欧州CLのベスト16、トットナム対ユベントスのビデオを見ました。トットナムはケイン、ユベントスはイグアインと強力なFWを持つチームですが、この両者のプレースタイルはだいぶ異なります。ケインもイグアインもポストプレーヤーという意味では同じですが、ケインは広い範囲を動いていろんな場所でボールを持てる強みがあります。
これに対し、イグアインは真ん中で張っているFWです。ケインはプレミアリーグ得点王、イグアインもセリエA得点王と実績もあり、この両ストライカー対決が興味深い試合でした。この試合は、ホームのトットナムが押し気味に試合を運びました。ユベントスの左FW、ディバラの動きが少なく、その位置をMFのマチュイディがカバーせざるを得ないので、どうしてもユベントスの攻撃がつながらない場面が続くことになります。
これに対し、トットナムでは左MFの韓国代表、孫興民が好調でした。ユベントスの右SBバルザーリに積極的に仕掛け、細かいタッチのドリブルで抜け出す場面もありました。試合はその孫興民が、右からのクロスを合わせてトットナムに先制点が入って動きます。初戦は2-2の引き分けだったので、トットナムにとっては大きなゴールです。
これに対し、ユベントスは後半に入っても低調でした。ほとんどボールをつなげない劣勢の中、DFのキエリーニ、ベナティア、バルザーリに警告が出る苦しい展開になります。これを見たアレグリ監督は、マチュイディを下げて左SBにアサモアを入れ、さらにCBのベナティアを下げて右SBにリヒトシュタイナーを入れます。
この交代が当たりました。リヒトシュタイナーが絶好調だったからです。リヒトシュタイナーを軸に右サイドを仕掛けられるようになったユベントスは、リヒトシュタイナーのクロスをケディラが頭で合わせ、そのボールにイグアインが反応して同点ゴールを得ると、CBキエリーニの縦パスからイグアインが前線で溜め、スルーパスをディバラが決めて2-1と逆転します。
この試合では、ディバラが仕事をしたのはこの場面くらいでしたが、それでも勝てるところはさすがユベントスです。リードを奪ってからの試合運びのうまさは絶妙で、得意の堅守速攻の形で時間を使って逃げ切ることに成功しました。欧州CL、ベスト8まで来るとだいたい常連組になる、いつもの展開とはいえ中身を見ると面白いものです。
これに対し、イグアインは真ん中で張っているFWです。ケインはプレミアリーグ得点王、イグアインもセリエA得点王と実績もあり、この両ストライカー対決が興味深い試合でした。この試合は、ホームのトットナムが押し気味に試合を運びました。ユベントスの左FW、ディバラの動きが少なく、その位置をMFのマチュイディがカバーせざるを得ないので、どうしてもユベントスの攻撃がつながらない場面が続くことになります。
これに対し、トットナムでは左MFの韓国代表、孫興民が好調でした。ユベントスの右SBバルザーリに積極的に仕掛け、細かいタッチのドリブルで抜け出す場面もありました。試合はその孫興民が、右からのクロスを合わせてトットナムに先制点が入って動きます。初戦は2-2の引き分けだったので、トットナムにとっては大きなゴールです。
これに対し、ユベントスは後半に入っても低調でした。ほとんどボールをつなげない劣勢の中、DFのキエリーニ、ベナティア、バルザーリに警告が出る苦しい展開になります。これを見たアレグリ監督は、マチュイディを下げて左SBにアサモアを入れ、さらにCBのベナティアを下げて右SBにリヒトシュタイナーを入れます。
この交代が当たりました。リヒトシュタイナーが絶好調だったからです。リヒトシュタイナーを軸に右サイドを仕掛けられるようになったユベントスは、リヒトシュタイナーのクロスをケディラが頭で合わせ、そのボールにイグアインが反応して同点ゴールを得ると、CBキエリーニの縦パスからイグアインが前線で溜め、スルーパスをディバラが決めて2-1と逆転します。
この試合では、ディバラが仕事をしたのはこの場面くらいでしたが、それでも勝てるところはさすがユベントスです。リードを奪ってからの試合運びのうまさは絶妙で、得意の堅守速攻の形で時間を使って逃げ切ることに成功しました。欧州CL、ベスト8まで来るとだいたい常連組になる、いつもの展開とはいえ中身を見ると面白いものです。