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リバプール対マンチェスターC

2022-10-30 17:24:18 | ワールドサッカー
今季好調なマンチェスターシティFW、ハーランドのプレーが見たくて、DAZNでリバプール対マンチェスターシティのビデオを見ました。リバプールもシティも4-3-3の布陣は同じですが、この両チームのカラーはだいぶ異なります。シティは4バックとは言っても、右SBのカンセロがMF的に高い位置を取り、CB2枚と左SBアケで3バックのような守り方をしてきます。

そうやって、右サイドを空けても、高い位置から取り返せる自信があるので、後ろは3バックとボランチの2枚さえ残っていれば良しとして、最大5枚で攻められる攻撃で相手より点を取って勝っているチームです。ハーランドは3トップの中央で起用されており、DFライン裏に走ることで短い距離のスピードを生かす攻めを期待されていました。

これに対し、リバプールの戦略も徹底していました。ハーランドに対しては2枚のCBとボランチで挟み込んでボールを入れさせないようにして、前半の多くの時間で消すことに成功します。また、カンセロの裏のスペースはもちろん狙っていて、そのポジションに左MFのチアゴを置いてパスをつなぐサッカーでシティに対して互角の攻めをすることができていました。

ハーランド側も対策してきました。できるだけ、相手CB2枚の外側でもらうようにポジションを取って、外側からシュートを狙ってきました。ハーランドは長身なので外側から頭で折り返す攻めも可能で、そのシュートを枠に飛ばすことはできましたが、リバプールGKアリソンが好プレーで止めました。一旦、ゴールかと思われたフォーデンのシュートは、その直前にハーランドがアリソンにファウルしたとの判定でノーゴールになります。

シティの前から強気に攻めてくるサッカーは、その裏は常に相手に狙われる宿命です。次第に、リバプールのカウンターが機能し始め、スピード型FWサラーがその俊足を飛ばすシーンが出始めます。シティボールのFKを処理したアリソンがロングボールでDFライン裏に蹴って、これをサラーが追いついて独走して、GKエデルソンが守るゴールに蹴り込んで1-0とリバプールが先制します。

この、両チームがお互いにボールを持つサッカーを目指した好ゲームは、そのまま1-0でリバプールの勝利に終わりました。ハーランドのゴールを見ることは叶わなかったものの、ポストプレーのイメージを持っていたハーランドが実はスピードも使えることは発見でした。ハーランドはプレミアリーグ得点王も狙える活躍で、来季はバロンドール(欧州最優秀選手)の可能性も持っています。


リバプールMFファビーニョ


リバプールGKアリソン


シティMFベルナルド・シウバ


シティFWデブルイネ

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