kotoba日記                     小久保圭介

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月9で泣いて悪いか!

2008年05月26日 | 生活
月9は、「チェンジ」。
これが今、面白い。

9時の楽しみに向けて、
一日を過ごすという、
何ともうきうきする日です。

ドラマには、夢がある。
こんなことは現実にはあり得ない、
と思っていても、
ドラマの中では現実に起こっている。
それは小説でも同じ。

キムタク主演なのですけど、
世の中にはけっこう、キムタクがきらいな人も多くいて、
僕はむしろ、キムタクの演技がかなり好きです。
だからといって、キムタクのドラマを全部見ているわけじゃないけど、
今回の「チェンジ」では、以前にも書いたけど、
すんごく、かっこいい、演説のセリフがある。
そこのカタルシスというのは、かなり強力で、
録画したビデオを何度もそこだけ見入るというほどで、
僕は今日、ううう、いかん、と思いながらも、
総理大臣に立候補して初めての街頭演説をするシーンあたりで、
もう涙が出てきてしまいました。
こんな政治家がいればいいな、
と素直に僕は、
脚本家の思うつぼにタコとなって入るのです。ぐにゃ。
タコでもいい。イカでもいい。
ツボがあれば、罠だろうがなんだろうが、
入ってしまうのがこの世知辛い世の中の、
少ない愉楽である。つぼに入るのは愉楽でしょ?

ソファーでだらっとテレビを見ていた、N。
僕は目に涙をいっぱいためて、
「ドラマっていうのはさああああ、夢なんだ。現実ではありえないけど、
ああ、こんなことが本当にあったらいいのになあ、素敵だろうな、っていう、
ドリームなんだ」
と涙がこぼれそうギリギリの状態で言うと、
「えー、泣いてんの!!??☆$#’’?!!」
と、こきゃーがった。
もの凄く恥ずかしかった。今度は月曜日の9時には、
来客を断る決意をした。
僕の恥ずかしさと、ムッとした表情を察してか、
Nは、
「キムタクってさあ、活劇うまいもんねえ」
と補足した。
活劇、って、何だ?
Nは結構、むつかしい言葉を知っている。
それから、活劇の意味をヤフー辞書で調べました。
なるほど。立ち回りっていう意味じゃないのですね。ふむ。


「ええなあ、僕も脚本書こうかなあ」
と言ったら、
「それがいいよ、圭介さん」
とNが言った。
やってみたい、脚本。

いやあ、それにしても、月9は楽しい。
Nが10時に帰ってから、
録画した「チェンジ」をもう一度見て、
泣いたことをヤツは知らない。
でも、ほんと、キムタクって、演技、巧いし、言葉に気持ちが入っているよ。

僕はよく思うことがあって、
役者っていうのは、その役をやるとき、
もちろん、役作りをするのだろうけど、
基本的に、その役柄の性格を元々、持っていると思うのです。
だから、演じていても、それは役者本人の中にある物であって、
きっとキムタクも、あんなふうに、ピュアで情熱的な人だと思うのですけど。

そして、
ああ、
来週も楽しみです。
これで一週間、頑張れる。
コメント (2)
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