オマーン戦プレビュー

明日の日本時間深夜1:00、日本代表はアウェイのマスカットで、オマーン代表と対戦します。初戦の吹田スタジアムでまさかの黒星を喫している日本代表としては、このアウェイ戦で勝って借りを返したいところです。2位争いのライバル、豪州とは勝ち点1差で、この試合の結果次第では2位に浮上する可能性もあり、より重要な試合になってきました。

オマーンは、クロアチア人のイバンコビッチ監督のもと力を上げています。代表メンバーがほぼ国内組というオマーンは、欧州の名監督にとっては合宿などでチームを熟成しやすく魅力的な環境のようで、初戦で研究されていない隙をうまく突いて日本戦を勝利しました。この試合は、オマーンにとっても相手に研究されているので、真価が問われる戦いになります。

オマーンは4-3-1-2が基本形です。3ボランチでバイタルエリアを消しに行くことで、日本戦ではトップ下の鎌田と1トップの大迫をうまく消しました。日本の戦術が4-3-3になった今は、また違った形で日本に対抗してくるでしょう。オマーンの強みはセットプレーで、ベトナム戦ではCKから2得点を得るなど一発の強さがあり、日本としては要注意です。

もっとも、今回は日本も強みを出せる試合になります。もし日本が4-3-3で行けば、SBとMFで連携しながらオマーンの両サイドを制圧する戦いも可能になります。前節、試合終了間際に痛そうにしていた伊東純也はどうやら打撲で済んだようで、スピードでオマーンの両サイドを崩せば、日本にとってゴールは近づいてくるでしょう。守田の出場停止は痛いですが、柴崎など代役にもいい選手はいます。

前回はこぼれ球がオマーンに出るなど、ちょっとしたところが味方せず、五輪組が疲れていてコンディションが悪かったのも響きました。その失敗は二度としないで欲しいところで、ちゃんと準備をしっかりできれば、オマーンはまだまだ負ける相手ではないことを、今回こそ証明して欲しいものです。

奥久慈風っこ号

この紅葉の時期限定で、常陸大子と水戸の間を運行している臨時列車「奥久慈風っこ号」の写真です。全席指定席で、私もこの列車に乗ろうとしましたがチケット完売で断念し、写真を撮るにとどまりました。大きな窓をしている車両で、この列車に乗ればまた違った感想も持ったことでしょう。それでも、この列車に乗れなかったことで永源寺の紅葉を見られたので、トータルでは良かったことにしておきます。