十数年前から、ヨーロッパに出かけています。
その頃は、各都市のターミナル駅には、大勢の若者が大きなリュックサックを抱えては自分の乗る列車を待ってたむろしていました。健康的な感じ・素朴な感じ・たくましさを感じたものでした。
ところが、この頃、そのような若者が減っているように感じています。
そうそう。
私が若い頃、今から40年近く前になりましょうか、新宿駅・上野駅で上越や信越の山々に出かけるために夜行列車待つ若者が大勢いたものでした。
でも、最近はそのような光景にも出会いません。
若者から「泥臭さ」が敬遠されているのでしょう。
その反面、ヨーロッパでも日本でも、老人の姿が多くなりましたねー。どちらかというと「みすぼらしい」感じの老人が。
すべて人間は、必ず老人になります。
その時に、「みすぼらしい老人」なるより「つつましい老人」になりたいものだと感じます。
ただ、この頃は、ヨーロッパも日本でも、老人には「住みにくい」社会になっているように思うのです。
例の「グローバリゼーション」という“ヤツ(仕組み)”は、青少年にも老人にも、もちろん多くに人々を幸せにしない仕組みではないでしょうか !
くりのみ会のホームページで、「フランス紀行」をup中であります。
ご覧下さい。