GW恒例?ワールドサッカーのビデオは、3月に行われたセリエA、ユベントス対ミランを見ていました。今季は6年連続リーグ優勝を狙うユベントスは、ホームのユベントススタジアムで14戦全勝という結果を残しています。その通り、ミランの4-3-3にしたかった両ウイングは押し込まれてしまい、1トップのバッカ(70番)を前に残す4-5-0-1のような劣勢を、ミランは強いられます。
それだけ、ユベントスの持つポゼッション力が高いという意味であり、たとえボールを失っても高い位置から取り返す守備が、ユベントスでは徹底していました。この試合は、ユベントスが誇る攻撃陣から、イグアイン(9番)とディバラ(21番)を中心に見ていました。イグアインは昨季ナポリで36得点という圧倒的な差で得点王になり、今季からユベントスに移籍してきました。
イグアインのプレースタイルはポストプレーヤーです。ヘディングで勝負するよりは足元の技術の高さを生かしたいタイプで、足元に収めてのシュート技術には定評があります。このイグアインには、前で勝負させることにして、イグアインの守備を免除してその分をトップ下のディバラにさせているところがユベントスの味噌です。
ディバラは運動量の多さを生かしてボールに触りたがるタイプなので、彼に幅広い範囲を動かして、前のダニエル・アウベス(23番)、ピアツァ(20番)と協力して前から取りに行くスタイルで、ユベントスは圧倒的にボールを支配します。しかし、この日は相手GKドンマルマが当たっていました。イグアインやケディラ(6番)、ボヌッチ(19番)らがいくら打っても追加点が入らず、DFベナティア(4番)の1点だけで進みます。
前半終了間際、カウンターからデフロフェウが独走する、ミランにとっては初めてのシュートチャンスがやってきます。これをバッカが決めて同点にして、ミランはシュート数では22対5という圧倒的不利な試合を、同点のまま終盤までゲームを進めることになります。ドンマルマが守るならこちらもと、ベテランGKブッフォンも好守を見せて引き分けが濃厚になってきます。
ロスタイムには退場者も出したミランですが、引き分けまであとロスタイムだけでした。しかし、試合は思わぬところから動きました。ダニエル・アウベスのクロスにデシーリオ(2番)がハンドでPKになり、これをディバラが決めて2-1でユベントスが辛くも星を拾いました。
欧州CLでも4強に残っているユベントスは、久々の黄金時代到来を感じる完成度の高さです。21年ぶりのCL優勝もあるのではと、苦戦はしたとはいえ勝ったこの試合を見て思いました。
それだけ、ユベントスの持つポゼッション力が高いという意味であり、たとえボールを失っても高い位置から取り返す守備が、ユベントスでは徹底していました。この試合は、ユベントスが誇る攻撃陣から、イグアイン(9番)とディバラ(21番)を中心に見ていました。イグアインは昨季ナポリで36得点という圧倒的な差で得点王になり、今季からユベントスに移籍してきました。
イグアインのプレースタイルはポストプレーヤーです。ヘディングで勝負するよりは足元の技術の高さを生かしたいタイプで、足元に収めてのシュート技術には定評があります。このイグアインには、前で勝負させることにして、イグアインの守備を免除してその分をトップ下のディバラにさせているところがユベントスの味噌です。
ディバラは運動量の多さを生かしてボールに触りたがるタイプなので、彼に幅広い範囲を動かして、前のダニエル・アウベス(23番)、ピアツァ(20番)と協力して前から取りに行くスタイルで、ユベントスは圧倒的にボールを支配します。しかし、この日は相手GKドンマルマが当たっていました。イグアインやケディラ(6番)、ボヌッチ(19番)らがいくら打っても追加点が入らず、DFベナティア(4番)の1点だけで進みます。
前半終了間際、カウンターからデフロフェウが独走する、ミランにとっては初めてのシュートチャンスがやってきます。これをバッカが決めて同点にして、ミランはシュート数では22対5という圧倒的不利な試合を、同点のまま終盤までゲームを進めることになります。ドンマルマが守るならこちらもと、ベテランGKブッフォンも好守を見せて引き分けが濃厚になってきます。
ロスタイムには退場者も出したミランですが、引き分けまであとロスタイムだけでした。しかし、試合は思わぬところから動きました。ダニエル・アウベスのクロスにデシーリオ(2番)がハンドでPKになり、これをディバラが決めて2-1でユベントスが辛くも星を拾いました。
欧州CLでも4強に残っているユベントスは、久々の黄金時代到来を感じる完成度の高さです。21年ぶりのCL優勝もあるのではと、苦戦はしたとはいえ勝ったこの試合を見て思いました。