究極の美は、戦闘機だと常々思っている。
子供の頃、絵を描いた。
ゼロ戦、隼、飛燕、疾風、
ムスタング、グラマン、
スピットファイヤー、メッサーシュミット、、、
無駄を省き、機能を追求し、飾りを一切付けず、
なんとも美しい姿か!
機能を追求した美しさは、働く車にもあると思う。
今朝は出る用事があり、時間が少しあったので、
いつもの港に寄ってみた。
抽出コーヒーの自販機があるので、
しばらくフェリーの出港を見送っていた。
港に来るとトラックが多い。
それも、でかいのが来てる。
子供の頃、舗装工事が盛んに行われていた。
まだまだ砂利道が多かったのだ。
まずは、グレーダーで道を削る。
ダンプが砕石を運んできて均す。
ロードローラーで締める。
アスファルトを敷き詰めていく、なんていう車だろ?
タイヤローラーできれいにしていく。
それは見ていて楽しく、
アスファルトのニオイもワクワクするものだった。
また、資材置き場に行くと、
大型ダンプが砂利や砂を運んできて降ろし、
シャベルで小型のダンプに積む。
よく、砂利や砂の山に登って遊んだ。
若い頃、運転手が居ないということで、
土建屋のバイトを頼まれた事がある。
二つ返事でOKだ!
と、いうか、こちらからお願いしたいところだ。
シャベルで砂利をダンプに積んで、
ダンプで運んで、ガガガーーッと降ろす。
こりゃ~たまらん。
朝から晩までやっていても飽きなかった。
そのうち、走行中、こぼれないように、
シャベルのバケットの下側で抑え付ける技を覚え、
ダンプで降ろすと、隅々に残らないように
アオリをパタンといわせる技を覚え、
走りながらダンプを降ろしたり、
ダンプを少しづつ上げながら、
前に移動して道に砂利を撒いたり、
運転を楽しんだことがある。
こんなでかいトラックと並ぶと・・・
運転が楽しいと言われてるビートだが・・・
きっと、向こうの方が断然、楽しいような気がする。
実際の性能も良いんだと聞きます。
働く車が纏っているカタチは
その目的から導きだされたもの。
やっぱり、
機能から出来あがる「デザイン」には
有無を言わさぬ魅力があると感じます。
操る楽しさもひとしお…でしょうね!
ちょっと前までは、F1マシンなんて、一目でわかったのに、
最近は、どれがどこのかだれなのか、わからなくなってきました。
そーいえば、TVに出てる若いおねいちゃんもみんな同じに見えてしまい、だれがだれなのか?
まさかコンピューターで・・・? ってことはないね。
アイドルの場合は、
…特定部位の外科手術の先生が同じ、とか…(←コラッ)