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能見篤史、現役引退

2022-09-15 22:29:26 | 他スポーツ
今日は写真の現役最年長投手、43歳の現オリックス、能見篤史投手の現役引退が発表になっていました。41歳のときに古巣阪神を戦力外になり、投手コーチ兼任でオリックスに移籍して、「他の投手が誰も行きたくない場面で投げる」という中継ぎ左腕でした。今季は、わずか4試合の登板にとどまったこともあって、今回の引退発表となりました。

能見は高卒で社会人野球の大阪ガスに進み、4年目までほとんど投げることがなく、戦力外を覚悟した5年目にようやくブレイクを果たし、社会人野球の日本選手権で2年連続大阪ガスを決勝進出させて、阪神からは自由枠(当時の逆指名ドラフト)で指名されて入団しています。阪神時代はエース左腕でした。プロ通算104勝を誇る、二桁勝利も5回達成している先発左腕でした。

彼の投球は、全盛期には三振が取れるというのが強みでした。2012年には最多奪三振のタイトルも獲得しています。直球のスピードは140kmちょうどくらいと、今の時代ではそれほど速くないですが、カーブをストライクゾーンに安定して制球できたことがこのタイトルにつながりました。その経験は、他チームで必要とされ、41歳という年齢でオリックスからリリーフとしてオファーが来ます。

2021年、能見はリリーフで26試合に登板して防御率4.03でしたが、投手コーチとしてオリックスを25年ぶりのリーグ優勝に導いた手腕を見せました。エース山本由伸からも一目置かれる経験を持つ能見のアドバイスも効いて、昨年のオリックスは山本由伸、宮城ら投手陣が引っ張ってリーグ優勝にたどり着きます。阪神とオリックスの両方で、最年長セーブとホールドの記録を達成した、投手としての力も最後まで持っていました。

私が応援する西武とはリーグが違ったこともあって、彼の写真は昨年のオリックス戦で撮れたこれだけです。それでも、ネタになるときは来るだろうと撮っておいたのがここで効いてきました。また、2000年代に活躍した投手が、一人去りますね。

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