柏戦こそ、チーム全体のコンディションの悪さで落とした浦和ですが、ACLの済州戦に勝ってくれたのでサポーターとしてはまだいけるという思いです。済州戦で、相手カウンターを追い掛けて止めたDFの要、遠藤航選手を取り上げます。
遠藤はジュニア時代は横浜FMでプレーしていましたが、ジュニアユースに昇格できないという挫折を味わっています。地元の中学校でプレーした彼を、スカウトして湘南ユースに勧誘したのが、現湘南トップチーム監督のチョウ・キジェ氏です。この縁があったので、最初に浦和からオファーが来た2015年には、1年だけ湘南に残留する誠意を見せています。
湘南時代の遠藤は、守備のマルチプレーヤーでした。ボランチでもCBでもプレーでき、PKのキッカーも任されるほどの中心選手でした。翌年に浦和から再度オファーが届き、3年契約で1億円とも伝えられる高額と、ACLでプレーできることが自身の成長につながるという気持ちもあって浦和に移籍してきます。
浦和での遠藤は、ほとんどの試合で3バックの中央でプレーしています。彼の能力で最も素晴らしいのは、至近距離でのシュートブロックの技術です。相手にとっては打っても打っても入らないストレスを溜めさせるプレーで、このプレーがあるからこそ、GK西川周作も守備範囲を限定できるので好セーブにつながっています。
また、時折見せるロングボールでのゲームメークも彼の武器です。湘南時代、チョウ監督の指導で狙っていた形です。浦和の前線がラファエル・シルバ、興梠といいボールに反応するタイプなので、このロングボールはチャンスにつながることも多いです。精神力の強さも持っており、相手にカウンターを食らうときに全力で戻り、阿部勇樹や柏木の帰陣を間に合わせることもできます。
今回は代表にも呼ばれ、手薄な感のあるボランチやCB候補として期待されています。イラクというチームが、ロングボールでごりごりと来るチームなので、彼のフィジカルとメンタルの強さが生きるのではと期待しています。
遠藤はジュニア時代は横浜FMでプレーしていましたが、ジュニアユースに昇格できないという挫折を味わっています。地元の中学校でプレーした彼を、スカウトして湘南ユースに勧誘したのが、現湘南トップチーム監督のチョウ・キジェ氏です。この縁があったので、最初に浦和からオファーが来た2015年には、1年だけ湘南に残留する誠意を見せています。
湘南時代の遠藤は、守備のマルチプレーヤーでした。ボランチでもCBでもプレーでき、PKのキッカーも任されるほどの中心選手でした。翌年に浦和から再度オファーが届き、3年契約で1億円とも伝えられる高額と、ACLでプレーできることが自身の成長につながるという気持ちもあって浦和に移籍してきます。
浦和での遠藤は、ほとんどの試合で3バックの中央でプレーしています。彼の能力で最も素晴らしいのは、至近距離でのシュートブロックの技術です。相手にとっては打っても打っても入らないストレスを溜めさせるプレーで、このプレーがあるからこそ、GK西川周作も守備範囲を限定できるので好セーブにつながっています。
また、時折見せるロングボールでのゲームメークも彼の武器です。湘南時代、チョウ監督の指導で狙っていた形です。浦和の前線がラファエル・シルバ、興梠といいボールに反応するタイプなので、このロングボールはチャンスにつながることも多いです。精神力の強さも持っており、相手にカウンターを食らうときに全力で戻り、阿部勇樹や柏木の帰陣を間に合わせることもできます。
今回は代表にも呼ばれ、手薄な感のあるボランチやCB候補として期待されています。イラクというチームが、ロングボールでごりごりと来るチームなので、彼のフィジカルとメンタルの強さが生きるのではと期待しています。