法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

『ダ・ヴィンチ・コード』を見てきました。

2006年05月29日 23時33分51秒 | 日乗

 今日は、仕事がお休みだったので、『ダ・ヴィンチ・コード』を見てきました。
 錦糸町で、午後3時から見たのですが、ほぼ満席。人気と宣伝の効果が感じられました。

 さて、感想ですが、・・・・・。
 上映が終わってからの会場の雰囲気は、あまり良いものではありませんでした。
 私は、一応、小説を読んでから見たのですが、小説は行きつ戻りつしながらもハラハラドキドキしながら走り読みました。
 が、映画は、ストンと落ちませんでした。
 キリスト教のことにも西洋史のことにも知識の乏しい私などは、ただただ頭でストリーを追うだけで精一杯。心に響くものは皆無でした。
 キリスト教や西洋史が身に付いている方なら、好き嫌いは別にしても、もう少し身近に感じられる作品かも知れませんが・・・。
 日本的な感性には、訴えてくるものが少ないかな・・・というところです。

 まあ、映画に限らず、何事でも、流行するところには、感動や真理は遠いように思いますねー。(この前の選挙の,“何とかチルドレン”もしかりかな?)

 私の、キリスト教理解と西洋史理解の貧困を棚にあげてですが、おすすめとはいえませんでした。

 但し、監督のロン・ハワードトム・ハンクス オドレイ・トトゥ ジャンレノ さんがお好きな方は、どうぞ、どうぞです。

 さて、今日の朝日新聞朝刊の 「北極異変・グリーンランド溶解」「薄氷の狩猟生活」は、地球温暖化の深刻なレポートであるとともに、グリーンランドで現地の女性と結婚して生活している日本男性(大島育雄さん58才)の、自然と共に生きる示唆に富む生活ぶりには感動します。

 朝日新聞の購読者でない皆さんは、ぜひ、図書館等でご覧ください。

 

  先程、テレビで、米原万里さんがお亡くなりになったとのニュースが流れました。米原さんの著作は全く読んでいませんし、情報も何もなかったのですが、テレビでお見かけしただけの方でしたが、素敵な女性だなーと思っていました。
 インターネットで調べたところ、日本を代表するロシア語通訳もされていたんですね。
 明日、中央図書館で、米原さんの著書を借りてこようと思います。

 ご冥福をお祈りします。

 

 

コメント
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