8月1日、中国本土ド真ん中(北寄り)で皆既日食を観てきました。
正確には甘粛省金塔県という場所で、外国人には未解放の地とのことですが、
天文の専門家や当局が地理位置・気候条件・安全事情などを考慮しての決定だそうです。
印象を三つにまとめると、
①平和!
日本人だけでも幾つかの旅行社のツアーで100人以上いた様子。その他ヨーロッパや
韓国など各国のチャーターバスが来ていました。
かなりの日本人が高級カメラにレンズ、ハイアマチュアの方々は赤道儀や天体望遠鏡まで
駆使して本格的な観測をされている模様。
対して外国勢は、「自分の目と身体で実感できればそれで良い」という感じで、機材も
シンプルな様子。そして皆ニコニコして天体ショーに酔いしれている様は平和そのものです。
印象に残ったのは、太陽が欠けていく状況が良く分かる装置を設置したり、トランク利用の
スクリーンに色々な素材を通した半欠け太陽を投射したり、たくさんの日本人が知恵と工夫を
披露しあっていたことです。後ほど掲載の写真のような力作を惜しげもなく貸してくれたり、
利用させてもらえて、長い待ち時間を楽しくすごせました。
オリンピックも、こんな感じなら平和なのにな~・・・・・
②贅沢!
第一接触から第四接触まで入れても2時間弱、皆既食はたったの100秒足らずの
この天体ショーのために大枚を払ってたくさんの人が詰め掛けています。
空港で聞こえてくる大声の会話でも、「2017年のどこそこのは、もう予定に入れた」とか、
「いついつの洋上のは海上自衛艦をチャーターできないものかね??」など、
「皆既日食なら可能な限り立ち会うぜ!」という人がたくさん居る様子です。
撮影機材だけでなく、移動や宿泊を含めれば結構な費用がかかると思います。
それでも本当に好きなことには惜しまず投資できるなんて、贅沢な人生だな~と思いました。
③旅の良さ
2歳になったばかりの赤ちゃん連れカップルがいました。お父さんは観測・撮影のセッティングで
大忙しの様子。細身のお母さんは赤ちゃんに「これからお日様にどんなことが起こるのか」
「お父さんがどれだけ頑張っているのか」などを一生懸命語りかけ、ナント赤ちゃんもそれを
理解している様子なのです。彼はすごい天文学者に育つのかもしれません。
80歳近くに見えるご老体(失礼!)でも、穴を開けた紙を三脚に固定して、一生懸命
ご自分なりの工夫や撮影を試みる姿は、夢を持ち続けることの素晴らしさを教えて
くれます。
同じツアーの同年代の女性たちとは、健康談義に花が咲き、もちろん「自力整体」も紹介して
喜んでもらえました。まだまだ知名度が低くて、一般に知られていない健康法ですが、
ツアーコンダクターの若い女性も「たった1~2分教わっただけなのに効きました!」と
言ってくれました。
色々な巡りあいから学びあい、心身ともに健康になり、地球の健康にも貢献できそうな、
旅の素晴らしさを満喫できた6日間でした。
正確には甘粛省金塔県という場所で、外国人には未解放の地とのことですが、
天文の専門家や当局が地理位置・気候条件・安全事情などを考慮しての決定だそうです。
印象を三つにまとめると、
①平和!
日本人だけでも幾つかの旅行社のツアーで100人以上いた様子。その他ヨーロッパや
韓国など各国のチャーターバスが来ていました。
かなりの日本人が高級カメラにレンズ、ハイアマチュアの方々は赤道儀や天体望遠鏡まで
駆使して本格的な観測をされている模様。
対して外国勢は、「自分の目と身体で実感できればそれで良い」という感じで、機材も
シンプルな様子。そして皆ニコニコして天体ショーに酔いしれている様は平和そのものです。
印象に残ったのは、太陽が欠けていく状況が良く分かる装置を設置したり、トランク利用の
スクリーンに色々な素材を通した半欠け太陽を投射したり、たくさんの日本人が知恵と工夫を
披露しあっていたことです。後ほど掲載の写真のような力作を惜しげもなく貸してくれたり、
利用させてもらえて、長い待ち時間を楽しくすごせました。
オリンピックも、こんな感じなら平和なのにな~・・・・・
②贅沢!
第一接触から第四接触まで入れても2時間弱、皆既食はたったの100秒足らずの
この天体ショーのために大枚を払ってたくさんの人が詰め掛けています。
空港で聞こえてくる大声の会話でも、「2017年のどこそこのは、もう予定に入れた」とか、
「いついつの洋上のは海上自衛艦をチャーターできないものかね??」など、
「皆既日食なら可能な限り立ち会うぜ!」という人がたくさん居る様子です。
撮影機材だけでなく、移動や宿泊を含めれば結構な費用がかかると思います。
それでも本当に好きなことには惜しまず投資できるなんて、贅沢な人生だな~と思いました。
③旅の良さ
2歳になったばかりの赤ちゃん連れカップルがいました。お父さんは観測・撮影のセッティングで
大忙しの様子。細身のお母さんは赤ちゃんに「これからお日様にどんなことが起こるのか」
「お父さんがどれだけ頑張っているのか」などを一生懸命語りかけ、ナント赤ちゃんもそれを
理解している様子なのです。彼はすごい天文学者に育つのかもしれません。
80歳近くに見えるご老体(失礼!)でも、穴を開けた紙を三脚に固定して、一生懸命
ご自分なりの工夫や撮影を試みる姿は、夢を持ち続けることの素晴らしさを教えて
くれます。
同じツアーの同年代の女性たちとは、健康談義に花が咲き、もちろん「自力整体」も紹介して
喜んでもらえました。まだまだ知名度が低くて、一般に知られていない健康法ですが、
ツアーコンダクターの若い女性も「たった1~2分教わっただけなのに効きました!」と
言ってくれました。
色々な巡りあいから学びあい、心身ともに健康になり、地球の健康にも貢献できそうな、
旅の素晴らしさを満喫できた6日間でした。