kotoba日記                     小久保圭介

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前向きスイッチ

2008年05月27日 | 生活
朝から晩までずっとモニターを見ているので、
目が痛い。
なので、夕方、もうだめだ、と、
散歩。
本当は目をつむって、眠るのも良いけれど、
DVDも返さなきゃいけないし、散歩。

歩いたことがない道を歩くのがかなり好きなので、
なるべく道を選んで歩きました。
先日も、名古屋駅からここまで歩いてきたのですけど、
その時も、夜でしたけど、初めての通りを行くと、
やはり、きょろきょろしています。
とくに、何かあるというわけじゃないけど、
何かあるかもしれない、とも思わないけど、
「ふーん」とか「へえ」とかの、小さな感動はあります。

今日は、久しぶりに、
ある公園に行きました。
公園内を横切って歩いてみると、
池があって、その前にベンチがありました。
そこに座っていると、夕空があって、
緑があって、揺れる水面があります。
ここは、いい所。
奥田民生の「フロンティアのパイオニア」を、
パフィーがCMで歌っていて、
コピーが、「前向きスイッチ」。
まさしく、この池の前のベンチに座っていると、
前向きスイッチがオンになり、
「行こう!!」という気分になりました。
歩いていると、こういう思いがけない場所に出くわすのです。
これを喜びともうします。

それから、公園内の道を行き、
細い道があって、両脇は草で、
曲がりくねっていて、
とても良かった。
それから、西に向かってどんどん歩きました。
たぶん、3時間ぐらい歩きました。
バカみたいと思われるかもしれないけど、
散歩の語源は、毒を飲んでしまった昔の偉い人が、歩いて体から毒気を散らす、
から、きているらしいです。
誠に、散歩とは疲れた頭(脳)にも良いし、アイディアも浮かぶときがあるし、
体には良いし、思考がクリアーになることは、本当です。
体を動かすということが、どれだけ思考に関わっているかが、
誠に実感できまーす。

それで夜になって、まだ家に帰れなくて、
歩いていると、スメ[ツジムがありました。
そこで機械の上で走っている人や、
歩いている人がいて、
一度、ああいうのもやってみたいな、
と思いました。

散歩。
何が一番楽しいかというと、
何が楽しいんだろう、わかんないけど、
やっぱり楽しい。
本能かな。。

軽装で歩くのが一番、良いです。
そして、今日、家に近くなったころ、
前向きスイッチがバンバンに入った僕の足は、
かなり早く動いていました。

---

そうそう、今朝、夢で、
柄谷行人の夢を見ました。
3つの小説を(くるくるにまるめた紙)、
何かのスメ[ツの審判みたいなことをしている、
柄谷行人に渡す夢。
それはたぶん中上健次から預かった原稿。
柄谷はニコニコして、それを読み始めていました。飛ばし読みみたいで。

うーん、ちょっと、中上健次が熊野に行く前後から、
僕に来ているかもしれません。
何か、凄く暗示的な夢でした。

コメント
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