2本目のシュートは強いものではありませんが、常に最悪の事態に備え、それに対応する練習をしてきたことが今の西川を支えていると思います。

また、西川といえばその笑顔も印象的です。チームメイトからも「周ちゃんがネガティブなことを言うのは聞いたことがない」と言われるほどです。もちろん試合をすれば負けることもありますが、西川は常に次の試合にいい準備をすることを考えていて、見習いたい存在です。
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