Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

全勝のユベントススタジアム(ユベントス対ミラン)

2017-04-29 22:54:26 | ワールドサッカー
GW恒例?ワールドサッカーのビデオは、3月に行われたセリエA、ユベントス対ミランを見ていました。今季は6年連続リーグ優勝を狙うユベントスは、ホームのユベントススタジアムで14戦全勝という結果を残しています。その通り、ミランの4-3-3にしたかった両ウイングは押し込まれてしまい、1トップのバッカ(70番)を前に残す4-5-0-1のような劣勢を、ミランは強いられます。

それだけ、ユベントスの持つポゼッション力が高いという意味であり、たとえボールを失っても高い位置から取り返す守備が、ユベントスでは徹底していました。この試合は、ユベントスが誇る攻撃陣から、イグアイン(9番)とディバラ(21番)を中心に見ていました。イグアインは昨季ナポリで36得点という圧倒的な差で得点王になり、今季からユベントスに移籍してきました。

イグアインのプレースタイルはポストプレーヤーです。ヘディングで勝負するよりは足元の技術の高さを生かしたいタイプで、足元に収めてのシュート技術には定評があります。このイグアインには、前で勝負させることにして、イグアインの守備を免除してその分をトップ下のディバラにさせているところがユベントスの味噌です。

ディバラは運動量の多さを生かしてボールに触りたがるタイプなので、彼に幅広い範囲を動かして、前のダニエル・アウベス(23番)、ピアツァ(20番)と協力して前から取りに行くスタイルで、ユベントスは圧倒的にボールを支配します。しかし、この日は相手GKドンマルマが当たっていました。イグアインやケディラ(6番)、ボヌッチ(19番)らがいくら打っても追加点が入らず、DFベナティア(4番)の1点だけで進みます。

前半終了間際、カウンターからデフロフェウが独走する、ミランにとっては初めてのシュートチャンスがやってきます。これをバッカが決めて同点にして、ミランはシュート数では22対5という圧倒的不利な試合を、同点のまま終盤までゲームを進めることになります。ドンマルマが守るならこちらもと、ベテランGKブッフォンも好守を見せて引き分けが濃厚になってきます。

ロスタイムには退場者も出したミランですが、引き分けまであとロスタイムだけでした。しかし、試合は思わぬところから動きました。ダニエル・アウベスのクロスにデシーリオ(2番)がハンドでPKになり、これをディバラが決めて2-1でユベントスが辛くも星を拾いました。

欧州CLでも4強に残っているユベントスは、久々の黄金時代到来を感じる完成度の高さです。21年ぶりのCL優勝もあるのではと、苦戦はしたとはいえ勝ったこの試合を見て思いました。
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西武対ロッテ5回戦

2017-04-29 22:23:45 | 他スポーツ
西武ドームまで、西武対ロッテの試合を見に行ってきました。結果は3-6とロッテの勝利に終わりました。西武側から敗因を探るとすれば、先発野上が立ち上がりを狙われたことと、2点タイムリーを打ったメヒアの走塁ミスが響いた試合でした。

野上の投球ですが、明らかに悪い内容でした。ロッテ打線に、スライダーやフォークを見極められており、それらがことごとくボールになるので、唯一ストライクが取れるストレートを連投せざるを得ない立ち上がりでした。1回に伊志嶺、荻野に連打を浴び、清田がバントで2,3塁とすると、鈴木大地が四球を選んで1死満塁という絶好機をロッテが作ります。

続く打者は井上でした。一発はあるが穴もある井上に、ストレートを連投するのはできればやりたくないですが、捕手炭谷が押し出しよりはましと判断したらしくストレートを投げさせました。それが効いて、井上は何とか三振を取れますが、続く6番がベテランの福浦というところが嫌な展開でした。

苦しむ野上の心中を読み切ったようにストレートを打った福浦の当たりは、左中間を破る走者一掃の3点タイムリー2塁打になり、ロッテが1回に3点をリードする願ってもない展開を実現します。ロッテ先発は、ゆったりとしたフォームから速球を投げ込む二木でした。こういうタイプを攻略するには、できるだけ苦手なセットポジションで投げさせるようにしてリズムを崩したいところです。

しかし、西武打線は初球を打ちに行くことが多く、二木を助けてしまいました。西武打線がヒットを打っている球を見れば失投もあるのですが、初球を打って凡打というのは球数が少なくなるので、相手が完封を狙って二木を8回まで引っ張るほどの余裕を与える結果になりました。

それでも、初回の内容では早い回の継投も覚悟かと思いましたが、野上は何とか状態を持ち直しました。ボールになるスライダーを諦めてチェンジアップとストレートを中心にした配球に組み立て直したからです。ロッテ打線はチェンジアップを打つことができず、野上は6回まで投げて4失点と最低限の投球はすることができました。

次のポイントは8回でした。浅村のタイムリーで1点返し、中村四球で2死満塁の後のメヒアのところでした。相手は内をリリーフに送りましたが、メヒアはライト前にタイムリーを打ちます。そこで、メヒアは2塁を欲張って挟まれて、せっかくのチャンスを3点どまりで終えてしまいました。これが大きく水を差した結果になってしまいました。西武は下位打線が弱いので、こういうチャンスは確実にものにしたかったので残念でした。





























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