今日は中野ランニングフェスタの疲れを取るために休養し、自宅でDAZNのテレビから、J2の熊本対大宮の試合を見ていました。結果は1-2と大宮敗戦です。大宮の1点と熊本の先制点がセットプレーからのヘディングシュートで決まっており、ゲームのポイントは見分けにくい試合ですが、両チームがどういうチーム作りをしているかはある程度見えてきました。
大宮は4-4-2で、攻撃的MFがワイドに開く布陣です。FWに199cmの長身、シモビッチがいるので、彼にアーリークロスを合わせるのは一つの狙いとして使えます。もっとも、この布陣ではトップ下を置けないので、シモビッチが落としたボールを誰が受けるのかが不徹底な印象を受けます。2トップを組んだ清水にそれが期待されているのでしょうが、思い切ってトップ下気味に引くなど、何か変化をつける必要がありそうです。
この試合で、大宮はサイドハーフを交代させたところを見ると、サイドからの崩しという意味で課題があると監督が判断しているのでしょう。アーリークロスも一つの武器ですが、それだけに頼っていてはシモビッチを消されてしまうので、深くえぐってマイナスのクロスを狙うなどの攻撃も必要になってくるでしょう。
対する熊本の方は、2トップが巻と皆川という、長身FWを二人合わせる形です。ポストプレーヤー2枚の2トップは合わせにくく、両方とも待ってしまうと攻撃が機能しなくなります。そのため、熊本がどういう合わせ方をしているかは注目でしたが、巻が引き気味の位置でボールに触り、「前線のゲームメーカー」として皆川を生かすという形を採用していました。
サイドハーフよりは縦の攻撃を生かすのが熊本の考え方で、事実巻がうまくボールを収めたりヘディングですらす形から何度かチャンスを作っていました。最後は37歳のベテラン巻に90分はきついだろうという判断なのか、巻を安ビョンジュンと交代させていましたが、その安が決勝ゴールを決める活躍で、熊本が2-1と勝利することができました。
大宮はJ2降格で、かなり主力選手が入れ替わっておりチーム作りはまだこれからと感じます。鹿島をクラブW杯で準優勝まで導いた石井監督ですが、今の時点ではやりたいサッカーを表現するには至っていないと感じます。
大宮は4-4-2で、攻撃的MFがワイドに開く布陣です。FWに199cmの長身、シモビッチがいるので、彼にアーリークロスを合わせるのは一つの狙いとして使えます。もっとも、この布陣ではトップ下を置けないので、シモビッチが落としたボールを誰が受けるのかが不徹底な印象を受けます。2トップを組んだ清水にそれが期待されているのでしょうが、思い切ってトップ下気味に引くなど、何か変化をつける必要がありそうです。
この試合で、大宮はサイドハーフを交代させたところを見ると、サイドからの崩しという意味で課題があると監督が判断しているのでしょう。アーリークロスも一つの武器ですが、それだけに頼っていてはシモビッチを消されてしまうので、深くえぐってマイナスのクロスを狙うなどの攻撃も必要になってくるでしょう。
対する熊本の方は、2トップが巻と皆川という、長身FWを二人合わせる形です。ポストプレーヤー2枚の2トップは合わせにくく、両方とも待ってしまうと攻撃が機能しなくなります。そのため、熊本がどういう合わせ方をしているかは注目でしたが、巻が引き気味の位置でボールに触り、「前線のゲームメーカー」として皆川を生かすという形を採用していました。
サイドハーフよりは縦の攻撃を生かすのが熊本の考え方で、事実巻がうまくボールを収めたりヘディングですらす形から何度かチャンスを作っていました。最後は37歳のベテラン巻に90分はきついだろうという判断なのか、巻を安ビョンジュンと交代させていましたが、その安が決勝ゴールを決める活躍で、熊本が2-1と勝利することができました。
大宮はJ2降格で、かなり主力選手が入れ替わっておりチーム作りはまだこれからと感じます。鹿島をクラブW杯で準優勝まで導いた石井監督ですが、今の時点ではやりたいサッカーを表現するには至っていないと感じます。