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先日の楽天戦で、プロ初のサヨナラタイムリーを放った、西武ライオンズの岸潤一郎外野手を取り上げます。岸は野球名門校の明徳義塾高校の出身で、1年夏からレギュラーで試合に出ており、4度甲子園出場を果たしています。高校時代に、甲子園で今の巨人の4番打者の岡本和真を擁する智弁学園と対戦して勝つなど、将来を嘱望された高校時代ですが、大学では故障続きで拓大を中退する苦労をしています。
そんな岸が新天地に選んだのは、四国アイランドリーグの徳島でした。遊撃手も外野手もこなせた岸は、徳島で多くの試合に出場し、通算打率こそ2割7分だったものの、そのユーティリティ性も評価されて、西武ライオンズからドラフト8位指名を受けて入団してきます。年齢的には22歳と即戦力が期待されますが、1年目は一軍では5試合出場にとどまります。
岸のブレイクは今年です。開幕こそ一軍でしたが、当初は9打数無安打と結果を出せず一度二軍に降格します。そんな岸ですが、今季の西武は中堅手のレギュラーに期待していた金子が開幕から打てず、代わりに中堅手に定着していた新人の若林楽人が試合中の怪我で今季絶望になります。その、若林の怪我という千載一遇のチャンスを生かしたのが岸です。
岸は俊足ですが、パワーも兼ね備えており、一軍定着のきっかけになったのは交流戦の巨人戦で見せた本塁打でした。ここまで、一軍で9本塁打を放ち、意外性の一発という怖さは見せられるようになってきました。もっとも、打率が2割2分台と上位打線に置くには低すぎるので、今年は辻監督が我慢して二番で起用していますが、来季も試合に出ようとするなら改善が望まれます。
中堅手が守れて、守備範囲という意味でも決して悪くないので、やはり課題は打率です。シーズン途中までで20盗塁を記録した若林が戻ってくると、また厳しいポジション争いになりますが、大学中退という地獄を見てきた岸の、復活に賭ける思いを見ていきたいです。今季のライオンズはいろんな選手が台頭し、次の時代に向けて明るい兆しもあるので、岸がその一員になれるよう期待しています。
そんな岸が新天地に選んだのは、四国アイランドリーグの徳島でした。遊撃手も外野手もこなせた岸は、徳島で多くの試合に出場し、通算打率こそ2割7分だったものの、そのユーティリティ性も評価されて、西武ライオンズからドラフト8位指名を受けて入団してきます。年齢的には22歳と即戦力が期待されますが、1年目は一軍では5試合出場にとどまります。
岸のブレイクは今年です。開幕こそ一軍でしたが、当初は9打数無安打と結果を出せず一度二軍に降格します。そんな岸ですが、今季の西武は中堅手のレギュラーに期待していた金子が開幕から打てず、代わりに中堅手に定着していた新人の若林楽人が試合中の怪我で今季絶望になります。その、若林の怪我という千載一遇のチャンスを生かしたのが岸です。
岸は俊足ですが、パワーも兼ね備えており、一軍定着のきっかけになったのは交流戦の巨人戦で見せた本塁打でした。ここまで、一軍で9本塁打を放ち、意外性の一発という怖さは見せられるようになってきました。もっとも、打率が2割2分台と上位打線に置くには低すぎるので、今年は辻監督が我慢して二番で起用していますが、来季も試合に出ようとするなら改善が望まれます。
中堅手が守れて、守備範囲という意味でも決して悪くないので、やはり課題は打率です。シーズン途中までで20盗塁を記録した若林が戻ってくると、また厳しいポジション争いになりますが、大学中退という地獄を見てきた岸の、復活に賭ける思いを見ていきたいです。今季のライオンズはいろんな選手が台頭し、次の時代に向けて明るい兆しもあるので、岸がその一員になれるよう期待しています。
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