今、幕内上位の土俵を沸かす小兵、炎鵬(えんほう)について書きます。炎鵬は金沢学院大学を卒業した「学士関取」ですが、アマチュア時代には軽量級での実績程度で、序ノ口からのデビューでした。もっとも、序ノ口、序二段、三段目を連続で全勝優勝するなど、下位では格が違ったようで出世は順調でした。
この実績もあって、幕下時代に既に固定ファンがいました。炎鵬は167cm98kgと100kgにも満たない小兵ですが、既にかつての「業師」舞の海と比較できるくらいのところまでは来ました。幕内で100kg未満の力士は、舞の海、隆の山、炎鵬と数少ないですが、炎鵬の場合は舞の海より立ち合いで相手の懐に入る技術が優れていると感じます。
舞の海はよく、突き押しの力士に対し簡単に突き出されることがありましたが、炎鵬の場合はいろいろな工夫で大きな相手に対しても、潜る形は多く作れています。立ち合いの上手さは評価できますが、まだ炎鵬は筋力が舞の海より弱いようで、大きな力士に上からのしかかられると、潰される負けもよく見られます。
それでも、これほどの小兵が相手に立ち合い潜るだけでも場内は注目の的で、勝ったときは結びの一番にも負けないほどの歓声が上がります。その要因としては、同じ部屋に横綱白鵬がいるのも理由でしょう。現在の第一人者白鵬には、稽古場でも勝てないでしょうが、それでも「大きい力士をどうさばくかは自分との稽古で身に着けている。」と白鵬がインタビューで話していました。
これから楽しみになってくるのは、幕内遠藤との「アナウンサー泣かせ」の対戦です。炎鵬が出てきたときに、遠藤と区別がしにくいことから、NHKでは対策マニュアルでも作っていたのではと思われ、その成果を期待します。遠藤が前頭筆頭、炎鵬が前頭5枚目なので十分あり得る対戦で、これは取組より実況の方が面白そうです。
この実績もあって、幕下時代に既に固定ファンがいました。炎鵬は167cm98kgと100kgにも満たない小兵ですが、既にかつての「業師」舞の海と比較できるくらいのところまでは来ました。幕内で100kg未満の力士は、舞の海、隆の山、炎鵬と数少ないですが、炎鵬の場合は舞の海より立ち合いで相手の懐に入る技術が優れていると感じます。
舞の海はよく、突き押しの力士に対し簡単に突き出されることがありましたが、炎鵬の場合はいろいろな工夫で大きな相手に対しても、潜る形は多く作れています。立ち合いの上手さは評価できますが、まだ炎鵬は筋力が舞の海より弱いようで、大きな力士に上からのしかかられると、潰される負けもよく見られます。
それでも、これほどの小兵が相手に立ち合い潜るだけでも場内は注目の的で、勝ったときは結びの一番にも負けないほどの歓声が上がります。その要因としては、同じ部屋に横綱白鵬がいるのも理由でしょう。現在の第一人者白鵬には、稽古場でも勝てないでしょうが、それでも「大きい力士をどうさばくかは自分との稽古で身に着けている。」と白鵬がインタビューで話していました。
これから楽しみになってくるのは、幕内遠藤との「アナウンサー泣かせ」の対戦です。炎鵬が出てきたときに、遠藤と区別がしにくいことから、NHKでは対策マニュアルでも作っていたのではと思われ、その成果を期待します。遠藤が前頭筆頭、炎鵬が前頭5枚目なので十分あり得る対戦で、これは取組より実況の方が面白そうです。
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