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戦略ミスが重なった敗戦(6/18浦和対磐田)

2017-06-19 22:04:14 | 浦和レッズ
昨日の磐田戦から一日経って、ようやく冷静に試合を振り返られるようになりました。2-4での敗因を挙げるとすれば、相手の狙いを読めなかったベンチや選手の判断ミスだったように感じます。立ち上がり、3バックで守ってくるかもと予想していた磐田が、前から積極的に入ってきました。2トップの川又、アダイウトンだけでなく、トップ下の松井やアウトサイドの宮崎なども絡んで、浦和に後ろからつながせない狙いでした。

磐田の攻撃はドリブルで崩すよりは、明確にストロングポイントとわかっている川又のポストプレーを使って、アーリークロスを放り込んできました。遠藤航がこれに対処しており、川又に後ろ向きでプレーさせることはできていました。それがわかっていながら、先制点の形は最悪で、松井の蹴るFKに壁を立たせず自由に蹴らせてしまい、しかもあれしかないとわかっている川又にヘディングで競り負けてDFラインの裏に出されるという二重の判断ミスをしています。

それでも、浦和は阿部勇樹の2ゴールで一時は逆転に成功します。この日はアウトサイドがあまり機能しておらず、宇賀神は攻撃をクロスで完結できず、関根もボールが足についていない不調でした。何とか、1トップ2シャドーで崩さないと苦しいと予想していましたが、ボランチという意外なところに「ゴールハンター」がいました。

その活躍を勝利に結び付けられない、後半の浦和の戦い方のまずさは指摘しないといけません。まず、同点ゴールのカウンターは、マイナスのクロスを送る予定だった柏木が、最もやってはならない相手にバイタルエリアで取られるボールを出してしまいました。そこからアダイウトンがGK西川と1対1になりますが、いいときの西川なら的確にボールにスライディングして、スローインに逃れてくれる形です。

しかし、西川はなんとアダイウトンに抜かれるという、ありえないようなミスを犯し、後は独走されるだけという悔しい点の取られ方です。また、その後松井に代わって投入された松浦に対する対応のまずさは最悪でした。パサーの松井が、スピード型の松浦に代わったということは、2列目からの飛び出しを狙ってくることは予想できるはずです。

その松浦が、2度もDFラインの裏にフリーで抜け出している失点の形を見ると、浦和は松浦の情報を持っていなかったのではという推測すらしてしまうほどです。これだけ、いつもの浦和ではありえない戦略ミスが出た以上、敗戦は必然でした。

書き足りないことが思いついたら、明日マニアック分析で補足します。



































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