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今日は埼玉スタジアムに行くので、甲府戦の記事の即日更新はできないかもしれないので、穴埋めネタを用意しておきます。以前は浦和レッズの試合の日の午前中は、試合に体力を温存しようと寝ていることが多かったですが、今の私は筋トレの成果で体力が戻ってきています。
こういう天気のいい日は出かけようと、6km近く歩いて写真の荒川河川敷の森に行き、例のように一本ブログネタを考えました。そのネタはワールドサッカーからで、現代の名将で知られるグアルディオラ(現バイエルン[ドイツ]監督)を取り上げます。
グアルディオラは1971年生まれの若手監督ですが、バルセロナで欧州CLを制するなど、既に世界有数の名将です。現役時代はバルセロナのボランチで、のちにライバルになるモウリーニョがボビー・ロブソンの通訳をしていた頃、選手だった関係があります。
グアルディオラの名前が強烈に刻まれたのはバルセロナを率いて来日した2011年のクラブW杯でした。当時決勝戦で対戦した相手はブラジル代表FWネイマールがいたサントス(ブラジル)で、世界でも屈指の好カードと期待していました。
しかし、この試合はバルセロナの強さだけが際立った試合でした。バルセロナの極端に高い最終ラインの位置と、驚異的なボール支配率で、サントスにまったくサッカーをさせない完勝を収めました。このバルセロナの4-3-3システムはグアルディオラの戦術の強さを示す結果になりました。
もっとも、一年の休養を挟んで、今回バイエルンで再び指揮を執る、グアルディオラは4-1-4-1のまた違った戦術で再び欧州制覇に挑戦します。アンカーの「1」のところはシュバインシュタイガーを起用する攻撃的な布陣ですが、昨日Numberの記事で読んだグアルディオラの練習方法は興味をそそられました。
それは、4-1-4-1の弱点を理解して、あえてそれに対応する練習をやらせることです。4-1-4-1と対戦する相手は、アンカーの「1」のところを狙うのが鉄則です。特にバイエルンはシュバインシュタイガーという本来攻撃的MFの選手を置いているのですから、そこを狙うのは当然です。
グアルディオラは、紅白戦のBチームに、シュバインシュタイガーを4人で挟めと指示を出して練習をさせます。そのプレッシャーの中で、シュバインシュタイガーは少ないタッチでさばくことを要求されます。弱点はわかっているから、逆にそこを重点的に強化するところはグアルディオラの手腕を感じる練習です。
グアルディオラは、12月のクラブW杯でバイエルンを率いる予定です。クラブ世界一を狙うのは当然としても、そこでバイエルンをどんなチームにして登場するか、楽しみに待ちたいと思います。
p.s.Numberの記事で知ったのですが、バイエルンほどの名門クラブがグアルディオラほどの名監督に通訳を用意していないのはびっくりです。グアルディオラは自分でドイツ語を覚えてきたそうで、選手と初対面でドイツ語が出てきたことにドイツ人選手は驚いたそうです。モウリーニョもインテル時代はイタリア語を覚えたので、監督は通訳に頼らない気概が要るのですね。
こういう天気のいい日は出かけようと、6km近く歩いて写真の荒川河川敷の森に行き、例のように一本ブログネタを考えました。そのネタはワールドサッカーからで、現代の名将で知られるグアルディオラ(現バイエルン[ドイツ]監督)を取り上げます。
グアルディオラは1971年生まれの若手監督ですが、バルセロナで欧州CLを制するなど、既に世界有数の名将です。現役時代はバルセロナのボランチで、のちにライバルになるモウリーニョがボビー・ロブソンの通訳をしていた頃、選手だった関係があります。
グアルディオラの名前が強烈に刻まれたのはバルセロナを率いて来日した2011年のクラブW杯でした。当時決勝戦で対戦した相手はブラジル代表FWネイマールがいたサントス(ブラジル)で、世界でも屈指の好カードと期待していました。
しかし、この試合はバルセロナの強さだけが際立った試合でした。バルセロナの極端に高い最終ラインの位置と、驚異的なボール支配率で、サントスにまったくサッカーをさせない完勝を収めました。このバルセロナの4-3-3システムはグアルディオラの戦術の強さを示す結果になりました。
もっとも、一年の休養を挟んで、今回バイエルンで再び指揮を執る、グアルディオラは4-1-4-1のまた違った戦術で再び欧州制覇に挑戦します。アンカーの「1」のところはシュバインシュタイガーを起用する攻撃的な布陣ですが、昨日Numberの記事で読んだグアルディオラの練習方法は興味をそそられました。
それは、4-1-4-1の弱点を理解して、あえてそれに対応する練習をやらせることです。4-1-4-1と対戦する相手は、アンカーの「1」のところを狙うのが鉄則です。特にバイエルンはシュバインシュタイガーという本来攻撃的MFの選手を置いているのですから、そこを狙うのは当然です。
グアルディオラは、紅白戦のBチームに、シュバインシュタイガーを4人で挟めと指示を出して練習をさせます。そのプレッシャーの中で、シュバインシュタイガーは少ないタッチでさばくことを要求されます。弱点はわかっているから、逆にそこを重点的に強化するところはグアルディオラの手腕を感じる練習です。
グアルディオラは、12月のクラブW杯でバイエルンを率いる予定です。クラブ世界一を狙うのは当然としても、そこでバイエルンをどんなチームにして登場するか、楽しみに待ちたいと思います。
p.s.Numberの記事で知ったのですが、バイエルンほどの名門クラブがグアルディオラほどの名監督に通訳を用意していないのはびっくりです。グアルディオラは自分でドイツ語を覚えてきたそうで、選手と初対面でドイツ語が出てきたことにドイツ人選手は驚いたそうです。モウリーニョもインテル時代はイタリア語を覚えたので、監督は通訳に頼らない気概が要るのですね。
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