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湘南戦マニアック分析

2018-04-29 19:49:15 | 浦和レッズ
浦和は、オリベイラ監督の「継続性を重視する」のコメント通り、柏戦と同様の3-6-1の布陣で入ってきました。長澤、宇賀神をベンチスタートとして、阿部勇樹をボランチで、左アウトサイドには菊池を起用してきました。しかし、この日の浦和はなかなか攻撃をシュートで完結できませんでした。

課題として挙げられるのは、1トップの興梠慎三の孤立です。孤立してもいいから待ってもらい、クロスを上げればいいという考え方もありますが、興梠の場合ボールを持つことでリズムを出すFWなので、ボールが来ないと下がってきてしまうという癖があります。武藤が代わりにトップの位置に入ろうとしたようですが、武藤はこの日は存在感が薄く、なかなかプレーに関与できませんでした。

また、両アウトサイドの動きにも課題がありました。右アウトサイドの橋岡は18歳ということで体力面に課題があり、常にプレーに絡むことは難しかった印象です。大槻監督になって、若手に出番が与えられてチームに活気が出ましたが、そのメンバーをそのまま使うのはちょっと厳しかったようです。

先ほど挙げた「パスが回らない」問題は、何度も見られました。柏木や長澤といった、確実にボールを回して欲しいゲームメーカーでさえ、この日は感覚のズレが見られました。せっかく、後半は相手を押し込んでボールを支配し、相手のカウンターにマウリシオと遠藤が頑張って相手にチャンスを与えなかったのに、支配する割にはチャンスの数が少ない試合でした。

もちろん、決定力不足もあります。孤立が課題と書いた興梠ですが、一番可能性のあるシュートを打っていたのは彼でした。それでも、コースが正直すぎて相手GK秋元の守備範囲に飛んでしまいました。他の選手も、パスを考えすぎてシュートを打ち切れない、非常に歯がゆい試合展開でした。

それでも、まだ試合は続きます。オリベイラ監督も「水をワインにはできない」と一朝一夕には解決しないことを口にしています。W杯の中断前に拾える勝ち点は拾って、何とか降格圏からは遠い位置につけて、中断期間でのオリベイラ監督の手腕に賭けるしか、今の時点ではなさそうです。






























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